Uber Eatsって最近話題の副業なんですね。
ちょっとした空き時間にアルバイトができる。
稼ごうと思えばしっかり稼ぐことができる。
最近は自宅で仕事をする人も増えて出前が大流行だとか。
しかも面倒な人間関係なんて気にしなくていい、と噂される今時のバイト。
だけど実際にどれぐらい報酬を得られるのか?
なにか面倒なことはないのかなど、疑問も多いようです。
そこで今回はUber Eatsで実際に稼いでいる人たちの意見をまとめて分析してみます。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。どうぞ最後までお付き合いお願いします。
まずは、Uber Eatsを知っておこう
そもそもUber Eatsってどういうものっていう場合には、詳しい解説をこちらの記事で紹介しています。
まず覚えておくべきことは、Uber Eatsは比較的簡単に収入を得られる配達の仕事ですが、アルバイトではありません。
Uberという会社に雇われるのではなく、パートナーになって個人事業主として稼ぐということなんです。
なのでUber Eatsの報酬は、時給制ではありません。完全歩合制です。人によって得られる金額が変わります。
Uberの公式ページには下のように記されています。
お支払金額
お支払い = (1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン[不定期] – (4) サービス手数料 35%
そうは言っても、気になるのは時給換算でどれくらい報酬を得ることができるか?月にどれくらいの額になるか、でしょうか?
そこで口コミや体験談を拾ってみると、
一回の配達で得られる金額はおおよそ620円から2,000円、時間給で1,500円程(1300-3,000円)といったところになります。
配達する距離や時間帯によって金額が変わります。コツを覚えるとより多く報酬を得られるようになるようです。
結論から言います。あなたの頑張りによりますが、月20万円〜稼ぐことは不可能ではなさそうですよ!
Uber Eatsの報酬の仕組み
それでは、しっかり稼ぐために、報酬の仕組みを詳しく見ていきましょう。
基本報酬
受け取り料金=300円
注文を受けたレストランまで取りに行ったら一回につき300円支給されます。
ヒント!!どんなに遠いところにあるレストランに行っても料金は同じなので、遠いレストランはスキップ。近いレストランを選びましょう。
レストランから配達先までの料金=150円/Km
レストランから配達先までの料金は遠いほど高くなります。
ヒント!!ここの料金を稼ぐために自転車で始めた人がバイクに切り替えることも多いようです。
受け渡し料金=170円
最終的に料理を注文先にお届けしたら170円の収入。
ここまでで最低基本報酬620円ということになりますね。
ブースト
ブーストと呼ばれる特別インセンティブがあります。
これは基本料金が1.数倍になるというものです。
例えば雨の日でUber Eats配達パートナーが少ない場合や、曜日や時間帯によってブーストの倍率は変わります。
さらにその配達パートナーのお客さんからの評価や、注文の受け具合によっても変わると言われています。
Uber Eats配達パートナーの仕事に慣れてくると、どの時間帯どの場所でブーストがかかるか、ということが分かってくるので、効率よく報酬を得られるようになるとレポートしている人が多いです。
クエスト
クエストは配達回数などの条件を達成すると、配送料に追加で支払いされるインセンティブです。
例えば8回配達を完了すると追加で4,000円支払われるというようなものです。
どのようなプロモーションがもらえるかは、配達パートナーによって異なります。
専用アプリの中でどのようなインセンティブが自分に与えられているのか、確認することができます。
特別キャンペーン
時々Uberの気まぐれで?キャンペーンが発表されます。
いつどのようなキャンペーンが実施されるかは分かりません。
例えば過去には戌年を記念して、11名の方に11,111円がプレゼントされる抽選が行われました。
Uber Eats配達パートナーの方には事前にキャンペーンがお知らせされるようです。
サービス手数料
最後に、サービス手数料は35%です。もらう方ではなく、差し引かれる料金です。
これは基本料金にかかる手数料。ブーストや特別キャンペーン、インセンティブにはかかりません。
上記基本料金は620円でしたね。この場合は、217円引かれるということです。
これら全部を考慮して、時給換算で1,500円程度ということになります。
もちろん、
完全歩合制なので保証はされません。
注文が少ない場所で待機していると時給1,000円も行かない可能性もあります。
しかし、上手くやれば、数千円!
なので皆さんいろいろと工夫しているようです。
報酬の支払い
配達報酬は週ごとに受け取れます。
月曜日の午後4時を締め日として週に一回支払いが実行されます。
通常翌週の月曜日までに支払われます。また支払いは専用アプリから確認できます。
支払いは海外からの送金で、銀行振込になります。
登録は全て英語で記入することになりますが心配することはありません。
東京都と書くところを「Tokyo」と書くレベルです(笑)
Uber Eatsで配達できる場所
現在、Uber Eats は 東京・横浜・川崎 および 大阪で実施されています。
京都、神戸もリストにはありますが、まだ稼働していないようです。
進出している都府県でも、効率の良い場所とそうでない場所があるとの事です。
高級住宅街、特に高層マンションがある場所と、オフィース街がオススメの場所です。
東京以外の地域マップは英語版での提供になっていますのでご了承ください。
さて、あなたはどこを狙いますか?!って、自分で決められるところが人気なんでしょうね。
東京
神奈川・川崎
大阪
保険
Uber Eatsの配達は、自転車やバイクを使いますので事故について知っておきたいですよね。
誰かにぶつかったりしたらどうなるのか?配達の料理をこぼしてしまったらどうなるのか?
現在は配達パートナーとして登録すると自動的に保険に加入されます。
人にぶつかって怪我をさせたり、万が一死亡させた場合には保険が適応になります。ただしこれは自転車だけです。
バイクを使う場合にはご自身で保険をかける必要があります。
商品の料理をこぼしてしまった場合は保険がカバーしてくれます。
料理の受け渡し時に誤って火傷をさせてしまった場合なども保険でカバーされます。
ただしあなた自身の怪我や所有物の破損については補償の対象外になります。
安心のために数千円程度の保険をかけることも考慮してみてください。
Uber Eatsで働くために必要なもの
Uber Eatsの配達パートナーになるための面接などはありませんので、面接で落とされるという心配はありませんよ!
必要な書類は身分証明書とプロフィール写真だけ!
原付を使用する場合は、運転免許証と自賠責保険証書が必要です。
詳しくは公式ページで。
その他に用意しておくべき小物たち
スマートフォン
これは必須です。これがないと注文を取れません。
スマホホルダー
地図を見ながら配達するので、よほど地理に詳しくない場合はこれも必須ですね。
モバイルバッテリー
スマホが必須なら、モバイルバッテリーもほぼ必須ですね。電池切れになったらそこで終わりです。何しろ注文をとって料理を預かってから電池が切れたら最悪です!できるだけ大量のものが良いでしょう。
ペンとメモ
それほど使うことはないと思いますが、あったら便利!レベルです。
ハンカチかタオル
これは持っておいたほうがよさそうですね。
自転車を使う場合はもちろん、バイクであってもお客さんに料理を届けるのですから清潔感は大切だと思います。
お客さんからの評価が高いと、クエストの内容が変わるようですし、注文が来やすくなるとのレポートもありますよ。
Uber Eatsで稼いでいる人たちの体験談
では実際にUber Eatsで稼いでいる人達はどのような状況なのか?
十分に稼げているのか?いないのか?
始めた後で何か気づいたことがあるのか、その辺りをまとめてみました。
Uber配達パートナー吉田さん(仮名)
吉田さんは都内でUber Eats配達パートナーをする男性です。
最初は普通の自転車でUber Eatsを始めました。
しかし、Uber Eatsは配達の距離によって報酬が変わる事に気づきました。
それならと、比較的遠くまで配達できるバイクに変更したとのことです。
バイクはもちろん原付ですね。メインテナンスが楽でいいと。
お住まいがUber Eatsの人気の場所から離れているので、バイクの駐輪場を借りてそこまで通ってUber Eatsの配達パートナーをしています。
彼曰く、これまではUber Eatsを紹介した人と紹介された人にキャッシュバックがあったので、美味しかった!
それを目当てにUber Eats配達パートナーになる人が多かったとのこと。
しかしその紹介制度も、今は紹介した人に25,000円の紹介料が入るだけになったと報告しています。
吉田さんのUber Eatsに関する感想
Uber Eatsは1回あたりはそんなに稼げないけれども、一日中頑張れば2万円ぐらいは稼げます。
稼ぎのコツは比較的遠くまで配達できる原付やロードバイクを使うこと。
それからピックアップ先が遠い場合にはキャンセルしてしまうことですね。
それによって効率よく稼ぐことができますよ。
それから結構パケットを消費するので無料 wi-fi スポットなどを利用する方がいいですよ。
配達パートナー 太田(仮名)さんの感想
太田さんはUber Eatsが人気があると聞いて、実際に配達パートナーになってどれぐらい報酬を得られるか?
どうしたらより多くの報酬を得られるかを実践しているサラリーマンです。
主な活動エリアは三軒茶屋だったそうです。
三軒茶屋あたりではコンスタントには配達依頼が来ません。ピークタイムでも1時間に2件程度です。
なので最近はできるだけ渋谷でやっています。
ドコモのレンタル自転車を使うととっても便利で月額4,000円で乗り放題です。
渋谷だとガンガン注文が入るので結構稼げますよ!
1日やっていれば1万円ぐらいは十分に稼げますね。
配達パートナー 川辺(仮名)さんの感想
川辺さんは2017年の3月からUber Eats配達パートナーを始めたそうです。
最初の頃はあまり稼げなかったようですが、今は配達先からの評価も上がりずいぶんもらえるようになったとのこと。
川辺さんが気をつけていることは下記の通りです。
・清潔感のある服装をする
・ヘルメットは必ず脱いで、店内やマンションに入る
・Uber Eatsの大きなバックは持ち歩かない
・笑顔で挨拶をして、両手で受け渡しをする
・テキパキと迅速に配達する
・サランラップやテープを持参して、心配な時は使用する
配達初心者の頃はあまり依頼が入りにくかったりしますが、評価や実績を上げていくことで更に効率よく報酬を得ることが出来ます。
私は途中からバイクでの配達に変えました。実際、自転車で行っている時とバイクに変えてからは注文のお店が変わりましたよ。
どちらが報酬を得られるかと言うと、やはりバイクの方が報酬額が大きいと思いますね。
週末や地域によってはインセンティブがついて一回の配達で2,400円稼いだこともありますよ!
Uber Eats配達パートナーをしているけど、、、な丸山さん(仮名)
私は経験上Uber Eatsで1日3万円以上もらえるなんて嘘だと思います。
その理由は、 BIG tomorrow のインタビューに登場した、タケさんという方の稼ぎを知ったからです。
Uber Eatsのためにレンタルサイクルの整備の会社まで立ち上げて、ガチでやっているこの人の月の収入は、30万円程度だということです。
1日に3万円稼ぐのなら1月で90万円ぐらいいくはずですよね!?
申し訳ないですけど配達の仕事だけでそんなにいくはずはありませんよ!
私は時給換算だと、1,117円ですよ!
丸山さんは自宅が池袋なので、池袋周辺でUber Eats配達パートナーをしているとのこと。
ですがこの辺りはあまり稼げないみたいですね。
実際に経験している丸山さん曰く、
Uber Eatsで稼ぐにはバイクを利用してインセンティブを活用してエリアを選ぶこと。
経験上効率よく報酬を得られるのは、代々木、渋谷、恵比寿、六本木、新橋エリアだと思います、とのアドバイスを述べています。
Uber Eatsブロガー達の体験談まとめ
ここまでUber Eatsの配達パートナーとして頑張っている人達のブログから抜粋してみました。
わざわざブログを立ち上げている人達ですからそれなりに稼いでいるでしょう。
稼ぎ方のコツも知っているのだと思います。
彼らの情報によると、注文が多いエリアで一日中頑張れば、日によって3万円程度の報酬を得られるというのは嘘ではないようです。
10時間で33,000円稼いだことをアップしているブログもありますよ。
ですが、毎日コンスタントに3万円いくかというと、そうではない。波があるようですね。
ブロガーの場合には紹介制度を活用してクーポンを配布することで、紹介料を得ることを目的にしていることもあります。
ですから大きな報酬を得られるということを鵜呑みにはできないです。
それでも場所を間違えなければ、1日頑張って1万円平均というのはあながち嘘ではなさそうです。
では、Twitterもみてみましょうか
まずはどちらかというとネガティブなTweetから。(ウーバーでは配達する人たちを配達パートナーと呼んでいます)
思うに新人さんが続かない理由って
・僻地とは知らずにそこでやってるから稼げない
・スマホの性能低すぎてUberでの使用に耐えられない
・車両の性能低すぎて体力が続かない
・個人事業主だと理解してない(バイト感覚でUberを頼りすぎ)
のどれかよね。特に最後を理解してないとUberEATS向いてない。— Fields@6月売上ゼロ計画 (@fields81113) August 26, 2018
現状の日本のUberEATSは一回で受け取れる平均金額が500円くらいとして、1時間平均で2.5回配達したとしても1250円くらいしか稼げないので、普通のバイトより多少良いくらいで何かあったら全て自己責任。
はっきり言って今のままだと本業でやるには安すぎだわな。— 静電気バチオ (@kaz_uber) April 19, 2018
ここ最近になって「ubereats 稼げない」で自分のブログにアクセスされる方が急増してるので、いよいよUberEATSの配達員で本格的に稼げなくなってきている感じがしますね…
— 赤チャリ(UberEATS配達員) (@redcycle_) March 29, 2018
UBEReats大阪配達員が稼げるとかマジで都市伝説。東京は稼げてるのは事実。やり方次第で〜とかツイッターやってない人は〜とか脳内でしかないから。インセない平日は時給換算で900いけば良い方。あ、嘘。私はある方法で毎回時給換算1500円くらい。やり方は秘密だけど。ま稼げないけど頑張ろうやで!
— UberEats大阪 サバトラ (@UberEatsSabacat) August 11, 2018
Uber Eatsでアルバイトをする人が増え、競争が激しくなってきたのでしょうか。
あるいはやり方が分からないのか?
Uber Eatsで稼げないという人も増えてきているようです。
ポジティブなTweetもあります。
ubereats配達員始めました。
不慣れですが毎回ドキドキですが新しい働き方に楽しみながらやってます!— shiho@ubereats京都 (@hercuteness0211) August 24, 2018
自転車で、普通に #UberEATS やってて 、
8時間→10000円前後
12時間→13000円前後くらいは….いくでしょう?
俺、稼げないっていう人は、どんくらい稼ぎたいのかわからんけど、俺は、「毎日、いきなりステーキで1番高いステーキ300g食べれれば幸せですよ。」
な、稼ぎでいいですよ。
— toshi_kodachi (@Toshi_kod) June 1, 2018
Uber Eats Twitterのまとめ
Twitter では稼げない、やってられないというツイートが投稿されています。
またUber Eatsの配達パートナーになることを勧めるものや、配達パートナー募集の広告のようなツイートも多いです。
結局、どれくらい頑張ってどれくらい報酬を得ることを期待していたのかで、つぶやきも変わりますから、難しいところですね。
ブログのまとめと同じく、楽に毎日2〜3万円報酬を得ようと思うと、当てが外れた、という感じですね。
Uber Eatsのメリット
Uber Eatsの配達パートナーをしている人たちのブログやツイッターを調べ、そこで述べられているメリットをまとめました。
- 時間やシフトなど拘束されることが少ないので自由に働ける
- 嫌な上司などに命令されることなく人間関係が楽
- やり方やコツを覚えれば1日に1万から2万円ぐらい報酬を得られる
- 採用面接などがないのでやりたければ誰でもできる
他にもまだメリットはあるかもしれませんが、まとめると上記の四つになるでしょう。
Uber Eatsのデメリット
良いことづくめのようですが、やはりデメリットもあります。
- 配達パートナーになっても報酬は保証されない
- アプリを ON にしていても注文が全く入らないこともある
- 場所が悪いと思ったほど稼げない
- 一人でやるので結構孤独感を感じる
- 自転車でやる場合には結構疲れる
- 必要経費は全部自腹、確定申告も自分でやる必要がある
まとめ
今回は Uber Eats 配達パートナーについてまとめてみました。
Uber Eatsを利用するレストランやお客さんが増えてきて徐々に話題になってきているようです。
都内では電車の動画広告でも宣伝していますね。
配達パートナーをふやすためにUberもそれなりにプロモーション経費を使って力を入れています。
現時点では、場所を選んでオートバイを使えばそれなりに稼げそうです。
ですがブロガーが宣伝するほど楽に報酬が得られるものではなさそうですね。
空いた時間に少しだけやってちょちょいと小遣いを稼ぐ、というものではないように思いました。
同時に個人事業として本職として稼ぐというのも覚悟がいりそうです。
世の中、簡単に報酬が得られる仕事というのはありませんよね。
自分なりに工夫をして努力した人の稼ぎが増える。当然といえば当然のことです。
ただ単に登録して待っているだけだと月に数千円から数万円。
さてあなたはどうしますか?
現在日に日に登録者が増えて配達業に従事している人が増えているようです。
もし時間があるのなら、登録して実践してみてはいかがでしょうか?
検討する前に、Uber Eatsに登録して、一度料理を頼んで見るというのも手ですね。
Uber Eatsがどれほど便利なのか?役に立つのか?注文する人の気持ちがわかりますよ。
残念ながら、もうUber Eatsでそれなりに稼ぐのは難しくなってしまいました。新型コロナの影響で外食を避ける人が増えて配達パートナーが激増!!普通にちょっとした自転車で空き時間に稼ぐという姿勢ではあまりに効率の悪いバイトに成り下がったと言わざるを得ないでしょう。