海外小切手の換金を実践!取り扱い銀行や方法を徹底解説

海外の銀行口座の小切手、これって厄介なんですよね。

海外に口座を持っていたり、海外取引をしたりすると小切手で支払われることがあります。

「いや小切手はやめてくれ!」って言っても、意外に円に変換して振り込んではもらえないのです!!

日本では小切手には馴染みがないのですが、特にアメリカでは小切手はごくごく普通に使われていますしね。

今回私はハワイにある自分の口座の預金を日本で引き出したく、自分で小切手を振出しました。

更に、ハワイ州税務局からのTax Returnも小切手で受け取ったので、それも換金する必要があったのです。

日本の銀行や郵便局の口座からは海外に送金できますが、海外の預金口座はインターネット振り込みがなかなかできないのです。

なので、自分の口座であっても日本で現金化するには小切手を振り出すしかないのです。

自分口座の$を引き出そうとすると、ちまちまと街のATMで手数料を支払って降ろすこともできます。

ですが多くの場合、1日五万円程度しか降ろせません。金額が大きい場合は、これは現実的ではないですね。

ということで今回は、海外の小切手を日本で現金化する方法について書いていきます。

取り立てができる銀行

まず知りたいのは、どこで換金できるのかってことですよね。

意外と換金できる銀行は限られています。

この記事を書いている2018/10/30現在で、取り立てができる銀行を調べてみました。

(米ドルの場合)

みずほ銀行(手数料2500円+郵便料+印紙代)

三菱UFJ銀行(手数料5000円+郵便料+印紙代)

SMBC信託銀行(手数料2000円+印紙代)

足利銀行(手数料3000円+郵便料+印紙代)

八十二銀行(手数料4000円+郵便料?+印紙代)

西武信用金庫(手数料 不明円+郵便料+印紙代)

など

(注:全てを網羅しているわけではありません)

大手都市銀行の三井住友銀行は、2018/5/21付にて海外小切手の取り立てを停止しています。

上記手数料以外に、振り出した銀行に対する手数料が概ね1小切手につき2500円程度かかります。

基本的に、上記銀行口座を開設している必要があり、その口座を開設している支店でないと取り扱いしてもらえません。

銀行によって手数料がずいぶん違います。

まずは、自分の口座のある支店に電話して聞いてみるのが近道かもしれません。

「海外振り出しの小切手の取り立てはできますか?手数料はいくらですか?」

と尋ねてみましょう。

 

過去には、get2cash.comなどという取り立て業務を専門に行う業者もありましたが、最近はマネーロンダリングの規制が厳しくなり、ほとんどが廃業しています。

実際の手続き

今回私は自分の預金口座からの振り出しと、ハワイ州政府からの税返還小切手の手続きをしました。

自分の預金口座はハワイの地方銀行であるTerritorial Savings Bank。

ハワイ州政府が降り出したのはFirst Hawaiian Bankでした。

私が口座を持っているみずほ銀行の支店に赴き、必要書類を書いて取り立てをしてもらいました。

行員さんは慣れていないようで、手続きには結構時間がかかりました。

慣れていれば多分、10分ほどで書き終わる書類なのですが、奥の方にいる上席に何度も確認を取りに行ったり、書類をコピーしたりと、結局、1時間程度時間がかかってしまいました。

書いた書類は一種類だけです。2銀行分で合計二枚。今回私はドルのまま、みずほ銀行のドル口座に入金を依頼しました。

日本円に変換して入金を依頼すると、入金時のドル円換算で入金され、為替手数料が取られます。

この書類はその銀行の書類なので、行員さんの目の前で行員さんと話をしながら記入します。

なので、書き間違うことはないと思います。

小切手が相手から振り出されたものや、政府が振り出したものであれば問題はないと思いますが、もし私のように自分で自分宛に小切手を振り出す場合にはその書き方を知っておいた方がいいですね。

上の画像は実際に振り出した小切手です。

  • Dateはその小切手を書いた日付です。通常その日から60日〜90日は有効となります。
  • PAY TOには受取人の名前を英語で書きます。
  • THE ORDER OFには支払い金額を英語で書きます。
  • $の部分には、支払い金額を数字で書きます。
  • MEMOは覚書なので、基本何も書かなくてOKです。
  • 右下には振出人、つまりあなたの名前をサインで書きます。念のためローマ字でも書いておきましょう
  • そして、裏面にもサインをしてください。これは受取人としてのサインです。

 

特に間違いやすいのが、2行目のTHE CHECK OFの部分ですね。

ここには英語で金額を書きます。上記の例ですと$10,000の小切手なので、ONE THAUSANDと書きます。

もし、$12,500ならば、TWELVE THOUSAND FIVE  HUNDREDと言う風に書きます。

一番下は、振り出し人の署名、サインです。

そして、大事なことは、この小切手の裏に自分のサインをすると言うことです。

行員さんから指示されるとは思いますが、慣れていない行員さんの場合忘れるかもしれないので、注意してください。

これら手続きをしても、口座に十分な預金がなかったり、書類が不備で取り立てが失敗した場合、上記の手数料はしっかりと取られますので、ご注意を!

 

最後に、この小切手の一番右上に「99」と書いてありますね。この番号がこの小切手の番号です。一番下にずらずらと数字が並んでいるのですが、この数字は使いません。

銀行の取り立て書類にも「小切手番号」を書く欄がありますので、間違えないようにしてください。

 

その他の注意

小切手の金額が大きい場合、結構警戒されます。

別に私、怪しいものではなく、仕事の途中にスーツ姿で行ったのですが、それでも、「換金できるかどうか確認が必要です」と言われました。

実は私、去年も同じ支店で同じくらいの金額を取り立てしてもらっているので、そのまま手続きを進めてもらいました。

ですが、そうでなければ、「翌日もう一度来てください」っていうくらいの流れでした。

これを避けるには、そのお金がなんのお金なのかを示せる証拠書類を持って行ったほうがいいと思います。

必要な持ち物一覧

  • 免許証などの身分証明書
  • 銀行印
  • 通帳またはキャッシュカード
  • お金出どころがわかる書類
  • 自分の口座からの振り出しの場合、口座残高のコピー

現金化できるまでの日数

さて国内の銀行に取り立てを依頼して日本の預金口座に着金するまでの日数ですが、それはその日本の銀行と相手の銀行に取引があるかないかで変わってきます。

取引がある銀行の場合は数日で着金します。

取引がない銀行の場合は、 一ヶ月前後日数がかかると思っておいた方がいいでしょう。

ちなみに、私が手続きをしたのが10月11日。そして本日が10月30日。すでに銀行口座からは引き出されているのですが、みずほの口座には着金してません。

 

まとめ

今回は外国銀行の小切手現金化についてまとめてみました。
日本では馴染みのない小切手ですが、相変わらず米国では現役です。

今回、実は別件で、ほとんど使用していないアメリカの別口座を解約しようとしました。

アメリカの銀行口座は、一定期間取引がないと毎月10ドル程度の口座管理料を取られるのです。

電話をかけて口座解約を申し入れたところ、気軽に応じてくれました。
ですが、その口座には60ドルが入ったままでした。

電話の相手は気軽に「60ドルの小切手を送りましょうか?」と言ってくれましたが、丁重にお断りしました。

この60ドル。セブンイレブンのATMで降ろそうとしたのですが、ダメでした。
多分最低引き出しの基準があるのでしょう。

少額小切手、、、、手数料を考えると、諦めるしかないですね。

60ドルの小切手をもらっても、手数料やら手間やらで手元にはほとんど残りませんからね(泣)

やっぱりこのシステムは不便です。

はやく仮想通貨の世界が一般化して、通貨のやりとりがもっと簡単になればいいですね。

しかし、マネーロンダリングの問題がありますから、そんなに簡単ではないか!