パソコンのタイピングと言うのは結構大変です。ブラインドタッチで入力するにはキーボードの配列を全て覚えていないといけません。
覚えていたとしても、思うように指は動いてくれません。
キーボードを見ないで流れるようにタイピングできれば、かっこいいし効率的ですよね。
私の場合は、 練習でタッチタイピングは問題なくできるようになりました。
色々な方法を試してみましたが、やはり奇をてらった方法よりも基礎を学ぶことが最も近道だと実感しています。
(タッチタイピングができるようになっても誤字や脱字は、、、ありますね。これを減らす方法も紹介しますよ)
そこで今回はタイピングが上手になる方法と、裏技を使ってさっさと爆速で文字を入力する方法について書いていきます
まずタイピングが上手になるためには、キーボードの文字配列を覚える必要があります。
ではどのようにすればキーボードの文字配列を早く覚えてブラインドタッチができるようになるのか、順を追って解説していきます。
体で覚える
私のオススメは体で覚えてしまうことです。
古典的な方法ではありますが、やはりこの方法が一番近道になるのだと思います。
そんなものは時間がかかってやっている意味がない、という方もいます。
日本語を打つのだから【あいうえお】の母音を先に覚えてしまえばいい、という考え方もあります。
ですが結局は両手のそれぞれの指がキーボードの配列を覚えなければならないのです。
近道と思えるものが実は遠回りになることもあります。
英文タイプが発明された時から推奨されているタッチタイピングの方法です。
是非試してみてください。
キーボードを眺めて頭で覚えようとしても、よほど記憶力が良い人でなければすぐに忘れてしまいます。
ブラインドタッチを覚える基本はホームポジションに手を置いて、左の小指から順番にキーをたたいていく方法です。
ホームポジションとは F と J のキーが置かれている行です。
通常キーボードの F と J には、若干の出っ張りがあり、目で見なくてもそこが F と J のキーだと分かるようになっています。
F は左手の人差し指、 そしてJは右手の人差し指を置く場所です。
どのキーを入力しても、入力し終わったら元のポジションに戻します。
なのでホームポジションと呼んでいるのです。
A, S,D, F, G=こここまでが左手の守備範囲です。
H,J,K,L,;,’=これが右手の守備範囲です。
画面上には下のようなアルファベット記号がずっと入力され続けることになります。
asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’asdfghjkl;’
大変なようですがゲーム感覚で楽しみましょう。
それが終わったら次は上の段です。
qwert=ここまでが左手
yuiop=ここまでが右手の守備範囲です。
何度も何度も声に出しながらタイピングしましょう。
楽しくない作業ですが、これを繰り返せば必ずブラインドタッチができるようになります。
最後は最下段の行です。
zxcvb=ここまでが左手
nm,./=ここまでが右手の守備範囲
上記の練習でキーボード配置を体に覚え込ませること、これがタイピングが速く、うまくなる方法です。
語呂合わせで キー配列を覚えることはお勧めできません
キーの配列を頭で覚えるのは大変です。
そこでそれぞれのキーに割り当てられたアルファベットを語呂合わせで覚える方法もあります。
ですがこの方法はお勧めできません。
数学の方程式や歴史などでしたら語呂合わせの方法が良いのでしょう。
しかしブラインドタッチを習得している人で、いちいちキーの配列を頭の中で考えている人はいません。
英会話を思い浮かべるとよく分かると思います。
英会話初心者は頭の中で考えながら文法を作り、そしてそれを英語にして話します。
英会話に慣れてくると、自然と言葉が口をついて出てきます。
パソコンのタイピングが上手になるというのも同じ感覚だと思います。
上記練習をする時に絶対にキーを見ないこと、と指導している人もいます。
私は全く別のことをお勧めします。
練習の時はキーを見ても構いません。
見ても構いませんが、出来るだけ見ないようにするということが、極意です。
なので、見たいときには見ても構わないと思います。
なぜならば、練習しているのはキーを覚えているのではなく、実は指使いを覚えているのです。
モニターを見ながら左手の小指から人差し指まで、そして右手の人差し指から小指まで連続して入力していくと、それぞれの文字が表示されます。
間違えればパソコンのモニター上で間違えたことがわかります。
この時点では正確に文章を入力しているわけではありません。
指使いを覚えるのだと思って何度も何度も繰り返してくださいね。
タッチタイピングを加速させる方法
さてここまで頑張ってきたあなたは体でキー配列を覚えているはずです。
ところで、あなたは日本語と英語どちらを入力することが多いですか?
日本人なら、やはり入力するのは日本語が多いですよね?
日本語の入力を早くするには、やはり日本語のアイウエオつまり母音の位置を素早く入力できることが必要になってきます。
あいうえおの位置を先に覚えてしまう法もありますが、 このような近道を覚えると結局後々苦労することになります。
日本語入力で XやQ を入力することはほとんどありません。ですが、ちょっとした英文を入力する際には必ず必要になってきます。
また【、や。?】の位置も覚えなければなりません。小文字や濁音も必要ですよね。
あいうえおの位置を先に覚えるやり方ではツギハギになってしまって、指がスムーズに動かないのです。
ですが、すでに体でキー配列を覚えてしまったあなたは別です.
モニターを見ながら日本語の五十音を入力していきましょう.
「あいうえおかきくけこさしすせそたちつてと、、、」
どうですか?思わずニヤリとしませんでした?
スラスラと入力できましたよね!?
そうです。タッチタイピングの極意は、頭でキーの位置を覚えるのではなく、体、指がその位置を自然に覚えて、その位置に指を持っていけるということです。
「それでもいい、とにかく早くブラインドタッチできるようになりたいんだ!」という方は、アイウエオから入っていってもいいかもしれません。
さらなる上達を目指して
ここまで来ればあなたは中級者と言っていいでしょう。
多少つまずくことはあっても、時々キーを見ることはあっても、 比較的スラスラと文章を入力することができるようになっているはずです。
後は訓練のみです。
毎日文章を入力するような人であれば、自然と上達していくでしょう。
でもやはり遊びの要素も欲しいですね。
そんな時にはゲーム感覚でタッチタイピングが上達する無料サイトを利用しましょう。
皿打
JAVAを使ったゲーム感覚でタイピングの連取ができるサイトです。
ゲーム好きならオススメのサイトです。
最初の画面↓では、 Playボタンをクリックしますが、そのあとはスペースキーや矢印キーを使いますので、お間違えなく。
リズミカルな音楽もながれて、まさにゲーム感覚です。
e-typing
このサイトの特徴は、タイピングバラエティーと言って、色々なジャンルの文章をえらべることです。
ゲーム性はありませんが、シーンによって使う用語が違うでしょうから、それらを効率的に習得するにはいいサイトですね。
タイピング練習
P検定に対応した練習サイトです。
音楽も何もなく、まさしく検定に受かるためのサイトです。
使い方もいたってシンプルです。
資格が欲しい人にはいいですね。
実践!タッチタイピング
富士通が提供しているサイトです。
メニューも豊富で、チャレンジ検定コースも用意されています。
バックグランドでの音楽などないですが、色々なコースを試せます。
タッチタイピングでテンキーの練習もできますよ。
どのサイトにもそれぞれ特徴があります。
ゲーム感覚で楽しめるサイト。ひたすらストイックにタイピングを練習するサイト。
検定に向けて練習するサイト。
あなたの好みで選んでみてください。
パソコンの文字入力が爆速になる方法|音声入力
さてここまでブラインドタッチによる入力について解説してきました。
ブラインドタッチができるようになると仕事の効率も上がります。
しかしタイピストの一番の難敵は、腱鞘炎です。
どんなに上手にブラインドタッチができるようになっても、指に負担をかけていることに違いはありません。
さらにどんなにブラインドタッチができるようになっても、入力スピードには限界があります。
気分が乗らない日には、結構タイピングミスして、イライラします。(泣
そこでおすすめなのが音声による入力です
100%とまでは言いませんが、 AI が発達し、それを応用している音声認識技術は、ほぼ実用レベルで日本語の音声入力を可能にしてくれました。
しかも、使用は無料です!
現在私がオススメできる最も簡単なパソコンでの音声入力の方法は、 Chromeのプラグインを使う方法です。(すみません、これの紹介記事はまだできていません)
確かに、周りに人がいるような状況で音声入力を使うことは難しいですが、自宅で一人で入力する ことができるのであれば、作業効率はこれまでの数倍、数10倍になること請け合いです。
ブログを書いたり、ブログをやってなくても日記をつけたり、はたまた学校の論文を書くためにも使えます。
音声入力は誤字や脱字を減らすことができます
文字を入力する際に困るのは誤字脱字ですよね。
意識していてもなかなかなくなりません。
ですが、パソコンで音声入力をすることによって、誤字脱字は劇的に減少します。
音声入力をする際にはパソコンの画面を見ています。
基本はワンセンテンスずつ入力していくことになります。
話した言葉がそのまま文字になるのですから誤字や脱字は激減します。
更にパソコンの画面上に入力されたそのセンテンスを見るのですから、その時点で誤字脱字をチェックできます。
もう一つ利点があります。
キーボードで文章を入力していると、思った以上にワンセンテンスが長くなってしまうことがあります。
ですが音声入力ですと、よほど複雑な話し方をしない限り、ワンセンテンスが丁度良い長さになります。
読んでいて疲れないレベルの長さの文章のになるので、 一石二鳥です。
指が痛くなることも肩がこることもありません。
自分がしゃべった言葉がそのまま画面に入力されていきます。
文字を入力するための時間が短縮できるため、編集にもじっくりと時間がかけられ、良い文章が作れます。
余った時間であなたの好きなこともできちゃいます。
さてこれからネットフリックスでも見ようかな?
興味がある方は是非試してみてください。