銀むつ、もとい!メロッって本当においしいです。
たまたまスーパーの惣菜屋さんが照り焼きで売っていたのを買って食べたのが始まり。
若い頃は魚の煮付けや照り焼きなどはあまり好きではなかったのですが、年をとるごとに煮付けや照り焼きが大好きになりました。
煮付けや照り焼きにして美味しい魚はいくつかありますが、その中でも私が大好きなのはキンキと銀むつです。
どちらも最近では高級魚と呼ばれています。
キンキは時々スーパーでも入手することができますが、銀むつは滅多に手に入れることができません。
なのでたまたまスーパーで見かけた時には必ず買ってしまいます!
でも、できればもっと頻繁に食べたい!ということで、
今回その銀むつをネットで購入してみましたのでそのレポートです。
そもそも銀むつとは何なのか?
スーパーでよく見る紛らわしい魚は銀ダラです。あった!と思ったら、たいていは銀ダラです。
知っている人に言わせれば「全く違うだろ」!という魚ですが、
銀がついているので何か紛らわしいですよ。
ちなみに銀だらは、
そして銀むつは、
現在は消費者庁から、銀むつという呼び名は使ってはいけないと御達しが出ているとのこと。
なので今では、メロと呼ぶ魚になります。
ムツの代わりに食べられていた魚なのに、最近では手に入りません。希少価値が高い魚ですよ。
食べたくても、スーパーや市場で買えないないと、どうしようもない!!
ネットでは、銀むつを注文したのに、送ってきたのは銀だらだったって情報もあります。
シャレになるようなならないような。
ならないですね!!
これらを切り身にすると、ちょっとわかりにくくなってしまいます。
銀むつと銀だら、素人目には、言われなければわからない!
しかし食べれば分かります。
銀ダラは淡白な味わい、銀むつ、、メロは濃厚。全く違います。
銀むつが最初に日本に入ってきたころは、あえて高級魚のムツの名前を取って銀むつとしていたらしいです。
つまり、銀ダラと並ぶ美味しい魚として販売されていたという経緯があります。
ですがこの銀むつはムツとは全く関係のない魚だということで、現在は消費者庁からに銀むつと言う名称を使わないように指導されているのです。
ということで現在ではこの魚をメロと呼ばなければなりません。
ところが皮肉なことに、この魚は深海魚であまり漁獲量が多くないのです。
更に日本食ブームで中国人や他の外国の方々が多く消費するようになり、今では100gが500円以上する高級魚になってしまいました。
むしろ銀ダラの方が安いです。
滅多に手に入らない銀むつ=メロ。
そう言われると余計に食べたくなる。
脂が乗っていて、、だけど淡白で口の中に入れるととろけるようなあのお味。
書いているだけでよだれが出てくる。
あの甘辛い照り焼きを日本酒や焼酎と合わせると、、最高です!
もちろん白米にもあいます。
何とかして手に入れたいものです。
ネットで銀むつ(メロ)を発注!
困った時にはネットが助ける!
ということでネットで調べてみると、メロは冷凍で販売されています。
100g 500円が相場ということで、できるだけ安く買えるところを探しました。
私が調べた限りでは、ほぼ全てのお店は西京焼き用として販売していますね。なので少し割高になります。
上述のごとく現在ではメロは滅多に市場に出てきません。
出てきても海外に高値で売られるか、おそらく料亭などに取られてしまうのでしょう。
そして海外の方はカマの部分をほとんど食さないということで、冷凍で出回っているのはメロカマです。
ですが日本人であればカマの部分は大好物!?。
私は魚のカマの部分を食べることには何ら抵抗はありません。
カマといってもそれほど骨だらけではありません。と言うより、これ本当にカマって言う感じです。
メロカマ 500gアップ! 銀むつ めろかま 照焼き 煮付け 塩焼き
これは煮付けですね。煮付けもいいけど、私はメロは照り焼きがお好み。
冷凍パックで配達されます。これを食卓の1回毎の量に分けて、ラップにきっちりと包んで冷凍すると長期間保存できますよ。
さっぱりといただきたい場合は、こんがり焼いて塩焼きもいいですね!
では私が大好きな、メロの照り焼きを作りましょう。
メロの照り焼き
照り焼きというのは実は結構簡単にできるのです。
魚焼き機も汚れず、一石二鳥ですね(笑
材料
みりん大さじ2
醤油大さじ2
砂糖大さじ1
酒大さじ1
調理の仕方(約10分)
1. メロに皮が付いている場合、熱したフライパンで皮の方から焼いていきます。中火で。
2. メロの皮に焦げ目がついたらひっくり返し火を通します。
3. メロが少し分厚い場合は、フライパンに蓋をして蒸し焼きにしてください。
4. 上記材料を混ぜ合わせたものをフライパンに入れて煮詰めていきます。適当にメロを裏返してください。
はい出来上がり!おそらく調理を始めてから10分程度で出来るはずです。
まだまだメロは残っているので違う料理楽しみたいと思います。