スマートホーム、スマート家電コントローラー。いよいよ実用的なレベルにきましたね!
LS mini が我が家にやってきました。
それほど興味はなかったのですが、 LS miniの第2世代が1000円割引でキャンペーンをやっていたので購入してみました。
一時キムタクがテレビのCMで「電気つけて!」とかやっていたアレです。
元々我が家には Amazon Echo Dot (以下Alexa)があります。
Alexaに話しかけて音楽を流したり、 天気予報を確かめたりするのには役立っていました。
ですがそれ以外にはあまり使用用途もなく、「宝の持ち腐れかな」と思っていたのです。
ところが今回 LS miniを導入することによって、そのコンビネーションはとても快適な生活を実現してくれました。
これなら二つ(LS miniとAlexa)まとめて購入する意味はあります!まとめて約1万円!
ただし、メーカーのホームページを見ても、レビュー記事を見ても、いまいち使い方や登録方法が分かりにくいので今回記事にすることにしました。
私が設定し、そして使っていく上で困ったことの解決策をまとめましたのでどうぞご参考に。
スマート家電コントローラーどれがオススメ?
今回ご紹介するLS miniは想像以上にコンパクトで、そして製品としてUSB電源アダプターも付いています。追加で購入するものはありません。壁にかけて使うことが想定されますので、両面テープやネジ釘も一緒に入っていました。
音声入力をしないのであればこれを買うだけで、スマートホームの機能はすべて実現できます。スマホがマルチリモコンになるというイメージですね。
ただし、現在市場には様々なスマート家電コントローラーが投入されています。
なのでどれを買えばいいのか迷ってしまいますね。
私も、多少興味をもってざっと調べてみたときは、一体どれがいいのか、さっぱりわかりませんでした。下手な買い物をして損したくないし、、、、と。なかなか踏ん切りがつけられず、決断は先送りになっていたのです。
LS mini 2nd G | Nature Remo mini | Iriscargoスマート家電リモコン | ラトックシステム スマート家電リモコン | |
価格 | 5,980 | 7,538 | 3,699 | 6,665 |
搭載センサー | ・温度・照度 | ・温度 | ・温度・湿度・照度 | ・温度・湿度・照度 |
IFTTT | 対応 | 対応 | 未対応 | 対応 |
USB電源 | 同梱 | 別途購入 | 別途購入 | 別途購入 |
で、今回実際に購入してみての感想です。人って購入してからもあれこれ比較するもんです^_^。
ズバリどの機種を購入すればいいのか!?
答えは、
・IFTTTに対応
・AlexaやGoogle Homeに対応している
・デザインがあなたの好みにあっている
実際にすべてを試したわけではないので迂闊なことは言えませんが。これらの機器はソフトウェアをアップデートすることで機能が強化されていきます。
その意味ではそれぞれの機種に大きな差はないと思います。
正直なところセンサーによる自動制御はまだまだ発展途上なので、その機能の有無はあまり考慮しなくてもいいと思います。
例えばエアコンの温度は、現在のエアコンであればエアコン自体が自動で制御してくれます。
温度によって自動でエアコンがオンになったりオフになったりという機能。これが目玉のように言われていますが、私はこれを使うことはまずありません。
なぜなら温度や湿度の感覚は人やその時の状況によって変わるからです。例えば、男女でも暑い寒いは感覚が違いますよね。
また、ルーティンで、一定の時間になったら電源が入ったり消えたりする機能や、暗くなったら自動で照明が点灯する機能も、まず使うことはありません。
あったほうがのいいでしょうが、それくらいは機器本体のタイマーで実行できますからね。
帰宅前に、「エアコンの電源を入れる」というのは暑い夏の日には有効かもしれません。これはセンサーではなくスマホで遠隔操作できるので、どの機種でも差はないはずです。
LS miniのリモコン登録にはコツがいる
ここではLS miniのスマホへのアプリダウンロードや、LS mini の基本的な設定自体はスキップします。
なぜならこの部分は非常に簡単で間違いようがないからです。説明書の通りに作業を進めていけばどなたでも完了できるはずです。
家電登録にしても、LS miniには予め多くの家電のリモコンが登録されています。
指示に従ってメーカーを選べば、なんら苦労することなくあっという間に手持ちの家電を登録することができます。
ですがルールを設定したり、テレビの代わりにブルーレイディスクプレーヤーを登録することもあります。
例えば我が家の場合、ソニーのブルーレイプレーヤーの電源を入れると、テレビが起動し、さらにヤマハのアンプも同時に起動するようになっています。
テレビはモニターの役目しか果たさず、地上波もBSも全てソニーのブルーレイプレイヤーで視聴しています。
従ってLS miniの登録にはソニーのブルーレイプレーヤーをテレビとして登録し、各種機能を割り振る必要があるのです。
私はこの設定に手間取り、1時間近く時間をかけてしまいました😭
ですがやり方を覚えればほんの数10分で終了するでしょう。
LS miniの設定はいいから、早くAmazon Echoで声で操作できる方法を教えてくれ!という方はこの記事をすっ飛ばして下の議事にどうぞ!
ブルーレイプレイヤーの登録
まずはLS miniのスマホアプリを立ち上げて、一番下段の真ん中、「デバイス」をクリックすると下記のような画面になります。(下記画像はすでにいくつかのデバイスが登録になっています)
その次に、「+手動でデバイスを追加する」をクリックです。
すると次のような画面になりますので、真ん中あたりの赤外線リモコンをクリックします。
下記のように二行目に、ディスクプレーヤーが見えますね。それをクリックです。メーカー名がズラっと出てきますので、手持ちのプレーヤーのメーカー名を見つけてクリックです。
これで、プレーヤー自体はLS miniに登録されています。
問題はここからです。
LS miniにリモコンの機能を登録してカスタマイズする
元々 LS miniに登録されている機能を使うだけなら苦労はしません。
ですがリモコンの各種ボタンを新たに登録する時には、コツが必要です。
今登録したソニーの ブルーレイディスクプレーヤーは、電源ボタンのみが登録されている状況です。
従ってここからスキップやチャンネルの上下、音量の上げ下げを登録していく必要があります。
下記の画像はすでにそれぞれのボタンに機能が登録されている状態です。
画面の中で、薄くなっているボタンはまだ機能が登録されていないボタンです。
このような画面になるので、「ペア」をクリックして、リモコンをLS mini本体に向けて登録します。
しかし、簡単に登録できない人もいるのではないかと思います。
事実私はこの方法でリモコンボタンを登録しようとしてかれこれ1時間悪戦苦闘しました。
上記の図のように本体中央の LS マークと左斜め上の緑色のライトの中間あたりにリモコンを向けボタンを押すように指示されています。
うまくいかない場合はリモコンの赤外線部分を本体にひっつけるようにしてリモコン押すように書いているブログもあります。
ところがこれではうまくいきません!!
正直私は登録できないので返品しようかと思ったぐらいです!!
LS miniにリモコンボタンを登録するコツ(タイムアウトを避けよう!)
LS miniとAlexaの連携
さてLS miniのような スマートホーム、スマート家電コントローラを使ううまみは音声によって家電をコントロールできる点だと思っています。
そうでなければ昔からあるマルチリモコンと何ら違いはありません。
そこで早速LS miniとAlexaを連携させてみました。
随時追記していくつもりですが、現時点で実現できている連携について記述していきます。
現時点では、
テレビ関係のLS miniとAlexaの連携
「テレビをつけて」 と Alexaに話しかけると、ブルーレイプレーヤーの電源が入り、同時にテレビの電源そしてAVアンプの電源が入ります。
これは、超絶便利です!😁
テレビ関係の操作
これらは全て音声コマンドで実行できます。
電灯関係
「電気をつけて」 と話しかけると、ダイニングのライトが点灯します。「電気を消して」、で電気が消えます。
我が家のライトシステムは、リビングのライトはリモコンがついていませんので、この機能には対応できていません。
この機能を楽しむには、スマートホーム対応のLED電球に切り替える必要がありますが、まだそれを実行する予定はありません。
ダイニングのライトは赤外線リモコン式であらかじめメーカーが登録されていたので、簡単に登録できました。ダイニングに座った後で、電気をつけに行く必要がなくなりましたのでとても楽ちんです。
このシーリングライトにはファンがついているので、ファンのオン・オフもそのうちに登録する予定です。
エアコン
エアコンは本当に簡単です。
上述の通りデバイスの登録でメーカー名を選べば自動で必要な機能は全て登録されてしまいます。
電源のオン・オフはもちろん、暑かったり寒かったりしたときの温度を音声でコントロールできます。
ものぐさな私にはとても便利ですし、これでリモコンはリビングボードの引き出しの中にしまっておけます。
部屋がすっきりしてきれいになりましたよ。
LS miniをAlexaに登録する
LS miniをAlexaで音声操作するためにはAlexaにLS miniのスキルをAlexaに登録する必要があります。
このセッションは、Alexaのスマホアプリでの操作です。
スマホのAlexaアプリを起動してスキル・ゲームをクリックしましょう。
画面が切り替わったら、 右上の虫メガネマークを押してLS miniを検索します。
すると、LiveSmartカスタムスキルとLiveSmartというスキル2種類が出てきますので、二つとも有効にしましょう。↓
これで準備は完了です。
LS miniのコマンドをAlexaに登録する
LS miniでデバイスとして登録された家電と、ルールとして登録された動作がアレクサに登録可能となります。
例えばエアコンやテレビ電気など、 LS miniで予め登録されているメーカー名で登録したデバイスはそのままAlexa に登録することができます。
さらに、ルールを作って一連の動作をさせる場合のルールもAlexaに登録することができます。
例えば既述のように「テレビつけて」と言うことでブルーレイの電源を入れ→テレビの電源を入れ→アンプの電源を入れる、というような動作が一発で可能になります。
さらにブルーレイディスクの録画番組視聴中にCM をスキップしたいとか、録画をしたいという場合にも、このルールに登録してコマンドを実行させます。
LS miniでのクイックルールの追加
下の画面から、+クイックルールを追加をクリック。下の画像は、LS miniのスマホアプリです。
自分が行いたい動作をルール名として入力しましょう。例えば今回は「スキップ」とします。
録画した番組を見ているときに、「アレクサ、スキップして」という事でCMを飛ばせる様になります。
アイコンは何でも好きなものを選んでください。
入力が終わったら一番下のデバイスをクリックします。
+デバイスをクリックすると画面が切り替わり動作させる機器が現れます。
今回はテレビとして登録したブルーレイディスクを操作するので「テレビ」をクリックします。
するとブルーレイディスクの機能を登録させた画面になりますので、 今回はスキップを登録したボタンをクリックします。
画面が切り替わりますのでこの動作だけでよければ右上の保存を押します。
連続で何らかの動作をさせたい場合は、+デバイスをクリックして同様に登録しましょう。
これで LS mini での登録作業は終わりです。
再度Alexaアプリに戻って登録します!
アレクサでは、「アレクサ、デバイスを登録」でも作業が開始されますが、うまくいかない場合は手動で設定することになります。
スマホアプリのアレクサメニューの「定型アクション」を選びます。
画面が切り替わり、右上の+をクリックすると、下記画面になりますので、「実行条件を設定」の+をクリックします。
次の画面で、「開始フレーズを設定」をクリックします。
今回は、「スキップ」です。「スキップ」と入力して、次にアクションを追加していきます。
次の画面になりますので、スマートホームをクリックします。
続いて、デバイスをコントールをクリックです。
すると、LS miniであらかじめ登録した、「スキップ」がありますね!これをクリックです。次の画面で保存をクリックすれば登録終了です。
これで、「アレクサ、スキップして」と言えば、CMを飛ばせます。
視聴中番組録画や、ボリューム調整なども同様にして登録していきます。
若干手間はかかりますが、一度登録すれば、夢のような快適な生活が始まりますよ!
まとめ
夢が広がるスマートホームです。
今回記述しました機能以外にも、家の玄関を出てある程度距離が離れたら自動的に電源を全てオフにしたり、逆に家に近づいていったらエアコンや伝統が自動的にオンになるという設定もできます。
別途数万円の投資は必要ですが、カーテンを音声で開け閉めすることも可能です。
今回の記事にあげたようなレベルですと、合計1万円もかけないでご家庭の家電が音声でコントロールできるようになります。
宝の持ち腐れであったAlexa(アマゾンさんすみません!)がこれで重宝な相棒になったわけです。
ものぐさになって肥満体にならないように注意しなくっちゃ!ですね.