太陽光発電による収入を大公開|19年7月の稼ぎはどれくらいだ?

太陽光発電
Alexas_Fotos (CC0), Pixabay
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太陽光発電事業の7月のデータが出ましたので、報告します。

今回は、2018年1月から7月までのデータを一挙掲載して、その傾向と収益の状況を解説していきます。

太陽光発電にご興味のある方、既に運営していて他者の状況が気になる方、どうぞご参考ください。

ちなみに、この発電所は西日本、三重県に設置しています。

7月の売電額は、3機合わせて、620,448円でした。
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2019年太陽光発電設備の状況

 

折れ線グラフが2018年の実績で、棒グラフが2019年の実績を示しています。

2018年に比較して、2019年は発電量が若干落ちています。

6月を除いて、どの月も軒並み昨年の発電量を下回っています。

では、日照量が少なかったのでしょうか、調べて見ました。

気象庁の発表資料による日照時間

気象庁発表によると、

1月は、比較的降水量が少なく、日照時間多かった

2月は、降水量、降雪量共に少なく、ただし、日照時間少なかった

3月は、月間日照時間多かった

4月は、晴れの日が多く、月間日照時間多かった

5月は、月間日照時間かなり多く、降水量は少ない地方が多かった。

6月は、気圧の谷の影響はあったが、日照時間は多かった

7月は、西日本は日照時間がかなり少なかった

となっていました。

この発表通りですと、2月と7月以外は、前年の発電量を超えても良さそうですが、結果はそうなっていません。日照時間というのが曲者かもしれませんね。

さらに、たまたまこれら発電所の日照時間が昨年と比べて少なかったのか、それとも発電力が落ちているのかは現時点では判断できません。

 

6月は、全ての発電所で前年を上回っているので、単純に発電力が落ちているとも考え難いです。

2018年1ー7月の平均発電額は、どうだったのだろうか?

1号機が、198331円

2号機が、164008円

3号機が、184738円

 

2019年1-7月の平均発電額は、どうだったのだろうか?

1号機が、180837円

2号機が、156644円

3号機が、171562円

という結果になっています。

それぞれのローンは、おいくらですか?

1号機は125600円

2号機は、113534円

3号機は、118119円となっていますので、

月平均粗利は

1号機は、55237円

2号機は、43110円

3号機は、53443円とコンスタントに利益を出しています。

昨年よりも利益額が低下しているとはいえ、大変手堅い事業と言えます。

ただし、この粗利から、経費を引かなければなりません。

太陽光発電にかかる一般的な費用

産業用太陽光発電設備を有している際にかかる一般的な経費は以下のようになります。

 

土地の賃料 :一発電所年間10万円程度
電気代:一発電所一月1000円程度
メンテナンス代金:これはピンキリです。千数百円から数万円迄。
償却資産税:これは年毎に減少していきますが、一設備、年間10万円から15万円を見込みます。
それから、将来の廃棄費用積立です。年10万円も積み立てれば十分でしょう。
そして最後に最も厄介な(汗)、いや国民としての義務である所得税と住民税が待っています。

 

人によってこれらの額は異なるので、一概には言えません。

ざっと計算すると、上記のごとく三設備有していると、年間50万円から、150万円程度の手取りになるのではないでしょうか。

まとめ

発電を開始して、丸3年経過した太陽光発電所の発電状況の報告でした。

太陽光発電は、水害に合うような場所や、土砂崩れになりかねない場所を避ければ、安定して事業収入が得られる案件だと思います。

ただし、20年間の発電力の推移はまだわかりません。

今後も毎月報告しますので、ぜひご参考ください。

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