沖縄緊急事態宣言直前|マリオット 、ヒルトン瀬底、ヒルトン北谷の独自評価

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新型コロナのPCR検査陽性者が増えている(感染発症者が増えているわけではない)をうけて、沖縄県では独自に緊急事態宣言が出されました。

宣言の一番の理由は収容医療機関の受け入れが逼迫しているからとのこと。

この新型コロナ騒動は一体いつまで続くのでしょうか?

緊急事態宣言が出される少し前に沖縄に入り、8月頭に沖縄を去った各ホテルの最新運営情報をお届けします。

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沖縄マリオット リゾート&スパ、ヒルトン沖縄瀬底、ヒルトン沖縄北谷リゾートの旅比べ

いち早く梅雨が明け、青い空が広がる沖縄。

実際のところハワイよりもずっとキレイだと思わせるエメラルドグリーンの海が私たちを待っていました。

今回は空港に着いてすぐレンタカーを借り、沖縄本土北部を目指しました。

行き先は、沖縄マリオット リゾート&スパとヒルトンが新たに開業したヒルトン沖縄瀬底、そしてヒルトン沖縄北谷リゾート。

それぞれに一泊ずつする強行旅程でした。

実は、私はこれまでずっとヒルトン派でした。

ゴールドメンバーなので、運が良ければ部屋をアップグレードしてもらえますし、海外のヒルトンの場合、非常に高い確率でエグゼクティブルームにアップグレードされてエグゼクティブラウンジが使えます。

さらに朝食も無料なので大変お得感があります。

ですがヒルトンばかりというのも脳がないので、今回アメックス SPG を入手し、マリオット系のゴールドエリートメンバーになりました。

つまり、ヒルトンのゴールドメンバーとマリオット系のゴールドエリートメンバーの違いを味わいたくて3つのホテルに泊まる事にしたのです。

 

沖縄マリオット リゾート&スパのサービスは?

今回トラベルズーというサイトを通じて予約を入れました。一泊朝食付き、高層階確約というプランで2名で3万円を切っていました。

マリオットの公式サイトでは33,000円ほどなので、ベストマッチングができるかもと思いチャレンジしましたが、結果、承認はされませんでした。

マリオットの担当者曰く、今回私が予約を入れたのは、Bonveyではないものの、マリオット 独自のサイトなので、ベストマッチングはできないとのことでした。

トラベルズーのシステムを使ってマリオットの沖縄が独自に予約をとっていたという事らしいです。

煩わしいですね。これは第三者には理解できませんよ。

ですが、3万円を切る価格ですし、担当者に確認したところ、部屋はゴールドエリートということでアップグレードの対象になり、さらにポイントの付与もなされるとのことでしたので、楽しみにして訪れてみました。

当日のチェックインはとてもスムーズ

チェックインはロビーのテーブルで座って行われました。楽ちんです。

部屋はより広い部屋にアップグレードされているとのこと。

さらにゴールドエリートとして今回は(コロナの影響か?)レストランの20%引きチケットと、一回限りのスパの利用券もいただけました。

部屋は、すこし古いものの、眺めは素晴らしく、かつ結構広い!十分満足のお部屋でした。

 

マリオット沖縄の付帯設備と食事

プールはジャグジーがありとても快適でした。お客さんが多くないためか、プールもまばらで潮風を浴びながらうつらうつら、とてもリラックスした時間を過ごすことができました。

プールでコロナに感染するって?こんなに人がまばらでそれはないでしょう。

食事は、レストランの大半が休業でブッフェのみ営業したていました。客数が少ないのでレストランを営業していても効率が悪すぎますからね。

ブッフェということで少し心配しましたが、席は十分間隔が取られ、料理を取るときにはマスクと手袋着用なので、普通のレストランよりも安全な感じでした。

ブッフェの質は中の上というとことでしょうか。アグー豚の料理どれもは硬くて味付けもイマイチでしたが、それ以外はとても美味しく、ジーマミーや海ぶどうもあって、沖縄気分が味わえたのは、高得点です。

翌日の朝食も同じ場所でブッフェ。朝のブッフェは、つい食べすぎてしまいますね。ごちそうさまでした。

 

無料券で楽しんだスパは、私以外はお客さんが一人だけで、ゆったり楽しむことができました。これもコロナの影響でしょうか。

ただし温泉ではなく、露天風呂っぽい浴槽も塀に囲まれて外の景色が見えないので、少し残念でしたね。1500円の価値があるかと言われると、、、少し高いかなっていう感じです。

 

館内にはコンビニのようなお土産ショップがあり、ちょっとした買い物や暇つぶしができました。

これ、ひつようですよね!?

 

沖縄マリオット リゾート&スパの総評

一人15000円程度で朝食も付いており、夕食の割引も20%。温泉代わりのスパも使える。そしてプールはゆったりしておりジャグジーも使えるということを考えますと、このホテルの利用価値は相当高いと思います。

機会があれば是非またもう一度訪れてみたいホテルです。

 

ヒルトン沖縄瀬底のサービスは?

さて2泊目はヒルトン沖縄瀬底です。

7月に開業したばかりの真新しいホテルはどんな感じなんでしょうか?

You tuber や他のブロガー達からの情報では、沖縄県民の方々への施策で、一人1万円で朝食夕食込みのプランが利用できるとあって、チェックインは大変時間がかかるとの悪評でしたので少し心配でした。

しかし実際はお客さんもほとんどもおらずスムーズにチェックインができました。

聞くところによると50%の稼働率だと。

しかし部屋のアップグレードはワンランクアップのみ。エグゼクティブルームにアップグレードはされませんでした。

残念無念!

部屋に通されて感じたことは、洒落た部屋ではあるけれども少しチープ感があるという感じでした。

その理由は、床がクッションフロアーで、ワンランクアップされたはずの部屋なのにも関わらずツインベッドの間隔は狭く、昨日宿泊したマリオットと比較すると随分狭く感じたからです。

 

ヒルトン 沖縄瀬底の付帯設備と食事

残念ながらこのホテルの付帯設備は最低ランクだと言わざるを得ません。

あるのはマッサージ系のスパとヒルトングランドバケーションクラブの勧誘のための場所です。

コンビニもなくショップも入っていません。

なのでちょっとした買い物や飲み物を買うこともままなりません。

それらが必要な人は、瀬底島に渡ってくる少し手前に位置するスーパーのイオンで買い物をするしかないのです。

こんな人里離れた場所に立地するホテルなのにあまりに不便すぎます。食事が終わったあとは海まで散歩するしか、することがありません。

さらに駐車場からのアクセスが悪すぎます。

駐車場からホテルにたどり着くのに最低5分は歩かなければなりません。それを解消するために電動カートを用意しているようですが、それをお願いするのも繁忙期では時間がかかって意味がないでしょう。どうしてこのような設計になったのか首をかしげてしまいました。

このすぐ近くにヒルトングランドバケーションクラブの会員制の建物も建設中です。

クラブ会員は1週間程度滞在することになり、何回かは部屋で料理をするかもしれませんが、いくら海が綺麗でもこれでは暇を持て余すのではないでしょうか?

 

夕食はマリオットと同じくビュッフェのみの営業でした。これはコロナの影響との事。

料理は、少しだけマリオットよりも豪華さがあったとように思います。

前菜系が多くあり、お酒を楽しむにはいいですね。

デザートの種類も豊富でした。

ただし残念なことにジーマミーや海ぶどうなど沖縄独自のものが少なかったように思います。

私はヒルトンのプレミアム会員でもあるので、食事代から15パーセントディスカウントしていただきました。なので飲み放題をつけても、ホテルの食事代としてはリーズナブルです。

朝食も同じ会場でブッフェ。

ヒルトンのゴールド会員は朝食が無料でつくのですが、日本国内のヒルトンの朝食はどこも豪華で美味しいです。今回も例外ではなく、とても美味しくいただきました。

米国のヒルトンでいただく食事は、アメリカンブレックファーストなので味気がなく、あまりお得感はありません。

ヒルトン沖縄 瀬底の総評

今回新しく出来たばかりのホテルということで、結構期待していたのですが、これまで泊まったヒルトンの中では低ランクの部類に入れざるを得ません。

部屋が比較的狭く、リゾート気分というわけにもいきません。

土産物を買うようなお店もなく、食事が終わった後の楽しみが何もありません。

広い敷地内に舞台のようなものがあったので、COVID19が収束したらそこで何か催しでもするのでしょうか。

瀬底の海が大好きで、マリンスポーツを楽しみたいという方にはお勧めです。

 

ですが、私たちには連泊は無理です。

 

ヒルトン沖縄北谷のサービスは?

最後はヒルトン沖縄北谷です。

こちらはアメリカンビレッジがある北谷に立地するヒルトンホテルです。

アメリカンビレッジは、何かテーマパークを思わせるようななかなか魅力的な場所です。

様々なレストランやショップが入っており、暇つぶしにはもってこい。インスタ映えする場所って感じです。

海沿いに面するカフェやレストランもあり雰囲気もなかなか良いです。

北谷には、このヒルトン沖縄北谷以外にもう一つダブルツリーバイヒルトンも隣接しています。

新しくできたダブルツリーバイヒルトンの方が海に面しており人気がありますが、今回は米軍が一棟まるごと貸切にしていたので、予約は取れませんでした。

 

さて肝心のホテルですが、チェックインタイムの3時過ぎに訪れました。

お客は一切おらず大変スムーズにチェックインができました。

こちらも客室稼働状況は50パーセント程度とのこと。しかしこちらのホテルではゴールドメンバーの特典として、エグゼクティブルームにアップグレードされていました。

ヒルトンはそのホテルによって待遇が違うのです。

ただし今回は新型コロナウイルスの影響で、エグゼクティブラウンジはオープンしているもののアルコールや食事の提供はありません。

その代わりロビーラウンジで、カクテルタイムのサービスがあるとのこと。

夕方5時から7時の間で、1名ずつのカクテルプレートとスパークリングワインやビールを含むアルコール類の無料サービスです。

少食の私としては、もうこれでディナーはいらないのじゃないかというぐらいバラエティに富んだ前菜の数々。

オリオンビールやスパークリングワイン、泡盛とラムをソーダで割って良い気持ちになりました。

ヒルトン 沖縄北谷の付帯設備と食事

ヒルトン沖縄北谷では、夕食はいただきませんでした。

朝食はゴールドメンバーについているビュッフェのはずが、沖縄県に緊急事態宣言が出されたということで、急遽1名ずつのセットメニューに変更との事。私たちは和食とアメリカンブレックファーストをお願いしました。

ビュッフェほどボリュームはないものの、バラエティに富んでおりちょうど良いボリューム加減でした。

アメリカンブレックファーストの方も、米国で出されるコールドフードではなく、 オムレツやスープ、ソーセージなども付いており十分な内容でした。

話は前後しましたが、お部屋はエグゼクティブルームらしく十分な広さ。ロビーが3階に位置するこのホテルの4階の部屋でした。

ヒルトンらしい部屋、バルコニーはとても広く、プールサイドに置いてあるようなビーチチェアが2脚とテーブルにビーチパラソルも設置されていました。

夜の潮風に吹かれてここでゆったりしていると、正しくリゾート気分が味わえます。

ただし、沖縄はハワイと比較して湿度が高く、これはヒルトンのせいではありませんが少し残念なところです。

ホテル内にはショップもありました。

それほど大きなショップではありませんが、みやげものやスナック、ドリンク類が置いてあり、及第点をあげられます。

プールはこのホテルに2つと供用できるダブルツリーのプールがありますが、今回はダブルツリーとは行き来不可でした。プール自体は可もなく不可もなく。ジャクジーがないのは少し減点材料となるでしょうか。

 

ヒルトン沖縄 北谷の総評

大浴場のように使えるスパもないので、少し残念でしたね。

すぐ近くにできたレクーというホテルにはレジャータイプの大浴室も完備されているので、ヒルトン派でない顧客を奪われるかもしれません。

それでも、大変丁寧な対応とゴールドメンバーへのアップグレードの姿勢は二重丸です。

立地も良いため、食後の時間も有意義に過ごせました。次回もまた使いたいホテルと評価します。

まとめ

今回機会があり、沖縄のマリオットとヒルトンのはしご旅行を楽しみました。

どちらもアメリカ系の有名なホテルです。

そういえばこの二つのホテルとも会員制リゾート施設も運営していますね。ある意味ライバル関係だと見なせます。

ただしアメリカ系のホテルにはよくある話ですが、ホテルそれぞれの運営者によってサービスが結構異なります。

マリオットだから、ヒルトンだからとは必ずしも言えないのです。

それらを勘案して、今回の個人的な評価として、

マリオット沖縄スパ&リゾートは、5点満点中4.5点。
ヒルトン沖縄瀬底は3点。
ヒルトン沖縄北谷は4.5点と評価させて頂きます。

ヒルトンは三井住友系のリストラで、そのゴールドVISAカードを有するだけではゴールドメンバーのステータスを維持することができなくなるようです。

アメックスがその代わりになるとも噂されていますが詳細はまだ分かりません。

一方のマリオットグループはアメックス SPG カードを有している限りゴールドエリートステータスが維持されます。

ヒルトンのゴールドメンバーは、 基本的には1ランクの部屋のアップグレード。運が良ければエグゼクティブルームにアップグレードされてエグゼクティブラウンジが使えるようになります。あとはレイトチェックアウト。無料の朝食が付いています。

マリオット系のゴールドエリートメンバーは、同じく1ランクの部屋へのアップグレード。エグゼクティブルームへのアップグレードはないようです。ホテル内ショップやレストランの代金から10〜15%ディスカウントされます。そしてSPGアメックスを年更新すると、一泊分の無料宿泊が付与されますので、これも魅力的です。

さて来年以降は私にとってどちらがメインのホテルになるのか?ゆっくりチェックしていきたいと思います。

最後に、沖縄は観光産業がメインの県のはずです。

しかし、今回の旅行では観光客もまばらで、周りにいるのは地元の方がほとんどでした。

今回再び緊急事態宣言が出されたので、沖縄県民の方でさえ外出を控えるように要請されています。

いつもは賑やかなはずの北谷のアメリカンビレッジも閑散としており、お店の経営を心配してしまいました。

新型コロナ問題は多くの人たちの生活を一変させてしまいました。

新型コロナ問題は多くの人たちの生活を一変させてしまいました。

自己責任と言う行動は許されない雰囲気が周りにあります。

飛沫感染である限り、対策は取れるはずですし、元気な人であればそれほと恐れるものでは無いはずですが、政治家やマスコミが自粛を要請すればそれに従わざるを得ません。

1日も早く皆が安心して暮らせるようになることを心から祈ります。

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