科学とは何か?真実を極めるための朱玉の言葉

名言解説
geralt (CC0), Pixabay
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科学。

それ無くして人間自体が成り立たないかもしれない。

私は昔科学者になりたかった。しかし現実の世界ではビジネスマンを選択しました。

それでも、職業柄、考えることの重要性は嫌という程理解しています。

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ビジネスにも通ずる科学の考え方。

今回は、久々に感動した宇宙創生というサイモン・シンの著作から、科学に関する朱玉の言葉を列記してみます。


宇宙創成(上) (新潮文庫)

 


宇宙創成(下) (新潮文庫)

科学という言葉は、1834年3月「クオータリー・レビュー」という雑誌に掲載された記事が始まりであると記されています。

ヴィクトリア朝の博識家ウィリアム・ヒューエルの造語であったとのこと。

起源はラテン語の「知識」を意味する(scientia)であり、自然哲学などに取って代わったということです。

約200年前からの言葉であり、学問ですから、哲学に似ている部分があるのも頷けます。

では、著名人たちの科学に関する言葉をお楽しみください。

科学とは組織化された知識である。

ハーバート・スペンサー(イギリスの哲学者)

 

科学は、熱狂と迷信という毒に対する素晴らしい解毒剤である。

アダム・スミス(スコットランド経済学者)

 

科学は知識になったもの、哲学はまだ知識になっていないものである。

バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)

 

(科学とは)絶えず見直しを受ける一連の判断である。

ピエール・エミール・デュクロー(フランスの細菌学者)

 

(科学とは)原因を知りたいという願望である。

ウイリアム・ハズリット(イギリスの随筆家)

 

(科学とは)物事の因果関係と依存関係に関する知識である。

トマス・ホッブズ(イギリスの哲学者)

 

(科学とは)謎に満ちたこの世界で、真理を探し求める者が行う想像力の冒険である。

シリル・ノーマン・ヒンシェルウッド(イギリスの科学者)

 

(科学とは)壮大なゲームである。それは胸踊る爽快なゲームだ。そしてこのゲームの競技場は、宇宙それ自体である。

イジドール・アイザック・ラビ

 

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人間は力ではなく知識によって自然を支配する。魔術が失敗したところで科学が成功したのはそのためだ。科学が探していたのは、自然に対してかける呪文ではなかったのだ。

ジェイコブ・ブロノフスキ(イギリスの科学者で著述家)

 

科学の真髄は、見当違いな問いかけをすることが、当を得た答えをつかむための第一歩になることだ。

 

ひとことで言えば、科学とはわれわれの住むこの世界について、知性的かつ総合的な知識を絶えず探し求めることである。

コーネリウス・ヴァン・ニール(アメリカの微生物学者)

 

科学者とは、正しい答えを与える者ではなく、正しい問いを発する者である。

クロード・レヴィ ストロース(フランスの人類学者)

 

科学に請け合うことができるのは「どうなっているか」だけであり、「どうあるべきか」ではない。科学の領域外では、あらゆる価値判断が今後とも必要とされる。

アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者)

 

今日の科学は明日のテクノロジーである。

エドワード・テラー(アメリカの物理学者)

以上 宇宙創成(下)からの一部抜粋でした。

まとめ

この本は上下二巻で構成されていますが、少しでも科学に興味がある人や、宇宙がどうしてできたのか?

何故人は生まれたのか?

もっと言えば何故人は生きているのか?を科学的に考えることができる名作であると思います。

それほど難解な内容ではありません。

ぜひ一度、手にとって読んでいただければと思います。


宇宙創成(上) (新潮文庫)

 


宇宙創成(下) (新潮文庫)

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