玄関タイルシートの張り替え実践!天然大理石に変えた作業工程を紹介

住まい
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今回使用した資材一覧

それでは、今回使用した資材をご紹介しましょう。

 

 

・台湾蛇紋大理石タイル

・ディスクグラインダーとダイヤモンドカッター

・接着用のモルタルと目地

・タイルレベリングセット

・ヘラ

・くしめコテ

・雑巾2〜3枚、ゴム手袋、スポンジ、大きめのゴミ袋

 

 

 

台湾蛇紋大理石タイル

同じものが欲しい方は、下記の文字の部分をクリックしてください。

ディスクグラインダーとダイヤモンドカッター

タイルを切るためにはディスクグラインダーか丸ノコが必要です。価格はディスクグラインダーの方が圧倒的に安く、ディスクグラインダーであれば、光沢がなくなってきたときに研磨機としても使えます。

石を切るためには「ダイヤモンドカッター」も必要です。

今回使用したのは、Makitaの9533BとおうちDEPOのダイヤモンドカッターです。

Makitaの電動カッターには高速回転の9533Bと、低速高トルクの9533BLという機種があります。どちらが良いかは好みですが、沢山の石を毎日切るような場合は9533BLの方が良いとのことでした。

しかし、少しの石を切るのなら、1000円ほど安い9533Bで十分であり、こちらの方が早く切れるとのことで9533Bを購入しました。

 

そして、石を切るためのダイヤモンドカッター。わたしは近所のOlympicで購入しましたが、画像のようなスリットが多く入っているタイプのものが、綺麗に切れるようです。スリットが少ないタイプは早く切れますが、切断断面は綺麗ではないということで、こちらを購入!

 

接着用のモルタルと目地

モルタルを混ぜて作るのは大変なので、こちらのボンドを購入

目地は、タイルが深い緑色なので黒色にしました。

タイルレベリングセット

そして、これは必ずしも購入の必要は有りませんがら、あれば完璧になる優れもの。こう見えて(どう見えてるのか、実は知らない!)私は完璧主義なのです。
これはタイルレベリングセットです。タイルの段差を無くし、さらに均一な目地幅を確保するためのものです。
これで目地を入れても綺麗に見えるハズ!です。


タイルレベリング セット スペーサー 目地幅3mm 100個 + クサビ 100個 + フロアペンチ 1個 タイル施工補助具

 

ボンドをつけたり、目地を綺麗に埋めたりするために、ヘラまたはコテが必要

くしめコテはボンドを塗る時に必須です。

これら以外に、雑巾2〜3枚、ゴム手袋、スポンジ、大きめのゴミ袋を用意しました。

玄関のタイルを大理石に変更!実際の施工

変更前の画像がこちらです。

これは、玄関に大理石風タイルシートを貼ったものです。

見た目は悪くないでしょ?

しかし、光を反射させると、下のタイルのザラザラ感が出ていますね。

 

これが仮置きした大理石の画像です。
柱や壁に合わせて、大理石をディスクグラインダーで切断しました。
切断自体は思っていたほど難しくありませんでした。
しかし、慣れないと最後の数センチで石が割れて、欠けてしまうことも。
切断を慎重にするとともに、1枚か2枚、予備のタイルを買っておいた方がいいかもしれません。
さらにもう一つ!
タイル切るときは、玄関は閉めておきましょう!
粉塵は思いのほか飛び散ります。玄関を開けたまま作業をしたのですが、タイルを切ったときの粉塵が部屋中に積もり、二階の部屋にまで及びました。
妻にこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。(本当はほとんど怒られていません。なぜなら自分で拭き掃除をしたからです笑)
さていよいよボンドをつけて貼っていきます。
これまで貼ってあった玄関タイルシートの上から大理石のタイルを貼ろうかと思いましたが、接着強度を考慮してシートは剥がすことにしました。

仮置きのタイルをとって、下地のこれまでのタイルが現れました

こうして画像で見てみると、とても汚れているのがわかります。
これでは家相としても絶対に良くないでしょう。

 

ボンドを床に塗っていきます。できるだけ均等に!

 

こういう「くし目のコテ」があると効率的に塗れますよ。

タイルを貼るときに、「タイルレベリングセット」を使って、目地の幅を3mmきっちりに整えます。
上の画像で、タイルに白いプラスティックを挟んでいるのが、セットの中のスペーサーです。
これをあらかじめ目地の部分において、その上にタイルを置きます。
3mm の目地幅が取れます。しかも均一に。なので仕上がりはプロの物と遜色有りません!

タイルレベリングセットの施工

タイルを全部敷き終わったら専用工具でタイルの水平を整えます。
ただ単にスペーサーに赤いプラスティックを差し込んで締めつけるだけです。
これでタイル間の段差がなくなります。超簡単!素人のDIYにはうってつけです。
この状態で数時間経てばボンドが固まりまら始めます。
私は一晩置いておきました。

スペーサータイルレベリングセットのスペーサーを外せ!

スペーサーはどうやって外すのかがよくわからなかったのですが、メーカーの推奨ではゴムのハンマーで外すか、それがなかれば靴のつま先で外す画像が載っていました。

私はゴムのハンマーは持っていないので、スニーカーです!

コツは、赤いプラスティックがついたまま、側面から勢いよく蹴ること!つまり、スペーサーを折って外すということです。
スペーサーの正面から蹴ってはダメだと説明されています。スペーサーの底面はタイルの下に残りますがそれで問題ないのです。

 

スペーサーを全部外したら、次は目地張りです。

 

ネットで見つけた黒い目地

市販されている目地のほとんどは白色です。

たまにグレーの目地も売っています。ですが黒色の目地は滅多に見かけません。今回なんとかネットサーフィンを駆使して黒色の目地を入手することができました!!

レビューで「これは黒ではないグレーだ」とおっしゃっている方がいましたが、水を入れてよく混ぜると確かに黒色になります。

目地貼りのコツは、タイルが汚れることを気にせず、目地材をコテを使って押し込んだ後に、平らにすることです。目地は、半乾きの時(少なくとも1時間から2時間は開けたいですね)に濡らしたタオルかスポンジで拭けば簡単に取れます。

 

目地貼りのコツ
タイルの汚れを気にせず、タイルとタイルの間に目地材を押し込み、素早く平らにすべし!!数時間おいて固く絞ったタオルかスポンジで余分な目地材を拭いとれ!

やっと完成した大理石張りの玄関

上が施工前、玄関タイルシートの画像

下は施工後、天然大理石の画像

 

どうでしょうか?

美しく輝き、歪みなく光を反射して、外の景色も美しく写しこんでいます。

タイル間の段差も全くありません。

素人のDIYにしては大満足の仕上がりです。

靴を履いたままで玄関に入るのがはばかれる美しさ!思わずサンダルは玄関の外で脱いでしまいました^_^

 

 

 

まとめ

今回は玄関のタイルを天然大理石に張り替える作業を実施しました。

タイルを切る作業は少しコツがいりますが、それほど難しいものではありません。

元々貼ってあった陶器のタイルの上に重ねて大理石のタイルを貼ったので、水平を取る必要もなく、感想としては「超簡単」と言って良いと思います。

材料費は工具を除いて、3万円かかっていません。これで玄関が超高級漂う天然大理石張りに変わるのですから、安いものです。

これで運気がもっと上がってくれれば言うことなしですね(笑

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