116520の買取価格や販売価格|どこで買うのがお得か?全解説

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ロレックスがえらいことになっていますね。
東京大丸の10階に入っているロレックス正規販売店に行ってきました。
陳列に飾られているロレックスたち。

しかし何やら様子が変です。そう陳列の中がスカスカなのです。
しかもデイトナに至ってはわずか1台のみ。

店員さんに聞いてみました。

 

なんでこんなに商品が少ないんですか?

どのモデルも人気があって、入荷してもその日のうちあるいは数日のうちに売れてしまうのです。
特にデイトナは、入荷するとその日のうちになくなります。

 

価格は定価なんですね?

はい当社は正規販売店ですので、全て定価販売です。

 

予約はできるのですか?

予約は受けておりません。入荷の連絡も基本的にしておりません。

 

そうすると毎日見に来なければならないのですね。

はいそれに近いような方もいらっしゃいます。

 

日本に限らず、全世界的に人気があって品薄状態のRolex。その中でもデイトナはKing of Watchと呼ばれ、絶大な人気。

(実際にその機能を使うことは滅多に?いや多分実用としては一生無い!のに)

数ヶ月から半年通ってやっと手に入る、そんな感じのようです。

でも、しかし!カッコいいのです!

そして、生産が打ち切られた前モデルは徐々に入手困難になっていくはずです。

 

ということで、今回は現行モデルの1世代前116520の入手についての記事です。

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116520は現行モデルの一つ前、自動巻になった第二世代

116520はステンレススティールのデイトナ(SS)です。初代16520の次世代、現役の116500LNの前の世代ということになります。

現行モデルが、116500LNなので、数字が逆転しており少しややこしいですね。

パーペチュアル(自動巻)SSのデイトナの変遷は、下記の通りです。

16520(1988年〜2000年)=ゼニス社「エル・プリメロ」をベースにしたムーブメントを搭載

116520(2000年〜2016年)=完全自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載

116500LN(2016年〜   )=ブラックセラミック製のモノブロックセラクロムベゼルを搭載。ムーブメントは116520と同じ。

(クリックで拡大写真が見れます)

16520はもはや高値の花、ちょっと手が出づらいプレミア感

1988年に登場した16520。
ゼニス社「エル・プリメロ」をベースに改良されたムーブメントを搭載し、自動巻化を果たしました。

搭載されているムーブメントはCal.4030と言われるもの。。

1988年から2000年までの販売です。

1988年当時の参考定価は、50万円。

物価が違うとはいえ、今の価格から考えると、驚異の安さ!

その後リーマンショックで2008年に流通価格が下がりましたが、今では高嶺の花と言えるほどまで高騰しています。

2019年7月現在、楽天での最安値が2,700,000円です。

いやはやなんともですね。

と思いきや、、、

16520の高値圏は、なんと800万円越え。

下の画像は、高値側の16520。

なんと、なんと、800 万円を超えちゃってますよ。もはや怪物です!

とはいえ、生産が打ち切られて19年経つのですから、人気があるモデルが値が上がるのは不思議なことではないですね。希少価値ということでしょう。

 

16520の次世代116520はどうなんだ

116520は2000年に売り出され、2016年が最終となっています。

116520の定価は1,150,000円(税抜き)でした。

そして、2019年7月現在の市場価格は2,000,000円〜4,000,000円弱となっています。

最安値、最高値ともに16520よりは安くなってます。
(出典:楽天市場)

すでに2016年に生産が終了しているので、メーカー在庫はありません。業者や個人の所蔵物として、新品からほぼ新品、程度の良い中古まで、世の中では広く流通しています。しかし、製造していないのですから、いずれ良品は枯渇するでしょう。

116520はなんとか手が出て、そしてプレミア化は必至のモデルです。

良い品があれば、今のうちに手に入れる、方がよさそうな、、、、でも、高い!

116520は116523よりプレミア感が高い

同時期に流通していたゴールドとのコンビである116523の参考定価は1,620,000円(税抜き)です。

116523の2019年7月時点の流通価格は安いもので、1,490,000円、高値で2,000,000円程度です。

ダイアモンドがついている116523NGでも流通価格は200万円強。116523NGの定価は220万円程であったので、プレミア感はないと言っても良さそうです。その分現在でもお得に購入できますが。

これらは同じく2016年で生産終了になっていますので、現在最終版から3年経過しています。

総じてプレミア感はあまり無いが、定価をもとに考えるとお買い得ということになります。

ステンレスと金のコンビ、悪くはないです。

しかし、デザインの違いだけなんですよ。

ムーブメントやマイナーチェンジ、改良点などはSSと同じんなんですから。それなのに、ここまで流通価格に差がつくんですね。

世の中、いかに需要と供給の関係で成り立っているのかってことがよくわかります。

下の図は、高値圏の良品中古価格です。

116520の買取価格はどうなっている?

2019年6月現在の買取価格を見てみましょう。

ロレックス買取応援団

の調査によりますと、高値の買取価格は280万円、安値の買取価格は117万円、中間値で1,985,000円とのことです。中間を取ることにはあまり意味はないでしょう。

安値の製品は相当よれているか、なんらかの問題がある機種のはずです。

 

お店は、20〜50万円程度の利益を得ているようです。

したがって、1,500,000~1,700,000円というところが良品の買取価格だと予測します。

 

では、116520はどこでどうやって買うのがいいのか?

生産中止品なわけですから、正規店での購入はほぼ不可能でしょう。

従って購入先は、町の時計店やブランド品を扱っているお店、そしてネット販売。更にはネットオークションという手も考えられます。

最も安く手に入れるにはネットオークションが良いでしょう。

ただしロレックスには偽物が多く出回っています。
素人では、画像を見るだけでは真贋判定をするのはほぼ不可能です。

したがって、ヤフオクなどを使う場合は、ストア出品に限ります。ストア出品であれば、偽物の場合返品も可能でしょうし、実店舗を持っているのでしたら逃げられませんからね。

 

 

Chrono24は大丈夫か?

通販サイトでChrono24というところがあります。

高級時計を専門に扱っているネット販売サイトです。全世界の業者や個人がこのサイトで自慢の時計を販売しています。

胡散臭そうに思いますが、こちらは信託制度をとっており安心して購入することができます。

信託制度が適用される製品は、支払いを済ませても商品が到着して14日の間はセラーにお金が支払われません。

その間にブランド買取店などに持ち込んで真贋鑑定を行えば、偽物をつかまされる心配はありません。

注意点は下記の通りです。

ネットに表示されている価格に加え関税がかかります。

関税は(表示価格+送料)x0.6に対しておおよそ7.9%です。
つまり、160万円の時計の場合時計の場合は、75,840円の税金です。

 

[価格を提案する]と示されていても、値引きはほぼ不可能。

商品によっては、値引き交渉が可能なものもあります。下の画像ですと、「価格を提案する」をクリックして、自分が購入したい価格を提示するものです。

ですが、提案価格はほぼ拒否されると思った方が良いようです。

 

これは私が価格交渉をした時のものです。価格は固定ですよ。でも他の質問があたら遠慮しないでくださいね、とのこと。

それ以外にも、いきなり拒否のメールが来たものもありました。

Thank you for your inquiry. The price for this watch is fixed. If you have any additional questions please don’t hesitate to contact us. Met vriendelijke groeten/with kind regards, Simon van Wonderen Hoogstraat 29 1441 BB Purmerend The Netherlands +31 299 23 10 20

 

注文が成立しないことも

なぜだか注文を出しても商品は売り切れたと言って取引が成立しないことがあります。
タイミングの問題なのか実際に売れてしまったのかは不明です。

注文を出しても、セラーから見積もりが来て、それにOKするまでは確定されませんので、それほどビビらずに試せます。

下の画像は、いきなり「時計はもうないよ」で取引が終わった例です。

特に個人の出品者の場合、海外への商品の送付が億劫で、拒否する人もいるようです。

個人でも、信託取引ができればほぼ安全なのですが、それ以前の問題かもしれませんね。

Chrono24はお得か?

例えば、質が良さそうなこちらの商品。シリアルはK番で2003年モデルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

価格は1,762,085円、送料が16,519円、合計1,795,123円。

116520としては悪くないですね。

しかし、ここに税金がかかります。84,012円。これで合計1,879,137円。

国内の流通価格が最低200万円であることから、根気よく探せば、10万円程度安く買えることがわかります。

さらに、面白いのは「Custom」と書かれた商品。え、こんな116520が?

この商品どう思います?

見た目、イカしてませんか?かっこいい!ICE blueのフェースって、これ115600LNの新型?っと思いますか?

これは、実は業者が116520をベースにカスタムメードしたもので、米国では結構このようなカスタムメードが人気のようです。

日本で再販する場合、値段がどうなるかという心配はありますし、ロレックスでオーバーホールはできませんが、修理やオーバーホールはどこでもできます。

そう考えると、このしゃれた116520も自身で使うなら、有りではないでしょうか?

日本で無難に買うなら、ブランドショップや流行の質屋、楽天も悪くない

高い買い物なのでもっと確実に入手したい。
そう思うのも無理はありません。

その場合は、ショップ保証が付いているお店で買うのが一番でしょう。
実店舗で物を見て買うのが一番安心できるのではないでしょうか?

さらに楽天に出店しているショップもほぼ問題ないと思います。楽天の場合、ポイントがついて、クレジットカードポイントもつくと、結構な割引をしてもらったのと同じになります。

ただし、たまにおかしな業者が紛れ込んでいることもありますので、楽天で購入する場合には下記の点に注意しましょう。これらを満たしていれば、通販であっても安心です。

実店舗がある。
ショップの名前が通っている。例えば宝石広場、かめ吉、大黒屋など。
ショップの保証がついている。
年式が明記されていること。

まとめ

今回は価格高騰中のロレックスデイトナ116520についてまとめてみました。

1世代前の機種であるものの、だからこそ今後値上がり必至の機種になります。

現行機種はベゼルがセラミック加工になりました。

見た目が全く変わってしまったので、むしろSSでまとめた116520に人気が集まる可能性もあります。

ロレックスの良い所は、ちゃんと手入れをすれば一生そして子供や孫の代にまで継いで行けると言う確かな性能です。

うかうかしていると116520も、先代の16520と同様に400万円、500万円、800万円の世界になってしまう可能性もあります。

そういう意味では、今が買い時なのではないでしょうか?
116520のキラキラしたステンレスボディーにキリリと締まったかっこいい黒フェース、できる男の時計といった感じです。これなら仕事場につけていっても全く違和感がありません。そんなところが人気の訳かもしれませんね。

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