エルゴヒューマンプロのシリンダー交換をDIYでやってみた

住まい
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長年の腰痛対策のために愛用しているエルゴヒューマンプロ。

エルゴヒューマンプロが体に合わない人もいるようですが、私はこのチェアで腰痛がほぼほぼなくなりました。

とは言っても、機械物のです。

長く使っているとガタも来ます。

通常は、シリンダーが故障して、勝手に座面が下まで下がってしまうようです。

ところが、私のエルゴヒューマンプロは、しばらく放っておくと、勝手に座面が上に上がってしまうのです。

使うたびに下まで下げれば問題ないので、高額な修理費用をかけて直す気にもなれません。

ですが、毎回毎回仕事前に儀式のように座面を下まで下げるのも、面倒になってきました。

 

なので、今回、エルゴヒューマンからシリンダーを取り寄せ、自分で交換することにしました。

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エルゴヒューマンのパーツ取り寄せ

エルゴヒューマンのパーツは取り寄せができます。

上記のページにアクセスすれば、交換品を入手することができます。

実際には、修理依頼のページなのですが、交換用シリンダーはパーツ購入のページには記載されていません。

なので、このページにアクセスして交換パーツを購入したいと依頼すれば返信が来ます。

返信には下記のような見積もりが書かれていました。

~シリンダー購入の場合~
・昇降シリンダー ¥4,400
・送料 ¥1,210
―――――――――――――――――――――
合計 ¥5,610(税込)+ お支払手数料

 

自分で修理することに不安がある人には出張サポートもできると記載されていました。

場合の見積もりは、下記の通り。

~訪問修理の場合~
・昇降シリンダー ¥4,400
・訪問作業費 ¥11,330or¥12,980(23区内or23区外)
――――――――――――――――――――――――――――
合計 上記総計(税込)

10,000円程度の差なので、面倒な方は訪問修理をお願いした方が良いのかもしれません。

しかし、当ブログは節約をテーマにしていることもあり、またDIYが趣味なので、私は自分で交換することにしました。

エルゴヒューマンプロのシリンダー交換

今回、ウェブサイトを通じてシリンダー交換の依頼をしたので、ご丁寧にシリンダーを外す際の手順についてPDFを送ってくださいました。

まずはその方法に従って、シリンダーが外れたらご購入くださいということでした。

他のブログではシリンダーをパイプレンチのようなものでねじ上げて外すことを試されている方もいらっしゃいましたが、ここは本家ご推奨の方法で試してみることに。

自宅にゴムハンマーは無いので、金型ハンマーを使用していざ勝負!

指定の箇所にタオルを折り曲げて音を極力小さくして叩いていきます。それでも金属ハンマーなので結構音がします!

力一杯とは言わないものの、それなりの力で叩きます、、、、10回、、、20回、、、、30回!

外れない!!

 

ひょっとして、やはり叩くだけでは取れないのか?

10,000円余分に払って修理に来てもらえばよかったのか??

 

なんとなく、自信がなくなってきました。

それでも諦めず、叩いていくと、、、私の場合は50回程度で外れました!

シリンダーが徐々に徐々に浮いてくるというイメージです。

エルゴヒューマンプロシリンダーが外れた

外れる時は案外あっさりと外れるものです。

力を入れることなくすっぽりと抜けました。

シリンダーは外れたけどキャスターはどうする?

やっとのことで、シリンダーを外すことができましたが、シリンダーにはキャスターがしっかりと付いています。

何やらこれもシリンダーにしっかりと固着してしまっているように見えます。

説明のPDFには 丸い縁を金型ハンマーで叩いて外すと書いてあります。

丸い縁とはどこなのか、シリンダーの下についている止金のようなものなのか?

しかし、これはどう見ても、丸い縁とは言えないだろう。

 

ということで、画像のように底のシリンダーの丸い縁にあたりをつけ、ハンマーで叩いていきました。

こちらはシリンダーを外す時のように苦労せず、 10回程度叩くことで外すことができました。

外したシリンダーを見てみると、若干サビのようなものが見えます。

もともとただ差し込まれているだけなので、経年劣化があるといえども、それほど大きな労力を必要としなかったのでよかったです。

 

 エルゴヒューマンの古いシリンダーと新しいシリンダーを比較

画像の左が今回入手した新しいシリンダー。右側がこれまで使用していた古いシリンダーです。

新しいシリンダーは、油圧で上下する部分が黒い色になっています。

性能に違いがあるのかどうかは分かりません。

後はこのシリンダーを、外したキャスターに差し込み、そしてそのキャスターを持ち上げて、エルゴヒューマンプロに差し込んだら作業は終了です。

エルゴヒューマンプロシリンダーが外れた

余談ですが、エルゴヒューマンプロはとても重いので、座面の方を持ち上げてキャスターに載せるようにするのは現実的ではないと思います。

本体側を持ちアガてシリンダーに乗せるのは、よほど力自慢でない限り腰を痛めるでしょう!

まとめ

今回経年劣化してうまく機能しなくなったエルゴヒューマンプロのシリンダーをDIY で交換した記事でした。

エルゴヒューマンに連絡を入れ、返信をいただいたのが翌日。その日中にクレジットカードで支払いを済ませ、翌日にはシリンダーが出荷され、翌々日には自宅に到着しました。

シリンダーの取り外しには、若干苦労しました。

なかなか簡単には外れないので、ふと他のブログにあるように パイプレンチを購入して外せばよかったのか? との考えが頭をよぎりました。

しかしめげずに、メーカーが言っていることを信じて叩き続けることで、守備よくシリンダーは外れてくれました。鍛冶屋が刀を鍛えるごとく(やったことないけど)。

座面もキャスターも、ただ単にシリンダーに刺さっているだけなので、それなりの振動を小刻みに与えてやれば、どのようなエルゴヒューマンプロであっても、シリンダーは外れると思います。

後は外れることを信じて叩くのみ!

 

所要時間は全部で20分程度でした。

注文してから完成するまでの時間を考えると、自分でシリンダーを交換すると言うのは、充分現実的な方法だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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