そうそう! 特に壊れて修理するときや車検が高そう!
あなたも外車の維持費は高い!そう思っているのではないでしょうか?
確かに車種や年式によっては外車(輸入車)は高くつきます。古い外車はよく壊れますしね。(そこがたまらなく愛おしいというクラシックファンもいますが)
ですが実際のところは、外車の維持費って意外と安いんですよ。
しかもその運転フィーリングは日本車とは比べ物になりません。
何が違うかって?
ステアリングの感覚や、アクセル、ブレーキのレスポンス。曲がり角でステアリング切った時の反応性、高速走行性、、、などなどでしょうが、実際は、試乗に行って運転席に座ればすぐにわかります!
あなたもこの記事を参考に是非外車にチャレンジしてみませんか?
試乗ならタダですよ!
外車の維持費は国産車と比べても特段高くない
実は、外車だからといって維持費が特別高くなることはないのです。
私もこれまで、BMW~BMW~Mercedes ~VOLVO~Mercedes ~Mercedes ~Mercedesと乗り継いできましたが維持費は決して高くなかったと思います。
購入費用や維持費、下取り価格を考えると、国産車と大して変わりません。
ちなみに、現在のマイカーであるメルセデスベンツ CLS シューティングブレークCLS400の維持費は下記の通りです!
| | |
---|
| | 年間費用 |
自動車税 | 58,000円/年 | 58,000円 |
走行距離 | 月500Km | 6,000Km |
ガソリン代 | 152円(ハイオク) | 130,286円 |
燃費/リットル | 7Km | |
任意保険料金 | 8,370円/月 | 100,440円 |
自賠責保険 | 25,830円/2年 | 12,915円 |
駐車場代/月 | 0円 | 0 |
車検費用 | 15万円(重量税含む)/2年 | 75,000円 |
年間費用 | | 376,641円 |
WordPress Tables Plugin
一番高いのは、ガソリン代ですね!
以前は、E320ステーションワゴンのディーゼルだったのですが、これはトルクが太くてとても扱いやすく、しかも都内でもリッター10Kmは確実で、軽油だったので、とても経済的でしたよ。(しかも結構高く下取りにとってもらえました。)
ここで参考のために、Mercedes Cクラスワゴンとアテンザワゴンの維持費を比較表で比べてみました。
| | |
---|
諸元/項目 | MercedesC180-ワゴン アバンギャルド | アテンザワゴン 2.0 20S |
排気量 | 1,595cc | 1,997cc |
最高出力 | 156PS | 156PS |
最大トルク | 25.5kgf・m | 20.3kgf・m |
燃費 | 14.3km/L | 16.6km/L |
新車価格 | 5,130,000円~ | 2,829,600円~ |
| | |
自動車税 | 39,500円 | 39,500円 |
重量税/年 | 10,000円 | 10,000円 |
任意保険/年 | 72,000円 | 60,000円 |
年間相応距離 | 1万Km | 1万Km |
ガソリン | ハイオク(152円/L) | レギュラー(143円/L) |
ガソリン費用(公称の70%) | 151,848円 | 123,063円 |
車検費用(重量税、自賠責保険込み) | 130,000円 | 120,000円 |
年間費用 | 328,348円 | 282,563円 |
WordPress Tables Plugin
Mercedesの方が年間維持費が5万円ほど高いですね。
この価格差をどう見るか、というところでしょうか。
では、外車の維持費が高いかどうかを知るために、車を維持するための一般的な費用を列挙してみます。
実際にかかる車の維持の詳細
- 自賠責保険
- 任意保険
- 税金
- ガソリン代
- 車検費用
- 修理費用
こんなところですね。
では、一項目ずつ見てみましょう。
保険関係
保険関係は外車だからといって高くなることはありません。
特に自賠責保険には全く差がありません。
初回登録の36ヶ月の場合は35,950円。
1回目の車検を通して次の24ヶ月からは25,830円です。(2018年現在)
次に任意保険ですがこれも外車(輸入車)だからといって高くなるというわけではありません。
任意保険はこれまでの統計から事故を起こしやすい車とか、車両代金が高い車の車両保険が高くなるだけの話です。
最近の外車(輸入車)の価格は随分安くなっています。
フォルクスワーゲンやゴルフなどは日本車と大して変わりませんし、メルセデスベンツでも A クラスや C クラスなら日本の高級車よりも安いので、保険も安いです。
つまり、任意保険はスポーツタイプの車については高くなる。
車両保険は車両の価格によって決まるので外車(輸入車)だからといって高くなるわけではない、という事なんですね。
税金
税金も、外車だからといって高くなることはありません。
ただし、排気量の大きい車や、重量が大きい車は必然的に高くなります。これは、国産車でも重量が大きいワンボックスカーなどなら、高くなってしまいますよ。
排気量が小さくて馬力のある車やハイブリッドなどは安くなりますね。
ガソリン代
ガソリン代も車種によって変わりますが、外車だから高くなるわけではありませんよ。
ですが、やはりアメ車はいまだに燃費が良くなく、排気量も大きいので、その分沢山ガソリン代がかかるかもしれませんね。
ハイブリッドや、ディーゼルを選べばとても経済的です!
車検費用
車検費用はヤナセなど正規店に出せばやはり結構な値段になります。
メルセデスベンツなどはメルセデスケアと言って3年間修理代などがかかりません。最初の車検の時にも交換部品はほぼ全て無料になります。
なので意外と安いです。1回目の車検なら税金を除いて10万円以内で済みますよ。
もちろん次の車検の時は、消耗による交換部品も増えてくるので高くなると思います。
ですがこれまでの経験上、税金を含めて20万円程度の費用だと思います。どの部品を交換するかは、必須の消耗品でない限り相談できますよ。
ただし、車検代はメーカーや車種によってずいぶん違ってきます。
BMW でも5シリーズまでであればそれほど高くありません。ところが7シリーズ以上になると急に高くなります。
メルセデスでもEシリーズまでならそれほど高くありません。
同じメルセデスでもSや AMG ではグーンと高くなります。使っている部品の単価が全然違います。
またポルシェは部品が高いことで有名ですね。
ポルシェの中古を買いに行って、店員さんに維持費が高いからやめた方がいいと言われて、国産のスポーツカーを買った友人がいます。
ポルシェはよく走りますが、スポーツカーですから部品が速く消耗するらしいです。
予算に合わせて、メーカーと車種を選定してくださいね。
修理代金
修理代金はやはり若干高いと思います。
経験上国産車の1.5倍ぐらいするでしょうか?
もちろんこれもメーカーや車種によって変わってきます。
ですが、修理については、町の修理工場に出せば意外と安く修理してくれます。こすったりぶつけたりした時も、きっちり色を合わせて見分けがつかないように直してくれますよ。
またタイヤも結構高級なものがついています。
ですが、これも通販で購入して、近くの町の工場で交換してもらえば結構安く上がりますよ。
車両の買い替えを維持費と考えた場合
ここまで外車の普段の維持費をみてきました。
次に、車両の買い替えについて解説します。
最近の外車は故障することも少なく、排気量も小さくなって維持費は国産車とほそれほど変わらないことがわかりました。
これに加えて外車のメリットがもう一点あります。
全てのメーカー全ての車種に通用する話ではありません。人気のあるメーカーや車種という限定の話です。
それらの車は多くの場合、下取り価格が高いです。
これは人気の度合いと需要と供給の関係だと思います。
私がお気に入りのメルセデスベンツの場合ですと、 E クラスなどは人気も高く下取り価格も高く維持されています。
さらによりお得に買い替え時の売却価格を考慮するのであれば、新古車を狙うという手があります。
これはメーカーが新車販売時に展示などで使っていた車です。走行距離も数千 km、場合によっては数百Km のものもあり、メーカー保証が付いて2割程度安くなっています。
あるいは、3年落ち程度の外車を狙うのも手です。新車の6掛けで買えることもあります。
外車は、新車の価格は高めで、1〜3年で売却価格がドンと下がります。
ですが、3年後からはあまり下がらないのです。そして7〜9年経っていてもそれなりの価格で売れるんです。
外車、特にドイツ車は、国産車と違って足回りも、そしてシートも頑丈です。 7年落ち程度ではまだまだこれからという感じです。
なので、新車にこだわらないのであれば、3年落ちの正規認定中古車を買って4〜6年乗って売りに出しすというのが、経費効率の点からはオススメです。
例えばメルセデスベンツ E クラスの3年落ちを500万円で購入し、4年乗って200万円で売る事ができたらどうでしょうか? 4年で300万円です。
300万円程度の国産車ですと4〜5年程乗ると下取りは価格はとても安くなってしまいます。
新車にこだわらないのであれば国産車と出費は変わらないとも言えますね。
ディーラーが保証をつけて販売してる認定中古車なら、安心して乗れます。
ただし、人気車種、人気色を選ばないと、思った値段では売れませんので、注意してください。
まとめ
私の経験上、外車の維持費がそれほど高いという感覚はありません。
国産車でも排気量の大きい高級車に乗れば外車と同じぐらいの維持費がかかるはずです。
確かに20年ほど前の外車は電気系統が弱く、ドアミラーやエアコンの故障がありました。
故障が多いと維持費がかかります。
走ってる最中に窓が開いたまま 閉まらなくなって、困ったこともあります。日本車ではありえないような故障ですね。
ですがここ最近は全くの故障知らずです。
そしてその抜群の走行性能は、本当の意味で運転することに喜びを与えてくれます。
特に BMW やメルセデスはアウトバーンで鍛えた走行性能の故、高速道路での安定性は抜群です。
一度その足回りと、ステアリングの感覚に慣れてしまうと、なかなか国産車には戻れなくなるのです。
しかも、5年7年乗った後でもそれなりの下取り価格がつきます。メルセデスEクラスなら数百万円で売れます。
その意味でも維持費は安いと考えられるかもしれません。
外車の維持費は国産車に比べて、特段高いというわけではない事がわかりました。もちろん決して安いわけではありませんし、厳密に比較すると国産車よりは若干高くなると思います。
ですが、「持つ喜び、乗る喜び」は決してあなたを失望させないと思います。
故障の心配もほとんどなくなり、維持費も安くなった外車。
あなたも一度外車ライフを満喫してみてはどうでしょうか?