いやいや完全ワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)も性能が上がってきましたね。
魅力的な機種が目白押しです。
中でもAVIOTのTE-D01dは人気のあまり生産が追いつかず、予約待ちになっている製品です。
こいつ、写真で見るよりも相当かっこいいです!(メーカーさんもっと上手に写真撮ってね❤️)
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AVIOTとは日本のベンチャーである2014年1月設立のバリュートレードという会社のイヤホンブランドなんですね。
すみません、全く知りませんでした。
ですが、日本人に向けて日本の音を追求したブランドということで、エッジが効いています!
ところが調べてみると、TE-D01dの発売わずが数ヶ月前にTE-D01bが発売になっているのですね。
ホームページを見てみましたが、いまいち違いがよくわからずあちらこちら覗くことになってしまいました。
調べた結果、私は結局TE-D01dを選択しました。
ですので、今回はTE-D01bとTE-D01dという姉妹機の違いについての記事をお届けします。
機能や音質などのレビューではありませんので悪しからず。
併せて読みたい⬇️
TE-D01bとTE-D01dの違い
これらの違いはAVIOTのホームページを見てもよくわかりません。
いったいどこが違うのでしょうか?
それぞれの説明ページやレビュー記事、マニュアルなどで調べると違いがわかってきました。
以上6点に若干の違いがあると言う事になります。
これら特徴の比較検討をしましたが、結論から言います。あくまで個人の感想です!
防水性能
TE-D01bがIPX7
TE-D01dがIPX4
となっています。
IPX4はあらゆる方向からの飛沫による有害な影響が無い、と言う定義です。
つまり、汗や雨は大丈夫だけど、水没はちょっとまずいってレベルですね。
こんな豪雨はどうかな〜。まずいかも。
IPX7は、一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない、レベルです。
つまり、1m程度の水深に30分つけても大丈夫、と言うレベルです。
ところで、外れたらアウトのワイヤレスのイヤホンをつけて水泳する人はいますか?
外れたら沈んでいきます!探せません!!
私は水泳の時に使いたい、そうおっしゃるあなたならIPX7は意味があります。
お風呂に浸かっている時に聞くぐらいなら、双方とも問題はないでしょう。
私はTE-D01dをお風呂で使っていますが、問題ありません。
(間違ってIPX4のTE-D01dを水没させたり、そのままシャワーは避けましょうね)
それにしても、どうしてメーカーは後発のTE-D01dの防水性能を下げたのでしょうかね?コスト??
充電収納ケース
これは見た目に随分と差があります。
こちらがTE-D01b。金属製で蓋を持ち上げる感じです。
こちらはTE-D01d。蓋はフリップ式に変更。片手で蓋を開けられます。
TE-D01dのケースはプラスティック製で比較的小さい。容量は1800mAhと大容量!
TE-D01bのケースは金属製でタバコの箱っぽいですが、少し大きい。大きいのに容量は800mAh。
と言うところですが、一番の違いは、モバイルバッテリーとして使えるかどうか。
TE-D01bはイヤホンの充電用で、USB端子にコードをさしてスマホの充電などはできません!!
TE-D01dならiPhoneでもAndroidでも充電できちゃいます。
その意味では、TE-D01dのケースはとても優秀ですね。
デザイン
デザインは天面コントロール部のデザインが違っていますね。これは好きずきでしょうか。個人的には後発のTE-D01dの方が高級感があるように思います。両方とも写真で見るよりも光沢があって高級感があります。
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提供:楽天市場 TE-D01d
一番の違いは、TE-01dは脱落防止のためのフィンが付いているという点。やはり後発の方が色々と工夫がなされていますね。
機能操作
大きな違いはないのですが、TE-D01dはイヤホンで音量の操作ができます。TE-D01bは音量はスマホやiPod本体でしか調整できなかったので、便利になりましたね。ま、音量を頻繁に調整することはないので、それほど大きな差ではないですが。あった方が便利ですよね。
最後に価格
TE-D01bが14,000-16,000円
TE-D01dが11,700-12,960円程度
と若干TE-D01dの方が安く販売されています。数ヶ月後に出た新製品の方が安い!?日本ってそんなにデフレですかね??? 最近世間は少し値上げムードなんですが。スペックが劣っているのか?
ケースのコストを下げて低価格を実現したと言う記事もありました。そこで、
メーカーサイトで交換保証サービス(保証期間に限り紛失や破損に対しても一回限りで新品交換すると言うもの)を見てみました。
TE-D01bの本体は7,380円(税、送料込み)
TE-D01dの本体は5,400円(税、送料込み)で交換すると記されています。
確かに、交換に必要な本体価格もTE-D01dの方が安いですね。つまり、本体自体を安くしている事になりますね。
ですが、スペックは互角か考え方によってはTE-D01dの方が上。ケースを金属からプラスティックにしただけのコスト削減ではなさそうです。
これは推測ですが、恐らくTE-D01dは競合製品をにらんだ戦略商品なのではないでしょうか?
ほぼ同じ時期にNUARL NT01AXが発売されています。2018年12月14日発売
提供:楽天市場 17,496円
一方のTE-D01bは2018年11月30日発売
そして、TE-D01dは2019年2月9日発売です。11月末に新製品を出して、約2ヶ月後にまた新製品ってあんた一体どうなってるの?って感じですよね!!
これらのスペックは似通っています。良い意味でこれら3機種は良いライバルと言えます。
つまりAVIOTは薄利多売を覚悟して、TE-D01dの値段を下げてシェアを取りにきたのだと推察します。(私の勝手な推測です)
スペックを比べるかぎり、TE-D01dが12,000〜13,000円なら、コストパフォーマンスは最高です。
まとめ
音質については好みによるでしょうが、TE-D01dの音質は比較的低音重視のセッティングになっているとの報告が多いです。実感ですがそんな感じもします。
いずれの機種もこの価格を考えると十分な及第点と評判なので、心配は無用。ただし、音質重視で気になる方は実店舗で聞き比べるしかないでしょう。
私は、、、、それほど気になりません。
と言うことで、AVIOTの最新の機種の違いについての調査結果でした。
後発でユーザーの意見を反映させたチューニングが施され、機能面での妥協は防水性能のみ。
ケースは若干チープな?見た目になりましたが、気になるレベルではなく、小さくなってモバイルバッテリーとして使える点は大きなアドバンテージ。
しかも価格は2千円程度安い!
問題は、品薄で入手が困難であることでしょう。
Wao!
注)Bluetoothマルチペアリングが8と3(下記参照)の違いもありますが、割愛しました。
TE-D01bスペック
仕様
ドライバー φ6mmダイナミック型 感度 91dB±3db インピーダンス 16Ω 最大入力 5mW 再生周波数帯域 20Hz – 20,000Hz 内蔵マイク周波数特性 20Hz – 20,000Hz 内蔵マイク感度 -42db/±3db マイク機能 cVc8.0ノイズキャンセリング付き バッテリー容量 イヤホン片耳45mAh/ケース800mAh 再生時間 最大9時間 充電時間 約1.5〜2時間 充電ポート MicroUSB 搭載SoC Qualcomm社製QCC3026 通信方式 Bluetooth ver.5.0 接続方式 TWS,TWS Plus Bluetoothマルチペアリング 8デバイス 対応Bluetoothコーデック SBC,AAC,aptX 対応Bluetoothプロファイル A2DP,AVRCP,HSP,HFP 防水性能 IPX7 重量 イヤホン本体片側約4.5g ケース約85.5g
引用:メーカー公式サイトより
TE-D01dスペック
仕様
ドライバー φ6mmダイナミック型 感度 91dB±3db インピーダンス 16Ω 最大入力 5mW 搭載SoC Qualcomm社製QCC3026 マイク cVc8.0ノイズキャンセリング 防水規格 IPX4 バッテリー容量 イヤホン片耳50mAh/ケース1800mAh 通話時間 最大4時間 再生時間 最大9時間 充電時間 約2時間 対応コーデック AAC,SBC,aptX 対応プロファイル A2DP,HFP,HSP,AVRCP 充電ポート MicroUSB Bluetooth version 5.0 Bluetoothマルチペアリング 3デバイス
引用:メーカー公式サイトより
NUARL NT01AXスペック
仕様
- 外形寸法
- 本体:W:26.0 x H:25.2 x D:28.2mm
- 充電ケース:W:59.1 x H:42.0 x D:34.2mm
- 質量
- 本体:約5g
- 充電ケース:約35g
- 連続再生時間
- 約10時間(SBC/AAC再生時)
- 約7時間(aptX再生時)
- 連続通話時間
- 約15時間
- 充電所用時間
- 約1.5時間
- Bluetooth仕様
- Version5.0 / Class2
- プロファイル
- A2DP, HFP, HSP, AVRCP
- 対応コーデック
- aptX,AAC,SBC
- ドライバーユニット
- φ6mm“グラフェン”振動板ダイナミック型フルレンジ(HDSS採用)
- 再生周波数帯域
- 20〜20,000Hz
- マイク
- 全指向性(cVcノイズキャンセリング搭載)
- その他
- IPX4相当の耐水性能
- 保証期間
- 1年間(片側紛失サポート付き)
スペックは互角。9時間程連続使用出来て、ケースはモバイルバッテリーとして使える、これが決め手でした。