ダイナースで減損処理?そろそろプレミアムカードの更新やめようか?

diners クレジットカード
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日本経済新聞社は、三井住友トラストホールディングスはダイナースクラブについて約120億円を減損処理する方向を決めたと報道しています。

ダイナースクラブは三井住友信託銀行がシティグループから2015年に400億円強で買収したものです。

ところがその後、富裕層の支持を得られず、さらにはサービスを改悪し、純利益は10億から20億円程度に留まっている模様とも。

赤字ではなく買収費用の減損ですね。

一方でダイナースクラブのライバルと目されるアメリカンエクスプレス・ジャパンの平成30年12月31日現在、第28期決算公告においての当期純利益は82百万円でした。

そこから考えるとダイナースクラブが10億から20億円程度の純利益を出しているのは大したものです。

それでも、個人的には長年愛用してきたダイナースプレミアムのバラマキを始めたり、特典の改悪をするのは心穏やかではありません。

マイレージプログラムも年間10万マイル迄の移行に制限されたり、ANAに至っては年間たった4万ポイントしかマイルに移行できなくなってしまいました。

更に年会費は13万円と安くはない。

ステータス性が魅力なカードですが、三井住友が今の様な経営しかしないのなら、思い切って解約して、そろそろ他社の単なるゴールドカードレベルに切り替えようかと思案してしまいます。

それでも10年も使っているカードですから名残惜しいですね。

ダイナースの平カードを手に入れて、「いつかプレミアムカードを手にするぞ!」と意気込んだ若い頃を思い出します。

という事で、再度ダイナースプレミアムを更新すべきか、他のカードに切り替えるべきか詳細に検討してみました!

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まずはダイナースプレミアムで本当に使っているサービスの洗い出し

ダイナースプレミアムには非常に多くの特典が付与されています。

カードを入手した当初は嬉しくて色々な特典を使いましたが、流石に10年も経つと使うサービスは絞られてきます。

私が使っている特典は、

ダイナースグローバルマイレージ
銀座ラウンジ年4回ほど
東京D’sラウンジ年1回ほど
エグゼクティダイニング年2〜3回
おもてなしレストラン・銀座ウィーク・イタリアンウィーク
空港手荷物宅急便
プライオリティーパス
誕生日プレゼント
法律・健康相談
海外旅行保険
ショッピングプロテクト
見栄(笑

 

くらいです。

もちろんハワイに行った時にはLeaLeaトロリーやラウンジを使いますが、毎年行くわけではないですからね。

これらを金額換算するといくらになるか?

計算したことがないのでやってみる事に。

 

しかしダイナースプレミアムカードをやめるなら、次に使うカードを決めなければなりません.

ダイナースプレミアムを解約して替えるならどのカード?

クレジットカードにもたくさん種類がありますから悩むところですが、ダイナースプレミアムを解約するということは、私の場合はもうステータスは問わないということ。

ということで、私の選択基準は下記の通りです。

1. ユナイテッド航空のマイレージがよく貯まる

2 .海外旅行保険は自動付帯で5000万以上かつ携行品保険も付いている

3. 家族使用分を合算できる

なぜユナイテッド航空のマイレージか?

それはマイルを使ったビジネスクラスでの航空券取得で一番つかいやすいからですよ!

 

調査の結果、

代替候補はMilagePlusセゾンゴールドカード

 

このカードですと、1,000円で15マイル獲得できるのです。

ダイナース プレミアムの100円2マイルには及びませんが、高還元ですね。

ただし、携行品保険は相当しょぼいですが、仕方ないです。

家族会員は1名につき5千円。これも仕方ないです、我慢。年会費一万五千円と合わせて、家族で2万円。これは安い!

ダイナースプレミアムで発行してもらっていた親の分の家族カードはこの際諦めましょう。(ダイナースプレミアムは、家族カードは何枚でも無料なのです)

 

では早速ダイナースプレミアムをMilagePlusセゾンゴールドカードに切り替えた場合とを比較してみましょう。

何しろダイナースプレミアムは会費が13万円ですから、ひょっとするとMilagePlusゴールドカードの方が断然お得ってこともあるかもしれないと、密かな期待と、では今まだ何をやってきたんだ??という恐れが葛藤します(笑

 

ダイナースプレミアムとMilagePlusゴールドカード、どっちが得か?

結果は、

年間500万円の使用ですと、間違いなくダイナースプレミアムに軍配が上がります。

年間400万円でも、ダイナースプレミアムの勝ち。

計算上は年350万円でイーブンでした。

なるほどなるほど。

下のチャートをご覧ください。

東京ーロサンゼルス 必要マイル数 Yen/Mile
2020 3月7日 3月14日 595,660 160K+6,080円 3.7

2020年3月のユナイテッド航空、東京ロサンゼルス空港間の往復ビジネスクラスの運賃と必要マイル数を調べました。

運賃は10ヶ月前の現在で595,660円。
リワード航空券に必要なマイル数は16万マイル、プラス6,080円でした。

ここから、ここから1マイルの価値を3.7円と計算しました。

さらに比較を進めます。

使用額 5,000,000円
ダイナースプレミアム 年間上限100,000マイル
年間お得額 417,488 130,000 年間支出額
Mile Value 368,488 130,000 年会費
銀座ラウンジ年4回 8,000
大丸D’s年1回 2,000
エグゼクティブダイニング 20,000
法律相談など 4,000
プライオリティパス 5,000
ごひいき店・サインレス利用 10,000
差額 0 287,488 差額
MileagePlusセゾンゴールド 年間上限75,000マイル
年間お得額 276,366 0 20,000 年間支出額
Mile Value 276,366 20,000 年会費
銀座ラウンジ年4回 0
大丸D’s年1回 0
エグゼクティブダイニング 0
法律相談など 0
プライオリティパス
ごひいき店利用
差額 0 256,366 差額

 

このチャートは、年間500万円をカードで使用した場合をシミュレーションしたものです。

私が普段使っている特典をおおよその金額で換算して入力してみました。

残念ながらMilagePlusセゾンゴールドカードには私が使いたいような特典はありません。
モールでの買い物のポイントアップなどはダイナースと変わりはありませんので省略しました。

結果、ダイナースの方がお得であることがわかりました。

既述のごとく、年間支出額が350万円で両者イーブンになります。

 

と言う事は、私の場合は、切り替えると損する事になります!

更に切り替えには、電気代や携帯代など自動引き落とし先を全て変更する手間がかかり、これが私にとっては結構重荷です。

高いスイッチングコストというやつですね。

ということで、しばらくはダイナースプレミアムを使い続ける事にしました。

まとめ

大変お騒がせしましたが、浮気ごごろを収めて、しばらくは皆さんと共にダイナースプレミアムホルダーとしてその特典を享受する事にします。

他の記事でも書いていますが、ダイナースプレミアムの魅力はなんといってもそのポイント、還元率の高さ。

 

それが改悪されないかぎり、そしてユナイテッド航空のマイレージプログラムが改悪されないかぎり、切り替え検討は無駄ですね。

 

それでも、それでもやはり三井住友には頑張ってもらいたい。ダイナースプレミアムを持っていて良かったと思えるようなカードにしてもらいたい。

でも、アメックスよりは利益が出ているのだから、さっさと損切りして、良いサービス編み出してくださいね❤️

 

そうで無いと、あまりマイルに興味がないユーザーに見放されますよ!!

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