私がダイナースプレミアムカードに興味を持ったのはその稀少性やステータス、付帯サービスが素晴らしいと思えたからです。
正直なところ年会費10万円(当時)、現在は13万円は高いなという印象です。
それでもダイナースプレミアムカードを持ち続けているのは、ポイントがどんどん貯まって、そのポイントを航空会社のマイルに変えてアップグレードやマイル旅行が楽しめるからなんです。
ダイナースプレミアムカードは招待制で(インビテーションをもらわないと持てないのです)、稀少性の高いカードですが、カードは使うもの。
手に入れて使用しているとみるみるポイントがたまります。
通常のカードは100円で1ポイント付与ですが、ダイナースプレミアムカードなら
100円で2ポイント付与されますので、ポイントが貯まるスピードがとても早いのです。
プレミアムカードの場合家族カードの発行は無料です。
家族カードを発行してもらって一緒に使うとあっという間にポイントがたまります。
私の場合も気がつけばポイントが貯まっているという感じなので、それをマイルに変えて海外旅行を楽しんでいます。
どんどんたまるダイナースのポイント。どうせなら有効に使いたいというあなたへ。
そして海外旅行が好きなあなたに。
今回はダイナースのポイントでロスアンゼルスへビジネスクラスを使って二人で旅行する場合のポイントについてお話ししましょう。
今回は、ロスアンゼルス往復ビジネスクラスの必要マイルが30万マイルという前提で記事を進めて行きますね。
実際には季節や日程によって必要なマイル数は異なりますが、今回調査したところUnited Airlineでは30万マイルで予約が可能でした。
マイレージはどこの航空会社がいいの?
まず航空会社についてです。航空会社の好き好きはあると思いますが、ダイナースのポイントを使ってマイレージで旅行するのならばDeltaかUnited Airlineがオススメです。
ダイナースプレミアムホルダーが実感しているメリットを全解説!
United AirlineやDeltaは日本に住んでいる会員の場合はマイル旅行やアップグレード以外にはマイルを使えなというデメリットがあります。
ですが、マイルが失効しないという大きなメリットがあります。
ご存知だとは思いますが、マイルで獲得できる座席には数の制限があります。
各航空会社によってマイル交換用の座席数に違いがあり、それによってマイルで旅行をし易い会社とそうでない会社があるということになります。
Delta Airlines
Deltaはマイレージが永久不滅です。つまり一旦Deltaのマイルに移行させれば、マイルが執行することがありません。
何も気にせずマイルに交換しておけばいつかは必ず自分が行きたい場所までのマイルがたまります。
ただし、マイルで購入できる座席の数が多いとは言えず、少し座席を取りづらい面があると思います。
または、行き先によりますが必要マイル数もUnited Airlineより多いと思います。
United Airline
United Airlineはマイルの増減がなければ失効しますが、マイルを使ったり、新たに獲得するとそこから18ヶ月間全てのマイルの期限が延長されます。
なので、ダイナースのポイントを毎年マイルに移行させれば実質有効期限がなくなります。
United Airlineは最初にマイレージというシステムを考え出した会社で、マイルは使いやすいです。
月や日によってマイレージ旅行による必要マイレージ数に違いがありますし、JALやANAに比較して同じ目的地でも必要マイル数が多いですが、座席は取りやすいです。
むしろ多くのマイルを使えば取れない日はほぼないという感じです。
JAL
もちろん、日本人としてはサービスの良いJALやANAを使いたいと思う人も多いと思います。
確かにJALやANAのサービスは別格で、これら国内航空会社を使えるのでしたら良いと思います。
ですが、JALやANAは航路によっては座席数が少なく、日本人の人気も高いためマイレージ旅行の航空券の予約は結構難しいです。
マイルを使った旅行で最も大きな難点は、マイルが十分に貯まらず有効期限切れで失効してしまう事です。
JALもANAも一般会員の場合にはマイルの期限が3年なのです。
つまり十分なマイルが貯まるまでに有効期限がきてしまうということが起こります。
私の場合は、十分なマイルがたまらずにしかたなく他の景品に交換することが多々ありました。
もっともダイナースのポイントはJALのマイレージには交換できませんので、JALマイルを貯めたい方にはそもそもダイナースは使えないカードということになってしまいますが。
ANA
一方のANAには道が残されてます。
ANAダイナース(プレミアムカード)であれば、年間マイル移行の上限もなくANAマイルに交換できますので、ロスアンゼルスビジネスクラス2名往復分くらいは十分に貯められると思います。
ANAダイナースプレミアムカードの年会費は155,000円とプロパーのプレミアムカードより高いですが、ANAのマイルで旅行をしたい方には一考の価値があると思います。
まずはポイントを貯めよう
さあそれではビジネスクラスでの旅行に向けて、何はともあれポイントを貯めて行きましょう。
せっかく手に入れたプレミアムカードです。どんどん普段使いしてポイントをゲットします。
コンビニでも居酒屋でも、公共料金の引き落としでも。使えるところでは全てダイナースで決済!
一部100円で2ポイントにならないような支払いもありますが、それでも気にせず使って行きましょう。
ダイナースのポイントを貯めてマイレージ旅行を楽しむ秘訣は、とにかく一つの航空会社に集中させることが早道だと思います。
2万マイルや3万マイルでは国内旅行しかできません。
分散させると海外旅行に必要なマイルが貯まりづらくなりますからね。
ただし、ダイナースのポイントをマイルに交換する場合には年間の上限がありますのでちょっと工夫が必要です。
ANA以外で30万マイル貯めようとすると、年の締め切りに10万ポイントをマイルに移行して、年が切り替わったらすぐにまた10万ポイントを移行、そして翌年の切り替わり後に即10万ポイント移行することで30万ポイントですね。
ちなみに各航空会社の年会集計期間は下記のようになっています。
年間移行マイル集計期間
<ANAマイレージグラブ以外の場合> 2月1日~翌年1月31日
例えば2019年の1月に10万ポイント移行して、2019年2月に10万ポイント移行、そして2020年2月に10万ポイント移行すれば1年と一ヶ月ほどで30万マイル移行できますね。
実際に必要なマイル数はいくら?
今回実際にUnited Airlineで成田空港からLAX、ロスアンゼルス国際空港までのチケットの予約を行ってみました。
行きはUnited Airlineで、帰りはANAを使ってのビジネスクラスでの旅行です。
United AirlineはANAと同じスターアライアンスなので、United AirlineのマイルでANAに乗れるのです。
ご覧のように30万マイルと別途負担10,160円で二人分のチケットが入手できました。
日程よってはこのマイレージ数では足りないこともありますが、概ね30万マイルから33マイルで成田ーロス往復ビジネスクラスのチケットが入手できます。
日程が合えばファーストクラスが安く出ていることもありますよ。
ビジネスクラスのチケットなので成田空港でもビジネスクラスのラウンジが使えますので、空港からくつろいで旅行が楽しめますね。
まとめ
すでに私は40万マイル以上をUnited Airlineに移行させ、残りはDeltaに移行させています。
現時点ではダイナースのマイレージプログラムでは年間移行上限ができましたので、最強カードとは言えなくなりましたが、それでも100円につき2ポイントたまるカードはありません。
30万マイル移行させるには1年と少しかかりますが、それでビジネスクラスでロスアンゼルスまで往復できます。
サンタモニカの浜辺を散歩して、ハリウッド界隈の見物、ビバリーヒルズでお買い物なんて素敵ですよね!
是非あなたも良い日取りでチケットをゲットして旅行を楽しんでくださいね。
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