積立投資信託|ドルコスト平均法では儲からないって本当なの?

投資
rawpixel / Pixabay
スポンサーリンク
ドルコスト平均法で儲かるなんて理解できない。バッサリと切り捨てる経済評論家もいます。
その論拠はいたって単純。
「安い時に買って高いときに売るのが投資なのに、なんで平均で買わないといけないのか理解できない」との事。
そうなんですよね。
しかし、安い時に買って高いときに売る。これができればみんな大金持ちになっています。
一方、実際の投資に長けた人は皆こう言います。
安い時に買って高いときに売ると言う事を狙うのは、投資ではなく投機である。
経済評論家の話に耳を貸すか、実践者に耳を貸すか。
よほどバクチのセンスがあるのなら別ですが、投資と言うのならば安い時に買って高い時に売ると言う考え方は、捨てた方が良さそうです。
少なくとも、私には博打のセンスはありません(キッパリ)
では実際のところは、どうなのでしょうか?その考え方を少し詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク

一般的な投資の結末

rawpixel / Pixabay

結論から申し上げますと、論理的そして確率論から考えて積立NISAや積立投資信託は投資の王道だということが言えると思います。
その理由は簡単です。
積立NISAや積立投資信託は未来を予測しません。それが理由です。
詳しくみていきましょう。
予測は、当たることもあれば、外れることもあります。
一般的な投資は、それが儲かるかどうかを予測して、儲かると思えるものに投資します。
株でも、金でも、債権でも、不動産でも、企業に投資するのだって、考え方は同じです。
運良く?予測が当たれば儲かりますが、外れれば損します。
そして、多くの場合、儲けは少なく、外した時に大きく損をして、トータルとして損を出しているのです。
儲けている人たちは、何回かに一回の勝機にきっちりと儲け、後は損きりしているのです。
細かく損きりをして、勝てる時にできるだけ大きく勝つ。
その手法を身につける必要がありますが、多くの人は、小さく勝って、大きく損を出します。
したがって、勝っている時、儲かっている時があっても最終的にはほとんど利益が出せない、これが一般的な結末です。
FXのチャート売買でこれを知らないといくら勉強しても負けますよ!
投資の初心者はほぼ間違いなく大損します。でもそれには訳があります。特にチャートを見て売り買いするFXはもっとも損を出しやすい投資です。投資や起業、お金儲け|知らなきゃ大損 大衆心理本日のテーマは、投資や起業、お金儲け、知らな...

 

投資でなかなか勝てないのは群衆心理

skeeze / Pixabay

株でも不動産でも安い時に買って高い時に売るのが鉄則。
確かにその通りです。
それは皆わかっています。
誰もが安い時に買おうとします。
いろんな手法を学び、評論家の意見を聞き、ニュースを見てここぞと思う時に買います。
ですが、ほとんどの場合は、買った直後に値段は下がっていきます。
それが群集心理というものです。
皆、同じような指標を見ているのです。
皆同じようなニュースを聞いているのです。
そうであれば安いと言える時はいくらなのか?
誰か売っているから安くなっているのだし、売る人がいなければ買えないのです。
人の裏をかかなければ、儲かりません。
ですがそれが、それこそが至難の技です。
なので勝つ人はほんの一握りのプロ中のプロ。
そのようなプロ中のプロでも勝ち続ける事は至難の業だと言われています。
インサーダー取引が後を絶たないのが何よりの証拠です。一般に得られる情報では、そうそう勝てないのです。
どのようなロジックをもってしても、次の瞬間に何が起こるのか誰もわかりません。
何度か勝てたとしても、勝ち続けることはできないのです。
それが投資の世界なのです。
もしこの先に起こることがわかるのならば、確実に勝てるでしょう。
ですがそのようことは起こりえません。
すべての情報を入手することができたとしても、天変地異は予測できません。
某国の大統領の気まぐれな指示も予測できません。
いきなり起こる機械の不具合も予測することができません。
過去のデータをどれだけ分析したとしても、それでは将来を占えないのです。
不動産投資は比較的安全な投資だと言われています。
間違った物件を買わなければ、そして長期に保有することができれば、高い確率でキャピタルゲインも得られます。
ですがやはり天変地異は予測できません。
個別株式への投資はもっとリスクが高いと言えるでしょう。
どのような指標を見たとしても、その企業の内情を知ることはできません。
昨今の日産の例がそれを端的に示しています。
さらに各企業の株価と言うものが、必ずしもその企業の価値を純粋に単純に示しているとは言えないからです。
市場の様々な思惑が絡まって株価が決定されているのですから、その株価が将来どうなるかは非常に不透明なものだと言えるのではないでしょうか。

積立投資信託はやっぱり投資の王道

Mediamodifier / Pixabay

一直線に上昇する市場というものはありません。
上がったり下がったりを繰り返しながら、それでも長期に見れば右肩上がりになっているのが市場です。
ですが、個別銘柄は別の話です。
色々な思惑が働いて株価を形成します。
外から見ていてどれほど優秀だと思える企業でも、不思議に株価は上がらずに右肩下がりになることもあります。
個別銘柄に限れば、長期に持っていればいずれ上がるだろうという法則は必ずしも当てはまりません。
しかし、市場を全体で見れば、長期的に必ず上昇していきます。
それを利用するのが、積み立て投資信託です。
積み立て投資信託、つまりドルコスト平均法では、過去にパフォーマンスが良かった商品を一定金額毎月決まった日に買って行きます。
買うタイミングを計る必要もありません。
市場が悪くて安ければたくさんの枚数を買うことができます。
例えば、10万円で15口買えるといった感じです。
市場が好況で買った投資信託の単価が高くなっていれば、少ししか買えません。
例えば、10万円で8口しか買えないという感じです。
これを何年も繰り返すのです。
単純な例ですが、上記の場合、23口持っていることになり、投資した金額は20万円です。
平均取得価格は、20万円/23=8700円=1口です。
今、10万円で8口しか買えない市場なのですから、1口の市場価格は12,500円です。
持っている23口を全て売れば、20万円の投資に対して、23 x 1.25万円=28.75万円になります。
しかも、長期に投資している間、分配金を再投資することにより、複利で増えていきます。
この市場は、また下がったり、上がったりしますが、徐々に下値を上げていきます。
つまり、論理的には、損しようがないのです。
投資信託のリスクを抑えて堅実なリターンを得る初心者向け解説
投資信託に限らず投資をするなら儲けたいですよね。だけど相当勉強しないと損してしまいます。日本では投資に関して勉強する場があまり多くないので、苦労しますよね。ですが今の世の中投資をしなければ、おそらく生きていけないのではないで...

積み立て投資信託でがっちり儲ける

geralt / Pixabay

人は市場が悪くなって安くなると、怖くなって売りたくなります。狼狽売りです。
自分の裁量で買っている場合は、損をしたくなくてそのまま持ち続け、買い増すこともできず、塩漬け、我慢します。
そして、元の値段近くに戻ったら、やれやれといった感じで、売ってしまいます。
この間、多少の配当があったとしても、機会損失しています。結果、お金はほとんど増えていません。
あるいは、安くなっているときにはもっと安くなるかもしれないと思ってなかなか買うことができないと言うのもよく聞く話しです。
相場が高ければ高いで、安くなるかもしれないから、安くなったところで買おうと思ってなかなか手が出ません。タイミングが測れないのです。
また持っている投資信託の価値が上がって少し儲かると、確定させて売りたくなってしまいます。
ですが、それで確定させた元金と利益をどう運用しましょうか?
また新たに投資信託や他の株を買うのでしょうか?
結局それを繰り返すことで損を出してしまうのです。
勝ちづづけるというのは至難の技ですよ。
人間は感情の生き物です。
その人間が判断してお金を投じる事は、そのこと自体がリスクと言えるのではないでしょうか?
あなたがもし完全に自分の感情をコントロールできると言うなら話は別です。
むしろ、才能がある人は、自分が上がると思った個別銘柄に投資する方が大きくに儲けられる可能性があります。
今回のテーマである、積み立て投資信託。つまりドルコスト平均法は万人向けです。
一定期間は売りません。
ひたすら決まった金額で買えるだけの量を買っていくのです。
資本主義社会では、株式や債券は基本右肩上りになることが分かっています。
したがって、インデックス連動型であれば、ほぼ確実に利益を生み出します。
また長期投資に耐えうるアクティブファンドであってもリスクを抑えて、大きなリターンを期待できます。
ただし、多くのアクティブファンドは長期運用成績が芳しくありません。
手数料や信託報酬が高すぎて、インデックス連動型に負けてしまうのです。
なのでアクティブファンドでより大きなリターンを求めるのであれば、長期運用に耐えうるアクティブ型投資信託を探すことが肝要です。
日本で売られているアクティブ型投資信託の殆どが、リスクの割にリターンが期待できない商品だと思っても差し支えありません。

未来を読むことはできません。

市場を読むこともできません。

個別の産業や企業の将来を予測できたとしても、その株価を予測できると言うことにはつながらないのです。

しかし資本主義社会の市場は右肩上がりになることが前提です。

数学的に相反する企業を平均することで、各企業が持つリスクが分散され、リスクは市場全体のリスクのみになることがわかっています。

ですから、その前提に対して投資をする、というのが積立投資信託なのですね。

勝つか負けるか分からない状況でドキドキしながらお金をかけるのではなく、確実に資産を増やしていく。

これが投機ではなく、投資と言われる所以です。

 

まとめ

Ramdlon / Pixabay

どのような投資を選択するのかはあなた次第です。
ただし忘れてはいけないことは、リスクを取るから大きなリターンが得られるということではないということです。
どのような投資対象も考え方は同じです。
リスクが大きいので、リターンを大きく設定しなければ投資する人がいない。
それがリスクとリターンの考え方です。
あなたが色々なことを研究して、そのリスクが提示されているリターンに見合うと思えばそれに投資すれば良いのです。
もしそんな自信がない。
失敗して損するのは嫌だ、そう考えるのでしたら、今回ご紹介した積立投資信託はうってつけの投資手法です。
長期間投資しなければならないというデメリットはありますが、確実性は高いです。
大事な資金頑張って増やしていきましょう!
https://korekaranojinsei.net/invest-or-adventure