カボチャの馬車運営会社スマートデイズ 事実上破綻

時事
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カボチャの馬車運営会社スマートデイズ 事実上破綻

 

ニュースが飛び込んで来ました。

ベッキーさんのコマーシャルを流していたカボチャの場所というシェアハウスを運営している最大手、スマートデイズ が事実上破綻しているとのことです。

先日オーナー向けの説明会を開催したそうですが、呆れたことに出て来たのはスマートデイズ 社の取締役1人と弁護士2人、そして昨年資本参加したオーシャナイズの幹部、一人は代表取締役をオーシャナイズとスマートデイズ で兼任していると?

どうやら前社長の大地氏は1月12日付けで辞任(なぜこの時期に辞任が許されるのか?)してオーシャナイズ社長が代表取締役社長を兼任することになったとのこと。

オーシャナイズが何故このような会社に出資したのか、説明があったそうですが、釈然としない内容であったと。

社長同士が意気投合して、DDつまり十分な事前調査もせずに10億円程度の投資をしたが、その直後経営が傾いて、自分たちも被害者であるとの主張であったとのことですが、10億もの投資を調査せずに実行する株式会社などあるのでしょうか?

財務諸表を見れば利益が出ていないことくらいすぐにわかるはずですが?

しかもその投資資金は創設者の手に渡ったとのこと。

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スマトーデイズ破綻へのスルガ銀行の関わり

その直後にスマートデイズ社の経営が傾いたのは、スルガ銀行のシェアハウス向け融資が急遽ストップしたからだとの説明があったようですが、それも疑問です。どうも表面には出ていないカラクリがありそうですね。

スマートデイズ の言によると、他のシェアハウスを運営している同業者が立ち行かなくなった。それを知ったスルガ銀行がスマートデイズ 社も同じようになるのではないかということで融資をストップしたと。これは甚だ疑問ですね。

他社とスマートデイスになんの関係があるのか?シェアハウス向け融資をストップすればスマートデイズの経営状況を悪くするは当たり前です。それなのに何故スルガ銀行はそれを強行したのか?

スルガ銀行はスマートデイズ の状況を何も知らなかったのでしょうか?これまでで600-800億円ほどの融資を実行しているようです。そして今後どうするつもりなのでしょう?

スルガ銀行は被害者なのか?一棟二棟ならまだしも、600-800棟です。 支店だけの問題ではないでしょう。スマートデイズ の状況を知らなかった、で済む話なのでしょうか?

既に対策室が作られたようですが、オーナーのリスケなどは現時点では進んでいないようです。そうすると貸付金が一気に焦げ付きますが、業績への影響はどうなのでしょうか?スルガの株主も心配になりますね。

対策室とはなんの対策なのか?オーナーの苦情対策なのか?株主、金融庁対策なのか?

金融庁はこの件を把握しているのでしょうか?早晩知れることになるとは思いますが。

さらに疑問は続く、

それに端を発して、オーナーには昨年2017年10月分から保証家賃が元利だけしか支払われていないと言われています。

この案件、30年一括借り上げの家賃保証システムです。大東建託やレオパレスで問題になっているシステムですね。

だだし、これらの会社のシステムでもおおよそ十年程度は家賃が保証され、その後交渉となることが常で、いきなり大きな減額や保証家賃打ち切りという事例は聞こえません。

今回の件が既存の企業と違うのは、スマートデイズ 社は住人の就職斡旋やキャンペーンへの参加など家賃外収入を得るシステムを構築しているので、満室でなくても問題なく家賃を保証できる、と喧伝していた点です。

前社長の大地氏は、「近い将来に家賃を0にしても家賃保証を確保できる」といった将来構想を述べて顧客を獲得していました。他の家賃保証とは考え方が違う!というのがふれこみ。そして数年内には上場すると言ってオーナーを募っていたのです。

この話はガイアの夜明けや東洋経済など数々の有名なメディアにも取り上げられ、それを信用したオーナーも多いといいます。

ところが、実際には家賃外収入はほとんどなかったというのが実情だったのです。実情はシェアハウスの販売で利益を得て、それを家賃保証に回す。賃貸管理業務の収入も空室率が高いために高々しれていたと報告されています。

このような利益構造であったため、シェアハウスが売れなくなった途端に保証家賃を満足に払えなくなったのが実情です。

出席した取締役はこの事を十分に把握していなかったと抗弁したそうですが、それでは取締役の意味がありません。しかし有限責任ですからこれら取締役は罰せられません。詐欺罪の対象にはなるのでしようか?

被害者は誰?

さらに、先日のオーナー説明会では、「今後一律家賃は支払えない、家賃収入は業者への未払金や販管費に当てるので、家賃保証に回せるお金がない」との説明がなされています。

スマートデイズ 社は当面存続するので賃貸者は現時点では問題はないでしょう。ある意味被害者で、不安はあるでしょうが、家賃を支払っている限りこれまで通りの生活が送れるはずです。

しかしオーナーはどうなるのでしょうか?いきなり収入が0になる。賃貸者がいるにも関わらず一円の家賃も支払われないなど、許されるのでしょうか?

うまい投資話に乗っかって、あわよくば不労所得!そんなオーナーの投資責任はあるでしょうが、そんな単純な話ではなさそうです。

殆どのオーナーは自己破産を余儀なくされているようです。中には絶望して、、、家賃収入無くしてローンが払える人などほぼ皆無でしょう。

既にこの問題を解決する、管理を引き受けるといって弱みに漬け込む業者が現れ、インターネットやツイッターでオーナーに持ちかけているようですが、色々な策は教えてもらえるようですが、実際に実行するのは難しく、絵に描いた餅。

コンサル料だけ取られるという二次被害も広がりつつあるようです。(当サイトではご相談等は一切承っておりません。情報をお出ししているだけです)

オーナー説明会では十分な説明がなされず、不安のみが募っているようですが、オーナーの問題のみならず、今後大きな社会問題となることは必至ですね。

ちなみにスマートデイズ 社の設立者は以前ビデオ安売り王を営んでいた佐藤太治氏とのこと。

一筋縄では終わらない案件になりそうですね。