カビや湿気対策なら扇風機は効率が悪い!オススメの対策をズバリご紹介

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日本はもはや熱帯雨林化して、これまで以上に高温多湿になってきましたね。
その影響もあり特に梅雨時のこのシーズンは湿気がこもり、その結果として部屋中カビだらけということも。

 

カビは菌が漂い、壁や衣類に付着して繁殖したものです。

湿気やカビの対策は換気が一番です。部屋の窓を開けて空気を通せばほとんど解決します。

ですが留守がちのお宅や、特に一人暮らしの方はそうもいきません。

では湿気対策としてエアコンを運転し続けるのか?

これはとても効果的ですがお財布に厳しい対策ですね。

では、巷で言われているように、扇風機がいいかな?

いやこれもそれほどの効果ではない。

ということで今回はできるだけお財布にひびかず効果的な湿気やカビ対策についてです。

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お部屋の湿気とカビ対策にはいくつもの手段が。

事の顛末は私が所有するシェアハウスの管理人からの依頼でした。

特に今年は湿気が多いようで、賃貸しているお部屋のカビが半端ではないとのこと。

住人の方はそれぞれ防湿剤を購入して対応していますが、結果としては思ったほど効果がないと。

実は湿気とカビ対策には換気が一番なのです。

ですが、2階の部屋ならまだしも、1階の部屋の窓を開けっぱなしにして出かけるのははばかれます。

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2階の部屋にしても、梅雨の時期は窓を開けていると雨が入ってまずいことに!

しかも風というのは入口と出口がなければ通らないのです。つまり窓を開けても、ドアを開けっぱなしで出かけなければ風は通らないということに。

管理人からは、シェアハウス用に大型の除湿機を2台ほど購入してもらえないかと依頼がありました。

住人のためになるならそれも悪くない話。

しかし、そのような業務用の除湿器を買ったとしても、ドアを閉めた個室の居室には全く効果がありません。

皆が使うリビングなどは湿気やカビの問題はないのですから、除湿機は無駄な投資となってしまいます。

 

小型除湿機は一つの選択肢

しかし、世の中には便利なものがあり、この商品のように↓、個室の除湿を可能にするコンパクトな除湿機もあるですね。値段は、一台五千円弱なので、悪くないです。

湿気に困っている部屋であれば、これも選択肢になるでしょう。

続いて検討したのが科学的防カビ。だけど費用はバカにならない

続いて、カビ菌を殺菌する防カビ製品。
悪くはない。
ですが、どれだけ効果が持続するのか?菌が再び繁殖すれば元も子もなし。
特に部屋干しをする女子の場合、湿度の上昇は避けられない!つまり、不快である!
ということで、一般家庭であれば良いかもしれませんが、今回は却下。費用は一見大したことはないですが、毎年、毎シーズン用意しなければならないので、大家としては、「却下」です。

たどり着いた解決策が、サーキュレーター

正直なところ、年がら年中エアコンをつけていれば、部屋にカビは生えません。

それが証拠に、冬場に「カビが生えて困る」と言う声はまず聞きません。(暗くて、換気が悪くて、それなりに温度が上がる風呂場などではあり得ますが)

 

カビは、ある一定の温度と湿度がなければ繁殖できないのです。

さらに、空気が滞留することで繁殖条件が整います。

 

つまり、

温度を下げる
湿度を下げる
空気を滞留させない

これらのどれかを達成できればカビに悩まされることはないのです。

エアコンの電気代は?

温度や湿度を下げるには、エアコンが考えられますが、これをつけっぱなしてしておくと、結構な電気代になります。

最低レベルの運転であっても1時間3〜4円はかかります。1日72円〜96円。1ヶ月で約3000円弱です。

おそらく生活上快適なのはエアコンだと思われますが、やはり電気代が高いのが弱点でしょう。

 

プライベート除湿機のとうなの?

湿度を下げるには除湿機!短絡的ではありますが、どストレートな解決策です。

この場合の電気代は、消費電力を38Wとすると、一月740円程度。これは経済出来ですね。

湿気を下げてカビを防ぐという目的なら、あり得る選択です。

ただし、朝晩一度ずつは溜まった水を捨てる必要があります。

 

扇風機は役に立つのか?

扇風機は空気を拡散すると言う目的からは効果的に思えます。

扇風機はモーターでファンを回して首を振るだけなので電気代は極めて安いです。

ただし扇風機を除湿・カビ対策として使うのなら、強で空気を拡散する必要があります。

扇風機の風は広がって直進しないため、弱や中では、 部屋全体の空気の拡散はできないでしょう。

電気代は強が40wとして計算すると、1日中使って、1ヶ月にすると、777円となります。

エアコンよりはずいぶん安いですが、プライベート除湿機を使うのと同じレベルですね。

風を送る直進性が引くため、強で使わないと効果が弱く、その場合、音もうるさくなるというのが弱点でしょうか。

 

サーキュレーターの電気代は?

空気の淀みを無くして循環させるには、扇風機よりも風力が強いサーキューレーターの方が適しています。

サーキュレーターは直進性が高く、レーザービームのようなイメージです。

消費電力を23Wとすると、つけっぱなしにしていても、月の電気代は450円程度。すごく安い!

ただし、直接身体に風を当てるという使用には適していません。

それぞれ一長一短ありますが、経済的で効果的なのはサーキュレーターということになります。

では、サーキュレーターをもう少し掘り下げてみてみましょう。

 

サーキュレーターはカビ対策や湿気対策だけでなく、部屋干しに最適

一昔前のサーキュレーターは、風を送る方向が固定されていました。

しかし最新のサーキュレーターは音も小さくなり首振り機能も付いています。

使い方によっては扇風機の代用にもなるのです。
しかもとてもコンパクトなので置き場にも困りません。

 

夏の嫌なエアコンの直接風や、冬に頭だけ暖かくて、足元が寒い!というのもこれで解決できます。

つまり、部屋の空気を循環させる効果が非常に優れているのです。

 

したがって、たとえ部屋を締め切っていたとしても、部屋の空気が常に動いており、カビ菌が付着して繁殖する隙間を与えない、ということになります。

特に一人暮らしの女子にはサーキュレーターが最適ではないでしょうか?

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アパートなどで一人暮らしをしている場合、洗濯物を部屋に干すことも多いと思います。

その場合もサーキュレーターを洗濯物に向けて稼働させておけば、カビ対策になるだけではなく、洗濯物も早く乾くのです。一石二鳥ですね。

 

しかも、価格は一台3000円ほど!

最も安くて、ランニングコストも安くて、年中使えて、水を捨てるという手間もかからない!

大家も満足、住人も満足!ということで早速15台発注しました!

 

まとめ

今回は家庭での湿気対策、防カビ対策についてまとめてみました。

世の中にはたくさんのグッズがあります。カビが生えてしまった後では、手入れも大変です。

何よりカビは体に良くありません。下手に吸い込むと喘息の原因になるとも言われています。

したがって何より重要なことは、カビをはやさないようにすること。

ただし換気が大事なことはわかっていても、専業主婦がいるような家庭でない限りはなかなか難しい相談です。

特に日本は最近とても湿度が高い熱帯雨林化しています(泣

カビ対策と言うと直感的に除湿機や除湿剤で湿度を落とそうと考えます。

それはそれで理にかなっていますが、除湿機でカビが生えないレベルまで湿度を落とすのは結構大変です。

そのため今回とった対策はサーキュレーターによる空気の循環。

これは、カビ対策はもちろんのこと部屋で過ごす空間を快適にしてくれる優れものです。

やはり淀んだ空気は気持ちもよどませてしまうでしょう。

たった3000円ほどの投資で何年間もの間快適に生活できるのです。

この時期だけではなく夏も冬も使えます。

あなたも一台どうでしょう?

 

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