投資と投機の違い|過去40年間年率20%で儲けた方法とは?

投資
TheDigitalWay / Pixabay
スポンサーリンク

投資と投機の違い|過去40年間年率20%で儲けた方法とは?テレビのよく見る経済学者や評論家、解説者は本当に儲けているのか?

 

巷には多くの情報があふれかえっています。

人によって言うことは若干違いますが、現在紹介されているその理論は現代金融学を元にしているものです。

過去の株価の推移がこの先の株価を予測するものではないことは、専門家の共通した認識です。なのに、なぜ過去のデータをもとに作られた指標を用いて予測するのでしょう。

私たちは、彼らの情報や理論を学んで投資する事で本当に儲けることができるのでしょうか?

実際に過去数十年にわたって利益を生み出し続けた人は何人いるのでしょうか?

 

一方で、過去40年以上にわたり年利20%という驚異的な成績を残し続けている投資の手法があります。指標に頼らず独自の思考による投資です。

MBAで教える現代金融学と、実際に高利率をたたき出している投資の考え方と、あなたはどちらを信じますか?

 

スポンサーリンク

株式指標による投資判断の罠

PIX1861 / Pixabay

現代金融学を学び信じる人は、ファンダメンタルを分析しつつ、PERやβ値を参照して投資先を決めようとします。買われ過ぎ、売られ過ぎ、β値が小さいから安全、大きいからリターンが多いなど。間違いではありません。だいたいは正しい。他に頼るものがない。それがこれらの考え方です。

β値=ベータ値とは、市場全体(日経225などの指標)に対する、各個別銘柄の株価の感応度のことをいいます。日経平均株価やTOPIXのような株価指数が10%動くと、個別銘柄が何%動くかを示したものです。過去の株価から算出していますので、算出時期によって数値は異なります。

多くの金融専門家や自ら経済評論家と名乗る人たちはこのβ値や他の指標を手掛かりにして投資判断をしています。

ですが実際の市場は思った通りには動かず、例えば2007年のリーマンショックはもちろんのこと、2018年の秋から暮れにかけて、大きな損失を出した人は少なくないはずです。

市場の混乱だから、或いはバブルの崩壊だから仕方がない、それで済むのでしょうか?

 

ポートフォリ理論:アセットアロケーションは意味があるのか?

一方で上記とは矛盾するのですが、過去のデータは未来をあらわさないとのロジックも至極当然のように共通の認識とされています。つまりリスクは避けられないのでポートフォリを組んでリスクを低減することが推奨されています。

「一つのバスケットに卵をまとめて入れるのは危険である、従って分散する事で有事の際のリスクをさけるべきだ」という考え方です。

インデックス投資をすれば、「取らざるを得ないリスクは市場変動だけ」という考え方がファイナンス理論にあります。

これもある意味間違いではありません。株式市場で極力リスクを避けてリターンを得たいのなら、市場は常に右肩上がりであることを信じる限り、この方法は有効ですし本ブログでおすすめしている手法は手堅い投資だともいえます。

プロおすすめの投資信託はこれ!巷の評論家や銀行に騙されないで
先日投資のプロ集団である IFA(Independent Financial Adviser)に投資の相談をしたとお話ししました。まだ読んで読んでいないはこちらをどうぞ。↓IFAとは、日本では馴染みが少ないですが英国...
積立投資信託|ドルコスト平均法では儲からないって本当なの?
ドルコスト平均法で儲かるなんて理解できない。バッサリと切り捨てる経済評論家もいます。その論拠はいたって単純。「安い時に買って高いときに売るのが投資なのに、なんで平均で買わないといけないのか理解できない」との事。そうな...

 

ロジックに基づいた積み立て投資信託は長期投資を行うことで非常に低いリスクで大きなリターンをもたらすことは間違いではありません。

ですが、年率20%のリターンを期待することは、不可能です。

 

年率20%の驚異的投資リターンを実現している投資家

ウォーレン・バフェットという投資家をご存知でしょうか?そう、彼こそが過去40年以上にわたり、年率20%の驚異の投資結果を残しているバークシャー・ハサウェイという投資会社のCEO兼会長なのです。

彼らの投資先に、GoogleやAmazon, Facebookは入っていないし、米国の製薬会社も入っていないません。GEも入っていないし、IBMは売り払った。とても興味深いポートフォリオですし、そもそも私たちが考えるリスク分散のポートフォリオという概念を持っていません。

バークシャーの保有株トップ5は下記のようになっています。

アップル

ウェルスファーゴ

バンクオブアメリカ

クラフトハインツ

コカコーラ

これら

5銘柄で彼らの保有株の64.62%を占めています。

 

バフェットの投資手法は、バークシャーを通じて少数の株式を多く買って長い期間にわたってその投資を持続することが特徴です。

彼や彼らは自分が知っている領域で、信頼する人々が運営する事業に投資するだけなのです。正しいと確信する企業にのみ投資するので、リスク分散という概念がないのです。

 

バフェットの師匠ともいえるベンジャミン・グレアムは「企業の価値は株価と等しいというのは間違っている」といいます。

「株価は支払う対価に過ぎず、価値は手に入る実態である」と。

一方の現代金融論の信者は価格(支払うもの)と価値(手に入るもの)とは同じものであるとしています。つまり株価は企業価値を反映しているのだというのが、彼らの根本的な考え方なのです。

 

しかしグレアムとバフェットはまったく異なるものであるとみなしています。

グレアムは、得られる価値と比較して支払う価値が十分に安いと信じるに足る確かな根拠がない場合には株に投資すべきではない、との考えを貫きました。

この違いが、結果の違いを生み出しているのではないでしょうか?

 

「バリュー投資」という用語は冗長である

バリュー投資とは、企業の財務状況や業績を調査、比較して割安と考えらえる企業に投資するという考え方

新の投資とは、あまねく価格と価値の間の関係を査定した結果に基づくべきものだ。こうした価格と価値の比較を行わない戦略を投資と呼ぶのは見当外れであり、支払う価格が得られる価値よりも安いという確信からではなく、価格が上昇するという期待から行うのは投機に過ぎない。

引用:バフェットからの手紙第4版

これはバッフェットの言葉です。

 

つまり、自分が知っている領域において、投資するに値すると判断できて、更に信頼できる人が経営している、そのような企業への資金投入が投資であり、確信は無く、噂や感や指標で価格が上昇しそうだという判断での資金投入は、投機であると言っているのです。

FirmBee / Pixabay

ただし、彼も短期のポジションを取ることもあるようです。

比較的短期間のポジションを取る投資には、情報に基づいた四つの常識的な問題を評価することが必要である、と述べています。

 

1.事象の発生する可能性

2.資金が拘束される期間

3.機会費用

4.事象が起こらなかった場合のリスク

 

以上の四つです。

これらから判断して、やはり確信を持てるものにのみ投資をするということになります。

 

投資家は、自らが理解できる事業に関連する投資のみを検討するべきである、という一貫した考え方です。

 

これらの考え方で、彼が投資して増大した資金は、約40年で5140倍に達しています。

 

まとめ

geralt / Pixabay

今回は、世界で最も著名な投資家ウォーレン・バフェットの投資の考え方と巷の現代金融学を駆使した投資手法を比較した投資思考の記事でした。

投資とは、自分が確信を持てる対象に資金を投入する事であり、そうでなければそれは投機であるという考えには、共感せずにはいられません。

 

しかし、十分な知識を得ることやその経営者の人となりを知ることは容易なことではありません。

 

だとすると我々凡人にできることは限られているのかもしれません。

一つは、当ブログ推奨の長期積み立て投資信託法
もう一つは、バークシャーのポートフォリオを極力まねた投資(SBI証券などでは海外株式を一株単位や1万円から購入できます)

 

という事になるでしょうか?

 

私がビジネススクールで学んだことの中で、「世の中で成功するには独自のアイデアではなく、既存のモデルを上手にまねて応用する事である」というのがあります。

最初にこの教えを聞いた時には違和感がありました。ですがよくよく考えると、納得できました!

確かに、独自のアイデアがあれば爆発的に成功するかもしれませんが、リスクは相当程度高いですからね。

あなたの投資がうまくいって、がっつり稼げます様に!