純正の綺麗なテールライトも良いものですが、最近の流行りはホワイト系又はブラック系ですよね。
それを実現するにはテールライトそのものを換装するというのが一番手っ取り早いですが、高い!
残された選択肢はスプレーで塗装するかフィルムを貼るかということになります。
ホワイト系のフィルムはなかなか手に入りませんし、白系のフイルムを貼っても純正のような透明感を出すのは難しそうなので、今回はブラックのフイルム貼りに挑戦です。
とは言ってもテールライトは結構球面があるので難しそうです。
実は今回、最初は安めのフィルムを使って挑戦してみたところ大失敗してしまいました(泣
仕方ないので、少し高めのフィルムを使って再チャレンジ。
2回目と言うこともあり、また空気抜け機能が付いているフィルムなのでうまく貼れました。
今回の記事では両方とも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
アマゾンで安めのフイルムを使ってテールライトをスモーク化してみました。
まずはアマゾンで販売している安めのフイルムです。
使った道具は下の通りです。
TECKWRAP ヘッドライトフィルム 浅黒(ライトブラック) 30cm×200cm アイラインフィルム テールランプフィルム グロス(艶有り) フィルム シート シールタイプ
球面を出すために、フィルムを熱する必要がありますが、これは家庭のドライヤーでは無理だと思います。
ヒートガン elesories HG1012 ホットガン ヒートエアガン 2段階風速 無段階調温可能 50~650度 多用途ホットガン ノズル5本付き 三角スクレーパー1本付き PSE認証 二重絶縁 (本体+付属品)
なので、きれいに貼りたいと思うのでしたらぜひヒートガンを購入することをお勧めします。
私が購入したのはこちらのヒートガン↑
価格が安いのに、温度も弱から強までダイヤルで切り替えることができ、付属品もたくさん付いてお得です。
さて、施工前のテールライトの写真はこちらです。
平べったいテールライトなら簡単なのでしょうが、このテールライトのように球型に近いようなテールライトは結構難しいです。
家庭にある何かのスプレーのようなものを、霧吹き代わりにして使います。
ご自宅の中性洗剤を2〜3滴入れてそこに水を入れるだけでokです。
テールライト全体にこの石鹸液を吹き付けます。
続いてあらかじめテールライトの大きさに切断したフィルムを貼っていきます。
直線に近い平面を貼っていき、丸くなっている部分にさしかかるところからテクニックが必要になります。
まずはヒートガンで貼る部分全体を温めます。熱すると言ったほうがふさわしいですね。
ヒートガンでフィルムを熱するとフィルムはとても柔らかくなります。
この時にフィルムを引っ張ってはいけません。
ヒートガンを使ってフィルムを熱した後、しばらく冷ます位の感覚が必要です。
その後引っ張って貼るのではなく、スキージーでゆっくりと押し付けていきます。
石鹸液を下に吹き付けてあるので本来ならば、このまま押し付けていくとうまく貼れるのです。
しかし空気抜けが付いていないフィルムではなかなかうまくいきません。
また無理矢理貼っていくと、フィルムがシワになってしまいます。もちろん材料の質にも依存するでしょう。
最も凸がきつい部分は本当にうまくいきません。途方に暮れて泣けてきます。
自分のやり方が悪いのかと思い、半ば諦めつつも作業を進め出来上がったのがこちら。
どうでしょうか?
一見うまく貼れているように見えますか?
しかしこれをアップで見ると悲惨です。
手作り感満載で、しかも汚い!
凸の部分はうまく貼れなかったので、シワになった部分を四角に切り抜いて、つぎはぎしています。
ある意味最低レベルの仕上がりですね( ; ; )
遠目にみれば分かりませんが、1メートル以内に近づくとすぐに汚いのが分かります。
このまま乗り続けてもよかったのですが、やはり乗っていて気になり我慢できなくなります。
(そのままなんて正気の沙汰ではない!)(面倒くさがらずさっさと貼り直しなさい!)
次はアマゾンで少しだけ高い空気抜け気候があるフィルムでチャレンジです。
Ilmondomall ヘッドライトフィルム テールランプフィルム フォグランプフィルム ライトブラック (030×200cm, ライトブラック)
こちらは価格は、私が買った時は1550円で、ほんの数百円高いだけですが、空気抜けが付いています(ついているはず!?)。
YouTubeでは、5~6000円するようなプロ向けのフィルムが勧められていますが、さすがにそれはちょっと…と言う感じです。
今回購入した、これぐらいの価格ならば失敗しても再チャレンジする気になれますからね。^_^
失敗することが前提ではありませんが、なにぶん素人ですから。
と言うことで今回も同様に、霧吹きで石鹸液を全体に吹きつけて作業を始めます。
2回目なのでやはり手際は少し良くなったように思います。
再度書きますが、ヒートガンを使って熱したフィルムを柔らかい時に無理に引っ張らないこと!!
が大事です。
これをやると、シワになったり、グダグダになります。
引っ張って貼ってしまうと、違う部分のフィルムが余計に余ってしまいますので収拾がつかなくなります。
引っ張らずに貼って、多少余ってだぶついているように見えるフィルムも、ヒートガンで熱してからスキージーで押し付けて貼っていくと、水抜きのせいなのか材質のおかげなのか、不思議ときれいに貼れます。
それでも球面に貼っているわけですから、最後のほうになるとフィルムが結構だぶついてきます。
この最後の仕上げのコツは、やはりヒートガンで熱した後、ある意味無理矢理貼り付けます(笑
ここはさっきと逆で、少し引っ張る作業が必要になります。
フィルムを引っ張ってできるだけシワが残らないようにして、フィルムの端をテールライトの隙間に押し付けてしまいます。
そのままでは剥がれてしまうので、スキージーをテールライトの隙間に押し込みテンションを保ちます。そのままでヒートガンでゆるく熱してやります。
このような場合、やはりスキージーは2つあると便利です。
その状態でもう一つのスキージーで空気を押し出していくと言う感じです。
出来上がりがこちらの写真です。
遠目に見ても、アップで見てもきれいに貼れました。
2回目と言うことで若干手際が良くなったこともありますが、やはり私の技術と言うよりもフイルムの違いだと思います。
後からのルックスも少し引き締まったように見えませんか?
まとめ
今年の年末は帰省もできませんので、時間を有効に使って、皆さんもご自宅で試してみてはいかがでしょうか?
今回試したフィルムはいずれも比較的安いレベルのものです。
Amazonの評価では、両方とも3.5の星。
レビュー数は前者が164、後者が129(2020/12/24現在)。
Amazonの評価に頼るのは、結構危険なように思います。
今回は人見御供になりましたが、千円以内の損失なので、「練習」だと思えば安い授業料です。
簡単とは言えませんが、2回連続でやれば大抵の方は成功するのではと思います。
時間は、、、、そうですね両方で2時間くらいかかりましたよ。
健闘を祈ります!