私は、いつもダイナースのポイントが貯まるとユナイテッド航空のマイレージに交換して海外旅行を楽しみます。
ほぼ無料なのに、それ程苦労することなく予約が取れて海外旅行を楽しむことができます。
今回利用したのはアシアナ航空。
成田から仁川経由でロサンゼルスまでビジネスクラスでの旅です。
ダイナースで交換できる航空会社のマイレージはそれほど多くありませんが、その中でユナイテッドエアラインのマイレージはとても使いやすいので助かります。
他の航空会社のマイレージプログラムですとなかなか予約が取れないのですが、ユナイテッドエアラインですと比較的航空チケットを予約しやすくなっているのです。
ユナイテッドエアラインは、スターアライアンスに入っているのでANAやアシアナと提携しています。
ユナイテッドのホームーページから航空券を予約する際に、ユナイテッドだけでなく、ANAやアシアナの航空券にも予約が入れられます。
今回は希望日の中で一番マイル数が少なくて済むアシアナ航空で、成田から仁川を経由してのロサンジェルスまでの旅です。
うれしいことに今回の旅ではエアバスA380に乗ることができます。
このエアバスA380は、肝煎りで市場に投入されたのですが、採算が合わないと言うことで既に生産中止が決まっています。
今世紀最後の豪華総2階建て航空機なので一度は体験したい航空機ですよね。
成田のユナイテッドエアラインビジネスクラスラウンジで休憩
まず成田では、ユナイテッドエアラインのビジネスクラスラウンジ、レッドカーペットを利用します。
成田ではANAのビジネスクラスラウンジも使用できますし、ANAラウンジの方が料理が充実していてオススメです。
ですがアシアナの出発ゲートから少し離れていますので、時間がない場合はユナイテッドのビジネスクラスラウンジ、レッドカーペットを使うことになります。
ユナイテッドエアラインのビジネスラウンジは結構広いです。ANAのラウンジと比較すると食べ物の豪華さはないのですが、ゆったりと出発までの時間を使うことができます。
成田のラウンジではビールやアルコールは飲み放題です。ユナイテッドの本拠地シカゴではチケットが渡されて2杯までの制限がありますので、日本のサービスはいいですね。
今回は生ビールを一杯だけいただきました。
成田から仁川までのアシアナでのフライト
成田から仁川までは2時間ほどのフライトですが、このフライトもビジネスクラスでした。
たった2時間のフライトですが、ちゃんと食事が出ましたよ。
やはり韓国の航空会社ですので、食事は韓国料理を注文することをお勧めします。キムチ系の味付けがとても良いです。
ですが、洋食の方も決して悪くないですよ。一緒に出される韓国のキムチ系辛味調味料をかければ、韓国風になります!
仁川ではアシアナ航空のラウンジで時間つぶしをすることになります。
仁川空港は広い空港で数社のラウンジがあるようです。ダイナースプレミアムカードを持っているとほとんどのラウンジに入ることができます。
ラウンジ巡りで楽しむこともできたのですが、これからの長旅にそなえ、シャワーも浴びたかったのでアシアナ航空のラウンジで昼食をとることにしました。
アシアナ航空のビジネスラウンジは、ごく普通、という印象です。
料理の種類はあまりありません。おきまりの辛ラーメンはスープがわりです。
シャワーを浴びて軽く食事をして、マッサージ機を使っているとあっという間に時間が経ってしまいます。
さていよいよA380でロサンゼルスに向かいましょう。
A380ビジネスクラスで行くロサンゼルスへの旅
さすがに総2階建ての旅客機、迫力があります。こんなに大きな機体が空を飛ぶのですから、大した技術力です。
ビジネスクラスは二階の前方に位置します。
機体が大きいので、3箇所から登場できるようになっています。
座席はそれほど豪華ではありませんが、真新しく、とても綺麗です。
フルフラットになるようになっていますので、長距離の旅行でも比較的疲れが少なくなります。
アメニティーはロクシタンでした。
ヘッドホンは残念ながらノイズキャンセル機能はついていません。
実はユナイテッドのマイレージを使用してのチケット予約だったので、事前にアシアナ航空の情報が流れてきませんでした。
なので事前に食事の情報が掴めませんでした。
ユナイテッドエアラインのホームページでは「食事は無し」と書いてあったので、それはないだろうと思っていましたが、ちゃんと食事はサービスされました。
今回は洋食と韓国料理それぞれ1つずつを注文しました。
ウェルカムドリンクのシャンペンに続いて前菜です。
お腹はあまり空いていなかったのですが、シャンペンを飲んで少し食欲が出てきました。
続いてサラダです。韓国料理のサラダと、洋食のサラダは随分違うのでなかなか楽しむことができました。
続いてスープです。このようにちゃんとした食器で温かい料理をいただけるのは何よりもの楽しみです。
メインはビーフステーキと、韓国料理は牛肉を野菜に巻いて食べるものです。
ビーフステーキもとても柔らかく脂肪はあまりないのでしつこくなくいただけます。
韓国料理のほうもとてもヘルシーで、野菜につけるタレが美味しく、少し甘い味付けの牛肉とともにいただけば大変美味です。
最後はデザート系ですが、韓国料理のほうはスイーツ。洋食のほうはシェリー酒とともにチーズの盛り合わせでした。
これで1回目の食事は終わり。時間は日本時間で夕方4時頃でしょうか。ロサンゼルスとは16時間時差があるので、時差ぼけをできるだけ少なくするために早めに睡眠を取ることにしました。
続いて2回目の食事。朝食です。
あまり食欲もないので軽めに韓国粥です。
今回のアシアナ航空での食事はどれも味付けがとても優しくおいしかったと感じました。
残念ながらユナイテッド航空の食事はあまり美味しいと思った事は無いのですが、アシアナの機内食は、一流レストランにも引けを取らないレベルだといえます。
まとめ
仁川からロサンゼルス国際空港までは10時間のフライトでした。
ワインを飲んだり映画を見て、睡眠をとっているとあっという間に到着です。
楽な旅とは言えませんが、このようなビジネスクラスで行けるのならば、それほど苦にもならないと思います。
このような旅行が、ダイナースクラブのポイントをマイレージに交換する事で実現するのですから大変お得な気分です。
もちろん成田からロサンゼルスまで直行便で行ける方が楽ですが、ユナイテッド航空のビジネスで行くのなら、多少時間がかかっても仁川経由でアシアナで行くのも悪くない旅ですよ。