マスコミがいまさら煽るFIREが今ブーム?それってある意味XXXですよね?

人生
geralt (CC0), Pixabay
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最近マスコミやブログ、YoutubeなどでFIREが取り上げられることが増えています。

FIREとは”Financial, independence, Retire, Early”の略で、米国の若者たちの中で2018年ごろから流行り出した生き方のことです。

私もこのブログで2019年に取り上げています。

憧れのFIREムーブメントは日本に馴染むのか?実践者紹介と注意点

しかし、いつもながら遅ればせてマスコミが取り上げるようになると変な方向に誘導されてしまいます。

マスコミは記事の購読量や視聴率を上げるために、わざとバイアスをかけて報道するものです。

(最近のCOVID-19の報道は目にあまり、嫌になるのでTV離れが起こると言う悪循環のようです)

 

で、何が言いたいのか?といいますと、字面だけで早期に退職することを主眼にした記事があまりに多すぎて単なるマスゴミのネタになっているのが悲しいなって言うことで、少しだけ記事にしてみました。

 

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1億貯めて4%の利息で生きていくのがFIRE?馬鹿なこと言うなよ!

いくつかの記事ではFIREとは40代までに1億円貯めて、それを投資に回して4%の投資リターンで生きていくと言うものを紹介しています。

しかし元々米国の若者の間で運動となっているFIREは20代や30代から資金を貯めて、投資に励み、質素な生活をいとわず、40代前半でのリタイアを目指すというものです。
その方法はいといませんので、上記のように1億4%という手法もあるでしょうが、当然!それが全てではありませんし、多くの記事の結論の如く”1億4%”手法は現実的ではありません。
1. 40代(特に前半)までに1億円貯められるような人はそれなりに才能があるので、その後4%の利息だけで生きていく人生には満足できないでしょう。
2. たとえ満足できるとしても(私も一度若くしてRetire生活を楽しみましが、半年で飽きて満足でいなくなりました)、年4%リターンを確実に得る方法はありません。4%確実に得られるような国はインフレが起こっているので、税金や保険などを差し引かれた300万円程度の手取りではまともな生活はできないでしょう。しかもそれを40〜50年間? 私は無理だと思います。
3. 4%の年もあれば、6%の年もある。さらに2%無い年もある。しかもインカムはそれしか無い!この時の精神状態を想像してみてください。2%年には元金の切り崩しが必要です。その不安に耐えられるでしょうか?
3. 上記3点に係りますが、趣味に生きるだけでは人間は満足できないと思いますし、40代で1億円程度の資金では不安で不安でたまらなくなると思います。

まとめ

今回は少し薄い記事に理ましたが、詳しくは以前の記事を参照されたし。
FIRE自体を否定することはありません。
しかし、世を捨て利息だけで質素に生きることをFIREというのなら全否定します!!
人は何のために生きるのか?
これにはいろいろな考え方があり、一概には言えないでしょうが、やりたいことも控え、ただ生きるだけの人生とは、私にとってはもったいなくて仕方がない。
何か生きがいを見つけましょう。
社会に貢献?何もそんな体操なことを考えなくても良いと思います。
ですが、世に生まれてきたからには、せっかく授かった命なら、少しは有意義に使いたいものです。
仕事は生きるためにある?そうだと思います。だけど仕事はサラリーマンやアルバイトで働くことだけではないですよね!?
何もしないのら、死を待つだけの隠居生活、私はそう思います。
頑張って生きていきましょう!!
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