「こうすれば必ず人は動く」を読破!人生に役立つヒントあり

人生
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今回、D.カーネギーの「こうすれば必ず人は動く」を読破しました。

大変読みやすい本で、あっという間に読み終えてしまいました。

今更ながらですが、若い時に読んでいれば良かったなと思えるような内容でした。

特に現在新コロナウイルスで将来が不安になったり、人間不信になったりと心がすさむ、状況になって来ていますので、是非この心構えを参考にして前を向いて歩いていきたいものです。

今回は、私が読破した中で参考になる、あるいはやるべきだと思ってマークした部分をご紹介したいと思います。

とは言え、本を読むのは苦手だと言うあなたに、本を通じて、その極意を一言で言うならば、

相手に敵対するよりも、それを呑み込み、大きな包容力で接すること、それが人を動かす極意

と言うことに尽きると思います。

では、行ってみましょう!

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間違いを犯したら速やかに十分にそれを認めること

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これは交通違反で捕まった人が、最初は、違反をしたにもかかわらずそれを正当化しようとして警官にまっこうから歯向かって、ついにはブタ箱に入れられてしまいます。

そしてその後、「必ず人は動く」を理解した彼は、次に交通違反で捕まったときに、全く違った態度をとったのです。

裁判官に対して(海外では交通違反でも簡易裁判にかけられるのです)、自分の違反を積極的に認め「償いをさせていただきたい」と申し出ます。

しかし彼は過去に1度しか交通違反をしていなかったのです。そう前回ブタ箱に入れられたあの一度だけです。

それに加え今回、自ら罪を認め有罪であると、そして罪を償いたいと申し出ました。

さて、結果はどうなったでしょう?

裁判官は彼に執行猶予1年を申し渡したのです。

前回は悪態をついてブタ箱に入れられ、今回は素直に間違いを認めることで執行猶予1年となったのです。

そんなにうまくいくはずはない、と思うかもしれません。

しかし人は反対されると、そしてその態度が強ければ強いほどそれに歯向かおうとします。

半信半疑かもしれませんが、間違いを素直に認めるというのはやってみる価値がある行動だと私は思いました。

 

自ら裁かれることを欲しないならば、人を裁くことなかれ

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戦時中のアメリカ。

エイブラハム・リンカーンが敵軍を倒す千載一遇のチャンス到来と判断して、戦地の指揮官ミード将軍に相手を攻撃する様に命じます。

しかし、ミード将軍はそれに従わず、全く反対の行動を指揮しました。

あなたがリンカーンの立場ならどの様な態度を取るでしょう?

私なら、「なぜ命令に従わなかったのか!?」と叱責するだろうと思います。

彼ももちろん頭に来て、ミード将軍に手紙をしたためました。

その後エイブラハム・リンカーンはこの様に述べています。

「相手を責めてみても、今更事態が変わるわけではない。いくら責めても、相手は自分を正当化して、逆に私を非難する様になるのが関の山だろう」と。

「ミード将軍にしてみれば、現地の悲惨さを実感し、命令を無視しても攻め入らないほうが良いと判断したのだろう」とも。

リンカーンは、彼に宛てて書いた手紙を結局出さずじまいでこの世を去りました。

 

 

どんなに人が間違っていると思えても人を悪し様に避難してはならない。人を非難する前にまず自分自身を正すこと。

 

分かっていても、腹が立ったらなかなか実戦できないことではあります。ですが頭の片隅に常に入れておきたい言葉です。

 

自分が扱ってもらいたいように人を扱う

 

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人が何か間違ったことをしている時、それを正さなければならない状況に遭遇することはあります。

相手が間違えているのですから、ついついそれをストレートに指摘してしまうかもしれません。

しかし、それでは権力を傘にして人を動かすことは出来ても、実際には人はそれには従わないのです。

社内での禁煙命令が出ているにもかかわらず、タバコを吸っている社員たち。

ここで主人公がとった態度は、通常では考えられないようなものです。

その社員の中に入っていき世間話をし、奥さんの庭仕事を褒め、それどころか気にしているタバコを与えたのです。

そして去り際に「今のタバコは外で吸ってくれるとありがたいな」と言い残したのです。

残された社員たちはどのような態度をとったでしょう。

一言も文句を言わず自分たちのことを気遣ってくれた社長。もちろん会社は禁煙であることを彼らは承知しています。

そして自分たちが規則を破っていることを社長は知っています。にもかかわらず、一切とがめなかった。

それを理解している彼等は、もらったタバコを持って自ら外に出てタバコを吸ったのです。

 

その人自身の過ちに気付かせなければならないならば、その人の感情を傷つけないように、上手に、思いやりをもって行うこと。その人の面目が保たれるようにすること

 

綺麗事と言えばそれまで。私も何度となく部下の面目を保ち、さとしましたが、やる気のない人というのは、結局改善しない、ことが多いです。

それでも、解雇するつもりでなければ、この手法の方がまだマシだと思います。

 

 

恐怖心は、あなたの心の中にしか存在しないのです。他のどこにも存在し得ないものなのです。

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恐怖心というのは厄介なものですね。

恐怖心が強いために、せっかくのチャンスを取り逃がしてしまうこともあることでしょう。

結局平々凡々な人生を歩むか、またはそれ以下の結果に終わってしまうかもしれません。リスクのないところにチャンスはないのです。

生まれつきの怖がりという人もいます。ですがそれは本当なのでしょうか?

この本によると赤ん坊というのは、大きな音と空中を落ちていく感覚という二種類の恐怖心しか持っていないことが証明されています、と書かれています。

つまりそれ以外の恐怖心は、全て後天的に身につけて、成長してしまったものなのだと。

ではこれを克服するにはどうすればいいか?

  1. 人間だということを体を使って表現する。
  2. 勇気があるように振る舞う。
  3. 自分のことを考えるのをストップする。
    (相手はあなたのことなど真剣に見ていないし、気にもかけていない)
  4. 自分が強いと思ったら、その通りのことを相手に言うこと

 

たったこの四つを実践するだけで、あなたは怖がりから脱出できる、ということです。

 

人間性の最も深いところにある動機は、認められたいという強い願望である

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これはハーバード大学のウィリアムジェームズ教授が残した言葉だということです。

私はこの言葉には強い共感を覚えます。

人間の最も強い欲望は承認欲求である。まさしくそう思います。

幼い子供だけでなく、十分に成長した大人も同じだと思います。

政治家やテレビタレント、タレントアナウンサーなどはその最たるものでしょう。

先日、新コロナウイルス騒ぎで、国民への給付金が一部の方に30万円としていたところ、全国民に10万円に変わったと発表されました。

それを受けて、今まで何の発言もなかった三原じゅん子という議員が、 Twitter で「私たちの声が届いた、願いか聞き入れられた」とつぶやきました。

世間では????どんだけ自己主張が強いの?手柄の横取り、ということで話題になっていましたね。

ま、人間の根本欲求なので致し方ないところでもありますが、、、、

 

話はそれましたが、人を動かす、というテーマにおいて、これは大変重要なことです。

リップサービス

お世辞

おべんちゃら

おだて

これらと同じ、、、では無いのです。

 

このように説明されています。

お世辞は利己的で不誠実なものです。うまくいくわけがありません。自分のことを忘れて、無私の気持ちで相手に対する興味・関心を抱けば友人を作ろうなどと考えなくても友人ができる、ということなのです。その結果おそらく収入も増えるでしょう。なぜならビジネスというものは、最終的には自分の気に入った相手と行うものだからです。

参考になります。

自分がいかに素晴らしいかということを語ることをやめて、相手の良いところから褒め称える。

 

まずはここまで、実践してみてはどうでしょうか?

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