Osmo PocketのPCへのデータ転送は間違えると悲惨なことに

SDハブ パソコン
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DJIのOsmo Pocketは最近の私のお気に入りビデオカメラです。

とても小さいのに、驚くほど綺麗な動画が撮れますし、ブレがないので見ていて気持ちがいいですね。

私はこれにモバイルバッテリーをつけて使っています。

ハンディーなメリットが少し失われますが、それほど嵩張らず、さらに三脚にもなりますので、食事中のシーンを撮る様な場合にとても重宝します。

優れもののお気に入りカメラなのですが、PCへの接続は若干の工夫が必要です。

是非この記事を参考にしてくださいね。

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Osmo PocketのPCへのデータ転送方法

Osmo Pocketで撮影した動画や写真は、パソコンで管理すると便利ですよね。

外付けハードディスクなどに保存するようにすれば、4K画質の動画でもガンガン撮ることができます。

ではその素材をどうやって転送するかということですが、方法は二つあります。

1. micro SDカードを直接PCのスロットに接続するか、SDカードリーダーを介して転送する。
2. Osmo Pocketの底面にあるUSB-Cスロットにコードを接続して転送する。

どちらでも良さそうですが、実は全く違います!!

動画のファイルはとても容量が大きいです。

なのでデータ転送速度が遅いとPCにデータを転送するのにも一苦労します。

絶対的なお勧めは、十分な転送速度を担保できるSDカードリーダーかハブを介することです。

 

なぜなら、Osmo PocketのUSB-Cからの転送速度は劇遅だからです。

USB-Cなんだから速いだろ!?そう思うかもしれませんが、これ、とてつもなく遅いです。

 

Osmo Pocketのデータ転送! 実際に測ってみた

実際にアプリを使ってその転送速度を測ってみました。

使ったのはMAC用無料ソフトの、Blacmagic Disk Speed Testというアプリです。

まずは、Osmo Pocketを直接USB-Cケーブルで接続して試します。

ちなみに、smartphone adaptorと言われるスイッチの上についてるアダプターは外すか、写真の様に収納していないと、単に充電されるだけになり、データ転送はできません。
Osmo Pocketアダプター
まさかいつもアダプターを本体からはみ出させて使っているとは思いませんが、念のために!
アダプターを外すか、収納して電源を入れると、「PCに接続しますか?」と聞いていきますので、同意を選択すれば、Osmo Pocketをディスクとして認識しますので、データ転送が可能になります。拒否すれば、充電となります。

Osmo Pocketを直接USB-Cケーブルで接続での転送速度

いかがですか?
書き込みが12.5MB/sで読み込みが21.5MB/s。これで約45GBのデータをMac Book Proに転送しようとしたときのスクリーンショットが下の画像です。
転送終了までに約36分です。

SDカードリーダー付きハブでの転送速度計測

次にUSB-C対応のSDカード、Micro SDカードリーダー付きハブを使って計測してみました。
SDハブ
こちらは使用しているmicro SDの性能をほぼ反映している様です。
書き込み60.9MB/sで読み込みは92.0MB/s出ていますね。
同様にこの状況で実際に取り込んでみました。
当然ですが、データ通り、4倍ほど速くPCに取り込めます。
今回使用したのは、Ankerのハブでした。5Gbpsの転送に対応(詳細はまとめに)


Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート / microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro 2017 & 2018 / ChromeBook 他対応 テレワーク リモート 在宅勤務

 

もっと廉価で高機能を歌っている製品も購入しましたが、少なくともデータ転送速度は20MB/s程度で、使えないことはないですが、カードの性能を十分には発揮できていませんでした。

 

 

まとめ

気軽に高画質のビデオが撮れるOsmo Pocketですが、 撮影した動画はやはりパソコンに取り込んで、保存しておくことになるでしょう。

その際取り込み速度が遅すぎるとイライラしてしまいます。

当初、Osmo PocketのソケットがUSB-Cなのでデータ転送速度も速いのだろうと思って、Osmo Pocketを直接パソコンに接続してデータを転送していました。

その方が簡単なのですが、いかんせん転送速度があまりにも遅すぎます。

こんなはずはない、これでは生産性が悪すぎだ!と、色々ネットを調べてみても情報がありませんでしたので、自分で確かめました。

結論として、データ転送は十分なスピードが出る SD カードリーダーを経由してやるべしということになりました。

SD カードリーダーやカードリーダーがついているハブはいろいろあります。

5GB/sなどとスピードの速さを歌っている安い製品もありますが、それはUSB3.0での伝送速度のことで、SD カードやマイクロ SD カードのデータ転送速度はそのような速度にはなりません。そもそもそのカードの性能に依存しているのですから。

 

カードの速度について

さらに、5Gbpsのスピードと書かれている製品があります(今回私が使ったハブもこれです)が、これは換算625MB/sになります。現時点で最高の速度を叩き出すUHS-II V90 U3のカードが読み出し速度が300MB/sなので、それに対応できるという感覚で良いでしょう。

ハブは要らない、単なるカードリーダーだけで良いと言う方にはこれがお勧め。↓


Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー【SDXC / SDHC / SD / MMC / RS-MMC / microSDXC / microSDHC / microSD / UHS-Iカード対応】

 

カードリーダーやハブを購入される際には、カードのデータ伝送速度を確認されることをお勧めします。

 

ただしOsmo Pocketに使えるのはUHS-IでUHS-IIは仕様上使えませんし、容量も125GBまでです。つまり90MB/s出ればよしということになりますね。

 

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