せっかくの海外旅行なのにパスポート落としちゃった!
大丈夫です!この記事を参考にしていただければ、最短当日に日本に帰るための書類を発行してもらえます。
心配だとは思いますが落ち着いて手続きをしてくださいね。
書類発行場所や英語でどう言えばいいかも紹介しますよ!
まず第一にパスポートを再発行してもらうための時間(期間)を知りましょう。
つまり旅程内の時間で日本に帰国するのが目的であれば、パスポートの再発行ではなく渡航書の発行をしてもらうことを目指すことになります。
海外でパスポートを無くしたリ紛失した時の手続き
パスポートを無くしたり、盗られてしまった場合には動揺せずに落ち着いて行動しましょう。
やることは限られています。
心当たりの場所に問い合わせる
↓
警察へ届け出る
↓
日本大使館または領事館でパスポート又は渡航書を発行してもらう
↓
航空会社或いは旅行代理店に連絡する
では、一つずつ説明していきます
パスポートを無くした心当たりの場所に、先ずは問い合わせる
パスポートが盗まれたのでない場合、見つかる可能性は結構あります。
特にタクシーやレストラン、ホテルなどでしたら出てくる確率は高いです。
英語が苦手な方は下記をご参考に。
心当たりに電話をする
「Hello, this is Taro Yamada speaking. I lost my Japanese passport and wondering if you found it at your end. 」
これで通じます。相手はペラペラと早口で話すかもしれませんが、落ち着いてとにかく上記を伝えてください。
ホテルのコンシェルジュに頼む
電話での会話は結構難易度が高いです。英語がとても苦手な方は、ホテルのコンシェルジェに頼みましょう。
「I am a hotel guest, and I lost my passport. Please help me. 」
何とかこれだけ伝え、後は自分で調べたレストランや訪問先をメモでいいので渡して、
「Please make a phone call」
と言えば、代わりに対応してくれるはずです。
警察へ届け出る
心当たりのある場所に電話してパスポートが見つからなかったら、すぐに警察に届けます。 同時でもいいかもしれません。
警察に届けられていることもありますので、この時点で見つかる可能性も!
警察署にも種類があるようですが、とにかく最寄りの警察署(Police Station)で大丈夫です。(下記参照)
パスポートを無くした旨を伝え、レポートを作成してもらい、そのコピーをもらいましょう。
Police stationにて
Ilost my passport so I would like a police report
でいいでしょう。
因みに、盗られた場合はレポートは盗難届になりますので、結構複雑になります。
財布やカードも盗まれたのなら、しっかりと届けて、保険請求のためにレポートはコピーしておきましょう。
I have my stuff (passport) stolen, please make a report for me.
後は、、、、何とか対応して下さい(汗
重要なことは、POLICE REPORTをもらうことです。
参考:海外Q&Aサイト投稿より
米国現地情報です。パスポートを無くしたら、最小のエリアをカバーする警察署(Police Station)に行けば事足りるよって内容ですね。
とにかく近くの警察署に行きましょう。わからなければ近くにいる人に聞けば大丈夫です。
それが無理なら、Google mapをスマホで立ち上げて「Police statinまたは警察署」と入力してみてください。
As with all police matters, it is probably best to go to the police station that covers the smallest area that you are within.
- If you lost your papers in a train station (large enough to have its own transit police), go to the transit police.
- If you lost your papers in a city, go to the city police.
- If you lost your papers outside a city, go to the state police.
If you don’t know whether you are within a city or not, ask somebody. In large metro areas there may be multiple city police agencies (for example, if you’re in northeast Dallas, you might need to visit the Plano Police).
日本大使館または領事館でパスポート又は渡航書を発行してもらう
Police reportのコピーをもらったら、現地の日本大使館または領事館に事情を説明してアポイントを取り、パスポートの再発行か渡航書の発行を依頼します。
事前に必ず電話を入れて事情を話し、アポイントを入れてください。場合によっては休みのこともあります。
注)私の米国人の友人は東京でパスポートを落とし、米国大使館に連絡したところ、あいにくお休みで大阪まで行く羽目になりました。
因みに米国大使館の情報は下記になります。
上記の様に、アメリカの場合、 日本大使館はワシントンDCにありますが広い国です。
ハワイに旅行していて、ワシントンDCになんて行けるはずがない!
ということで、実際には大使館か領事館どちらか近い方に行くことになるでしょう。
下記は外務省の在外公館リストへのリンクです。これをクリックすれば、下記のような各国の日本大使館と領事館の連絡先がわかります。
クリックの手間を省くために、日本人旅行者が多いハワイと、ロサンゼルスについては連絡先を提示しておきますね。
これらの外交館は日本人のための施設なので、日本語で大丈夫ですよ!
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ハワイ州,米国の領土中,他の総領事館の管轄地域以外
Honolulu
Consulate-General of Japan1742 Nuuanu Avenue,Honolulu, HI 96817-3201Tel:(808)543-3111 Fax:(808)543-3170
アリゾナ州,カリフォルニア州 ロサンゼルスオレンジ,サンディエゴ,イムペリアル,リヴァーサイド,サンバーナディノ,ヴェン チュラ,サンタバーバラ,サンルイオビスポの各郡
Los Angeles
Consulate-General of Japan350 South Grand Avenue, Suite 1700,Los Angeles, CA 90071Tel:(213)617-6700 Fax:(213)617-6727
それでは、外国の日本大使館や領事館に行って渡航書を発行してもらうために必要な書類について書いていきます。
新たなパスポートに必要な書類
パスポート再発行については下記が一般的な情報ですが、長期滞在している人のための情報と考えて下さい。
短期観光で旅行しているのでしたら、パスポートの再発行は必要ないはずです。
- 一般旅券発給申請書 — 1通→ 大使館・領事館の窓口備付
- 戸籍謄本又は抄本 — 1通→ 作成後6ヵ月以内のもの
- 写真 (縦 45mm×横 35mm) — 1葉
- 手数料→年数によって異なる。
帰国のための渡航書に必要な書類
緊急に発行される一度きりの書類です。これを入手すれば日本に帰れます。渡航書は最短即日、遅くても翌日には発行されます。
パスポートは日本に帰ってからゆっくり再取得してください。
下にハワイ州を例に必要書類を示します。
特に日本の国籍を証明する書類として正式には戸籍謄本が求められます。
日本いる親類などに依頼して取得してもらい、それを国際FAXで大使館あるいは領事館に直接送ってもらうことになります。
大使館や領事館によっては写真をメールで送信することで対応してくれることもあります。
いずれの場合も原本は後日郵送することになります。
国際ファックスの送信方法
010 + 相手の国番号(アメリカなら1、香港なら852など)+ 相手の番号
注:相手の番号は、市外局番の最初の0を除いた全てです。例えば
03-5555-6666なら
3-5555-6666となります。
コンビニでもファックスは送れます。ただしセブンイレブンは海外には送れません。ローソン、ファミマ、ミニストップ、スリーエフは海外ファックスが可能です。
日本大使館や領事館での扱いは基本はどこでも同じです。
ただしハワイ州では、パスポートのコピーがあれば戸籍謄本は必要ありません。
例:ハワイ州領事館 ★は領事館に備え付けられています。
戸籍謄(抄)本、本籍地の記載されている住民票、または本籍地が記載されている有効な日本の運転免許証のいずれか。
⇨米国永住者及び長期滞在者の場合、戸籍謄(抄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)が必要。
⇨短期滞在者の場合や、やむを得ない場合は、パスポートの写しで可(印刷されたもの)
(※戸籍に記載通りの本籍地を記入していただく必要がありますので、必ずご確認下さい。)
運転免許証、健康保険証など
航空会社或いは旅行代理店に連絡する
通常帰りの便については既に航空会社にパスポート番号が登録されているはずです。
また、渡航書が間に合わず予約変更が必要になるかもしれませんね。
予約してある航空会社あるいは旅行代理店に連絡して、状況を伝えましょう。
予約の変更は最も避けたい事態ですが、致し方ありません。
早めに連絡することで便宜を図ってもらえる可能性もあります。
ぐずぐずしていても事態は改善しません。 予定していた便に乗れないことが確定したらできるだけ早く連絡をしましょう。
まとめ
ウキウキして出かけた海外旅行。
浮かれた気分で旅行するのは当たり前。そういう状況ですからパスポートを落としてしまうことも起こり得るのです。
自分を責めないで、気を落とさずに落ち着いて行動してくださいね。大丈夫!何とかなります。
また、念のためにパスポートを落とした時の対処を知ろうとして、このページを読んでいただいた方にも参考になったのではないでしょうか。
これから海外に行かれる方は、本籍が記載されている戸籍謄本(抄本)を持って行ってください。
⇨家族で行くのなら全員が記載されているので1枚でいいでしょう。たった450円です。
申請用写真は現地でも何とかなりますのであらかじめ用意しておく必要はないでしょう。
予定していた航空機に乗れなければ10万円、20万円単位で費用がかかってしまいます。
この記事を参考に、無くしてしまった人は今すぐ行動を!
そしてこれから海外に遊びに行かれる方は戸籍謄本を忘れずに!
この記事があなたのお役に立つことを願っています。
この記事が参考になる人。
海外旅行でパスポートを落として再発行の方法を知りたい人
海外旅行でパスポートを盗られて再発行の情報を知りたい人
再発行の方法は分かるけれども英語で何て言っていいかわからない人