AirPods Proまたは最新のAirPodsで利用できる空間オーディオって、聞いたことはあるけど、そんな体験したことはない!という人は多いのではないでしょうか?
また、あるブロガーなどは、自分がAirPods Proを持っていると書きつつ、空間オーディオを使うと常に再生させているiPhoneを自分の目の前に持っていないと音がずれ、ズボンのポケットなどに入れているのは使い物にならないので、機能オフにしているなどのブログを公開しています。
私も迂闊にもそれを信じて購入を躊躇っていたのですが、事実は全く異なります。
これまでにもさまざまなイヤホンを使ってきましたが、AirPods Proはある意味最高の出来栄えと評して良いのではないかとさえ思いましたので、今回はAirPord Proの視聴についてをお届けします。
AirPods Proの音質について
AirPods Proについて興味を持ったのは、メリカリにて偽物をつかまされてからでした。
パッと見ただけではわからないその偽物。
音質はというと、それが実はそれほど悪くなかったのです;;
もちろん素晴らしい!というレベルではないものの、それなりに高音も低音も出ていました。
ただし、致命的な違いは、空間オーディが全くできないことでした。
空間オーディオの世界
AirPodsの空間オーディオとは音が前後左右から聞こえる技術のようですが、これを再生するには対応する再生機器(iPhoneなど)、とイヤホン(AirPods Pro, AirPods, AirPods Max)が必要です。
AirPods ProやAirPods Maxでは頭の動きに合わせて音の方向が変わる「ダナミックヘッドトラッキング」や、本来ドルビーアトモスでないと味わえ得ない空間オーディオを擬似的に再生する「ステレオを空間化」という機能も使えます。
言葉で表現するのは困難ですが、例えばこの機能をオンにしておいて、顔を右に向けたとします。
そうすると、音は左から聞こえるのです。つまり元々顔が正面を向いていた位置で左右上下の位相を実現していて、顔を動かすことでそれがずれて、聞こえます。
そしてこれが面白い!
というのも、その時の感覚は、まるで人の声が左耳のすぐそばで歌っているように聞こえ、イヤホンをしているのに、イヤホンをしていないような感覚になります。
そして、それも約15秒程度で現在の顔の位置に合わせて位相がセットされ直されます。
普通に音楽を聴いていて、ちょっと顔を動かした場合は位相は変化せず、元の位置に顔を戻せばそのまま音楽を聴けます。
この空間オーディオをノイズキャンセル機能と共につかえば、本当にイヤホンをせずに聴いているような感覚になれます。
オフィースで使っている時など、「あれ、イヤホンの外で音がなっているのか?」と勘違いしてしてしまうぐらいです。
この感覚を一旦味わったら、もう他のイヤホンには戻れないのではないかとさえ思います。
AiroPods Proのノイズキャンセル機能はどんなもんか?
2021 AirPods Pro Apple純正MagSafe充電ケース付き
AirPods Proのイヤーキャップはそれほど密閉性はなく、それなので長時間使用していても耳が痛ならないのですが、それがノイズキャンセル機能にどのような影響を与えるのかは、興味があるところでしょう。
オフィースでの使用ですと、人の話し声は多少聞こえますが、ノイズはほぼ消えます。
なので、この機能をオンにして仕事をしていると、とても集中力が高まります。
音楽をかけていなくても、このノイズキャンセル機能のためだけにAirpPods Proを使用しても良いくらいです。
また、地下鉄のようなノイズが多い場所でも十分な機能を発揮しました。
ノイズキャンセルがオフの状況では電車がくると音楽はあまり聞こえなくなってしまいますが、オンの状況ですと、無音とは言えないものの、問題なく音楽鑑賞ができます。
まとめ
今回はAirPods Proの音質についての記事でした。
巷ではSONYの方が音質が良いという記事も見かけます。
わたしはSONYも持っていますが、それほどの違いは感じませんので、あとは空間オーディオが欲しいかどうかでしょう。
SONYも360ARで立体音楽を実現していますが、Apple Musicでは機能しないので、iPhoneユーザーの私としてはAipPods Proの一択となってしまいます。