ダイナース プレミアムを平のダイナースにダウングレードしました。
丸10年使ったダイナースプレミアム ですが、ダウングレードして、メインカードをセゾン マイレージプラス ゴールドに切り替えました。
切り替えた後の生活はどう変わったのか?
ダイナースプレミアムを平のダイナース カードに切り替えた実体験をお届けしていきます。
ダイナース プレミアムをダイナース カードに切り替えた感想
私の財布の中から、あの渋い券面のダイナース プレミアムカードとダイナースプレミアム ビジネスアカウントカードが消えました(ちょっと寂しい)
感想としては、
あーダイナース も終わったんだなー
という感じ。
10年以上前のダイナースはまだステータスがありました。
なかなか持つことができない、プレミアムカード。
それこそダイナースプレミアムかアメックスプラチナか、という双璧でしたね。
私はどうしてもアメックスの券面が好きになれず、また使用額制限が結構厳しいアメックスはパスしました。
当時はアメックスのゴールドでも結構なステータスでしたね。
ところが今ではプラチナカードでさえ招待制ではなく、申し込めば誰でも(ある程度の年収は必要ですが)持てるカードになってしまいました。
そんな状況でも、ダイナースのプレミアムカードは依然と招待制を維持しており、「誰でも持てるカードではない」ステータス性が残っているカードです。
しかし!!
そのサービスは年々悪化しており、いくつかの特典が必要なければ年会費に見合うカードでは無くなった、というのが私の感想です。
海外、特に東南アジアではまともに使えないのが最大のデメリットですね。
(コンパニオンカードではダメなんです、、、後述します)
ダイナースプレミアム の特典|これが必要かどうか判断の分かれ目
ダイナースプレミアムカードは今でも良いカードだと思います。ただし条件付きです。
それはこの券面が好きで、下に記す特典が必要または使いこなせる人にはという条件です。
たしかに、振り返ってみると魅力的な特典があります。
これらを使いこなせる人にとっては、ダイナースプレミアムカードはまだまだ魅力的なカードです。
例えばダイナースの平カードは、夜や休日に電話をしても自動応答でしか対応してもらえません。
その点ダイナースプレミアムだと24時間いつでもオペレーターと話ができます。
なので魅力がないカードではありません。
しかし経済合理性を追求する私としては、もはやこのカードはメインカードにはなり得ないのです。
13万円プラス消費税の価値は、私には無くなってしまったのです。
ダイナースプレミアムカードダウングレードして1ヶ月半経った感想
8月の末にダイナースプレミアムカードを平カードにダウングレードしました。
いっそのことを解約してしまってもよかったのですが、40万近いポイントがまだ残っているのです。
そしてこのブログで何度もお伝えしていますように、ポイントはすべてマイレージに変換するのが最もお得なのです。
しかしdinersの特典改悪で、年間に変換できるポイントは10万ポイントが最大になってしまいました。
単に解約すればポイントは失効。かといって欲しくもない品物に交換する気にはなれません。
仕方がないので平カードを保持して4年かけてマイレージに変換していきます。
そんな私が今メインにしているカードは?
マイレージプラスセゾンゴールド、マイレージプラスゴールド JCB、 この2枚です。
それ以外に大丸松坂屋ゴールドカード、 JALのグローバルクラブ会員資格保持のためのJALカード、そしてヒルトンのゴールド会員資格を保持するための三井住友ヒルトンゴールドカード。楽天証券で積立信託を購入するための楽天カード(積立信託購入でも月5万円まではポイントがつくのです)。
これが私の保持カードで、普段メインに使用しているのは、マイレージプラスセゾンゴールド、マイレージプラスゴールド JCBの2枚です。
マイレージプラスセゾンゴールドはプライベート用。
マイレージプラスゴールドJCBは事業経費のためにと使い分けています。
マイレージプラスセゾンゴールド、マイレージプラスゴールド JCBの2枚持ちで今までと遜色なくマイレージが溜まる!
ダイナースの特典が改悪されるまでは、 プレミアムカードは100円につき2マイル貯めることができたのです。
しかしダイナースの場合公共料金などの支払いは100円につき1マイルでした。
しかもモバイルsuica へのチャージについてはポイントは付きません。
それが今や、100円で1.5ポイント(マイル)。公共料金はもはや100円で0.5ポイントです。
私の場合は数多くの不動産や事業を持っており、カードで固定資産税や光熱費、経費などを払うことも多々あります。
他の支払いが、500万円だとして、そのうち50万円がSuicaなどでの支払いだとすると、貯まるマイルは6.75万マイル。
合計8.25万マイルです。
つまり300万円の支払いで4.5万マイル貯まることになります。
他の支払いもSuicaであろうとQuic Payだろうと同様に、100円につき1.5マイルたまります。
つまり、500万円にたいして、7.5万マイル。
合計は12万マイル!それに継続ボーナスポイントが1500マイル。総合計12万1500マイル!
あれれ、13万円もするダイナースプレミアムより4万円のカード代金(マイレージプラスセゾンゴールド2万円+家族カード5千円+マイレージプラスゴールドJCB15千円)のほうがマイルは多く貯まることになります。
しかも、5.4万マイルも。これ金銭価値にすると、30万円程度にもなりますよ!
さらに、年会費9万円も節約できました!!
どんなに特典が優れていても、コンシェルジュが優秀でも(今まで優秀だと思ったことはないですが、、、)39万円も損するのなら、持っている価値はないって思うのは私だけでしょうか?
さようならダイナース!
ダイナースプレミアムがなくても不便なことはほぼありません
ダイナースプレミアムが無くなって困ることは、銀座ダイナースラウンジにいけないことぐらいでしょうか?(笑
それよりもマイレージプラスゴールドを持つことで、Apple PayでSuicaやQuic Payが使えてそれにもマイレージが貯まっていくことは、正直言って嬉しいです。
最近はコンビニに限らずApple Payが使えるお店が増えてきました。
いちいちクレジットカードを財布から出さなくていいのでとてもスムーズで楽チンです。
ダイナースの特典、コンパニオンカードじゃダメなのか?
ダイナースカードは、日本でこそほぼ不自由なく使えるカードですが、海外に行くと一変します。
特に東南アジアでは使える店がとても限られてしまいます。
ヨーロッパでもあまり使えません。
せっかくマイルを貯めていても、セカンドカードを使えばポイントが分散してしまいます。
そこで登場したのがダイナースのコンパニオンカード。
無料でマスターカードのステータスカードを入手することができます。
しかし、その特典はダイナースプレミアムと被っており、あまり意味をなしません。
しかもコンパニオンカードで貯まるポイントは100円につき1ポイント。
無料で持てる事は魅力的ですが、100円でたった1ポイントしかつかないのであれば、何かとても損した気分になります。
しかもダイナース系の場合、海外で使うとポイントは100円で2ポイントになりますが、為替の換算率が結構悪いのです。
ということでせっかくのコンパニオンカードなのですが、もし私がダイナースプレミアムを続けていたとしてもあまり意味がないカードということになります。
まとめ
ダイナースプレミアムカードは、今でも魅力的なカードなのでしょう。
しかしながら、もはや13万円の年会費に見合うカードとは言えなくなった、というのが私の感想です。
ダイナースクラブプレミアムカードを平のダイナースクラブカードに変更しても困ることはほぼ何もありませんでした。
(この平ダイナースも使うことはありませんが、、、)
浮いたお金で、ホテルのランクを少し上げたり、美味しいものを食べたりできそうです。
今は国が総力を挙げてキャッシュレス化を進めています。
クレジットカードはその中でも有力な候補です。
そしてそれが非接触ICを搭載したスマホと連携すれば最強です。
そうなるとクレジットカードを出すことも少なくなり、券面がかっこいいとか、ステンレス製でずっしり重いとか、それらの要素は全く無意味になってしまいます。
後はクレジットカードが提供できる特典のみの差です。
あなたはクレジットカード会社が提供する特典を使いこなしているでしょうか?
支払っている年会費を加味して一度棚卸してみてはどうでしょう?
ところで、なんでダイナースプレミアムから安いカードではなくて複数枚のゴールドカードに変えたかって?
それは、その方がマイルがたくさん貯まり、利用限度額が大きいからですよ!
有名ゴルフ場の予約=>これはゴールドカードクラスならどれでも可能