太陽光発電事業の8月のデータが出ましたので、報告します。先月に引き続き発電額が減少しています!
今回も先月に引き続き2018年1月から8月までのデータを一挙掲載して、その傾向と収益の状況を解説していきます。
太陽光発電にご興味のある方、既に運営していて他者の状況が気になる方、どうぞご参考ください。
ちなみに、この発電所は西日本、三重県津市に設置しています。
2019年8月までの太陽光発電設備の発電状況
折れ線グラフが2018年の実績で、棒グラフが2019年の実績を示しています。
(前回報告からフォーマットを変えています)
2018年に比較して、2019年は発電量が若干落ちていますが、8月はさらにパフォーマンスが悪かったという結果になりました。
では、日照量が少なかったのでしょうか、調べて見ました。
気象庁の発表資料による日照時間
気象庁発表によると、
三重県津市の日照時間は、
2018年8月が279.2時間
2019年8月が218.2時間となっていました。
合計61時間、2019年8月は昨年よりも日照時間が短かったことがわかりました。
2018年1ー8月の平均発電額は、どうだったのだろうか?
3機合わせて、月平均は183,634円でした。
1号機は、180,211円
2号機は、203,176円
3号機は、167,514円
2019年1-8月の平均発電額は、どうだったのだろうか?
3機合わせて、月平均は170,050円でした。
月平均前年比13,584円減少という結果になっています。
1号機は、172,236円
2号機は、181,542円
3号機は、156,372円
太陽光の発電効率は年々落ちていくのですが、それにしても本年は日照時間の短さが効いています。
異常気象ですね(;_;)
太陽光発電所のそれぞれのローンは、おいくらですか?
1号機は125,600円
2号機は、113,534円
3号機は、118,119円となっています。
月平均粗利は、
1号機は、46,636円
2号機は、67,990円
3号機は、38,253円とコンスタントに利益を出しています。
ただし、この粗利から、経費を引かなければなりません。
太陽光発電にかかる一般的な費用
産業用太陽光発電設備を有している際にかかる一般的な経費は以下のようになります。
人によってこれらの額は異なるので、一概には言えません。
ざっと計算すると、上記のごとく3設備有していると、年間50万円から、150万円程度の手取りになるのではないでしょうか。
8月のトラブル
8月は大きなトラブルはありませんでした。
8月から9月にかけて大きな台風が来ましたが、管理会社の知恵で設置している防草シートに影響もなく、ことなきを得ております。
太陽光発電で一番の問題は天災ですね。
ですが、水上設置発電や崖などのような危険が大きい場所に設置していなければ、それほど心配はないと思います。
まとめ
2019年8月時点の太陽光発電の粗利についての報告でした。
7月の集計に間違いがあったので、今回修正しましたので7月の報告と若干数字が異なっていますが、3機合計の集計に修正はありません。
今年は昨年に比較して日照時間が短く、発電額は前年比で減少しています。
9月以降どうなるのか?
前年に近づいてくれることを祈るばかりです。