私はダイナースプレミアムカードホルダーになって早10年になります。
ですがついにこの時が来ました。
度々のサービス改悪に流石に嫌気がさし、まだまだプレミアムカードとしての価値はあると認めつつも、私の価値観には合わないためダウングレードすることにしました。
では、ダイナースクラブプレミアムカードのダウングレードはどのようにすればいいのか？
ダウングレード後の扱いはどのようになるのか？
例えばダイナースプレミアムカードホルダーからダイナース銀座カードのホルダーになることができるのか？
など今回報告していきます。
なぜ退会ではなくダウングレードなのか？
そもそもなぜダウングレードするのか?
あるいは、なぜダイナースクラブを退会しないでダウングレードにするのかと思われるかもしれません。
その理由は既に他の投稿で述べていますが、ダイナースクラブに未練があるわけではありません（笑
それは数十万ものポイントが貯まったままで、そのポイントを交換したい商品などはないからです。
そして、退会＝解約してしまうと、そのポイントはその時点で失効してしまうのです。
私は特段陸マイラーというわけではありません。
ですが、クレジットカードのポイントの最も効率の良い利用方法は、ポイントをマイルに変えてエグゼクティブクラスでの海外旅行だと考えています。
しかし、ダイナースの度重なる制度改悪で、今ではANAにはなんとわずか年間4万ポイント＝4万マイル、他の航空会社（私のオススメはユナイテッド航空）には、かろうじて10万ポイントの交換が限度となってしまいました。
私のポイントはすでに30万程度残っていますので、3年ほどの時間をかけないとマイルには変えられないのです（泣！！
３年間ダイナースのプロパー平カードの会費、22000円（税抜き）を支払うのって、無駄じゃない？
そう思われるかもしれません。
しかし私の計算上、1マイルは、最低5円〜6円程度の価値があります。
つまり30万ポイントを保有しているということは、金銭換算で150万円から180万円の価値になるというになります。
今後ダイナースクラブをクレジットカードとして使うつもりはありません。
ダイナース 平カードの向こう3年で必要な年会費は、72160円（ 税込）です。
マイルの価値を考えると、年会費を払っても十分なお釣りがくるということになるのではないでしょうか？
今後の決済は、セゾンマイレージプラスゴールドとJCBマイレージプラスゴールドの二本立て。
それから、予備として大丸松坂屋お得意様ゴールドカード、三井住友VISAヒルトンゴールドカード、JAL JGCカードの合計五本体制です。
実はこれら以外にも、楽天証券での信託購入のための楽天カードとYahooカードもあるのです、、、、（これらは無料ですが、クレジット枠をしてはカウントされてしまいますね、、、）
ダイナースクラブプレミアムカードをダウングレードするための手続き
ダウングレードのための申込書を送ってもらい、それに記入して返信することで受け付けられるということです。
正直面倒です。が、そのような決まりなので仕方がありません。
プレミアムカードから銀座ダイナースカードなどへの切り替えはできないとのことでした。その場合は、プレミアムカードを解約して、新たに審査を受けて発行の可否を待つことになると。（さすが高飛車）
しかも、この場合、現在のポイントは解約を申し込んだこの電話で失効するという御無体な対応！！
ポイントを失効させないためにやむなくダイナースカードを保持する私としては、面倒な郵送による切り替えを申し込むこととなりました。
切替が承認！された時点でプレミアムカードの日割り会費が返金され、平カードの日割り会費が請求されるということでした。
他の案件の場合、申し込めば依頼物はすぐに郵送されます。
しかし三井住友トラストクラブとしては、ダウングレードは利益が上がる案件ではありません。
ダウングレードの申込用紙を郵送してくれるように頼んだのが、金曜日のお昼。
都内の自宅に用紙が届いたのは水曜日でした。（今時、残念なほどの遅さ）
しかも送られてきたのはまさしく残念なただの封筒。もはやプレミアムの漆黒封筒ではありません（残念！
中身は大変そっけない挨拶状と、切り替え依頼書、案内状、それから注意書きです。
注意書きには、署名捺印の上、本人確認の書類を返送するように書かれています。
10年間プレミアムカードを使っていたのに、本人確認の書類や年収まで書かないとダウングレードできないのか？
少し唖然としました。
しかも、切り替え依頼用紙には捺印する箇所もありません。
仕方がないので電話して問い合わせると、
（じゃあ、この案内はなんなんだ？という気持ちを抑えつつ、静かに電話を切りました）
とのことで、取り急ぎ必要事項だけを記入して返送してくださいということでした。
三井住友トラストクラブだからこのような扱いなのかどうかはわかりません。
しかし使い回しの案内状のようなものを送りつけてくるという時点で、個人的にはますますダイナースクラブに対する愛想が尽きてしまったと言わざるを得ないですね。残念です。
さようならダーナース！！
雑感
今回本当にダイナースクラブプレミアムカードをダウングレードします。
確かにダイナースクラブプレミアムカードには魅力的なサービスがたくさんあります。
しかしながら私の使い方では、もはや自己満足以外には価値がないのです。
稼ぐことや節約と、人生をお得に生きる方法を発信しているブログオーナーとしては、それを使いこなせないのであれば、潔くプレミアムカードを放棄するという方法を取る以外にありません。（有言実行！
- 海外旅行の際に、正規運賃でエグゼクティブクラス以上の航空券を予約したり、
- 事前にプレミアムコンサートのチケットを予約したり、
- それこそ予約が取りにくいレストランやゴルフクラブの予約をしたり、
- 一般の人が参加できないようなダイナースクラブのイベントに参加することを楽しみにしている人
にとっては、プレミアムホルダーでいることにも価値があると思います。
おそらく、年収２〜3000万円レベルでは、使いこなせないのではないかな？その場合は、、、、
誰もが持っているわけではないプレミアムカードを保有している、そこに価値を見出せないと、意味をなさないのかもしれません。
（過去は、百円につき２ポイント付与されていましたので、それだけでも価値がありました。それが百円につき１.５ポイントなったことで、優位性が一気に失われたのです）。
ダイナースプレミアムカードは今でも優秀だとは思います。
高額なものを購入する人にとってはやはり強い味方です。
例えばロレックスのデイトナや、ヒルトングランドバケーションクラブの会員権、 家族のビジネスクラス航空券などになると、ちょっとしたゴールドカードでは与信枠を超えてしまうでしょう。
このような観点からも、やはりそれなりの金銭的余裕がある人が持ってこそのカードだと思います。
