中高年の転職 何故難しいのか?転職に成功するには?

中高年の転職 何故難しいのか?転職に成功するには?

最近は早期退職制度なるものが実施されやすい環境になって、中年になってから職探しを余儀なくされている人も増えています。ですが、想像以上に中高年の再就職は困難を極めます。そんな中高年が転職に成功するにはどうすればいいでしょうか?

日本はずっと物価上がっていません、むしろデフレです。景気が良くなってきていると言われていますが、もちろん業種によって様々ですし、企業によって違います。

一つ言えることは、これまでの延長線上ではものを考えられず、今後すべての業種業態で大きな変化が訪れるということです。
これは過去の産業大革命以上の大幅な変化です。

日本の未来は???

皆さんお気づきのように、PCの普及、つまりCPUの発展によりAIが目覚ましい進化を遂げています。

このことについての詳細は割愛しますが、AIが進化することでますます人が必要なくなるのです。

過去、産業大革命にて機械が導入され大量生産が可能になりましたが、これからはAIによるテーラーメイドが可能になります。

人による細やかな対応がAIで可能になるのです。そうすれば、ますます人が必要になくなるはずです。

リストラにあったら勿論のこと、は八戸に手を打つ必要がありそうですね!

さて、ここから話を戻しましょう。

中高年の転職、再就職がむつかしい理由

geralt / Pixabay

 

中高年の転職、再就職は難しい。
このようなテーマで様々な意見が出されています。
その理由としてあげられているのは、

  •  給料があわない
  • 求められている技能が合わない
  • そもそもポジションの枠が少ない

つまり、あなたにとって満足できる、まともな募集がないのですよね。
求人情報を見ていると、それだけで鬱になってしまうくらい中高年向けの魅力的な仕事は少ないです。

それぞれを少し考えてみましょう

給料があわない

中高年、特に50代にもなるとそれなりの給料を稼いでいる、あるいは稼いでいたはずです。

その給料で生活をしていたのですよね。なので、応募する側としてはこれまでの給料と遜色ない給与でないと、生活のレベルが変わってしまいます。

雇う側としては、少しでも少ない給料のほうが経営上望ましい。安くてよく働いてくれる社員が一番ありがたいですよね。

しかも、若くてフットワークが良くて、素直な人はもっと安く雇える!

このミスマッチが大きな原因の一つです。

求人数はあります。探せば求人はあるのです。
ですが、その給料では働けないのですよね。わかります!

誰も、今より少ない給料で働きたくはないですからね。

いくら雇用されても、今の生活を維持できない、場合によっては節約生活をしたとしても毎月赤字になってしまうような給与では意味がないです。

ですが、これが現実です。だからこそ、転職や再就職には戦略が必要なのです。

求められている技能が合わない

求人誌やリクルートサイトを見ていて、これはいいな!と思った応募案件、結構スペック高くないでしょうか?

希望する給与が支払われるレベルのポジションですと相当な高スペックを求められるはずです。

これは有名、優良な企業であるほど、或いはある程度安定が見込める企業であるほどその傾向が強いです。

なぜならば、それらの企業で職を募集しているというのは、欠員補充のことが多いからです。即戦力がほしいのです。

日本の企業が欧米化してきていると言われて久しいですが、それでも日本企業はまだまだ日本企業です。

外資系企業と日本企業、自分の会社経営を経験した筆者は身をもって体験しています。日本企業は未だに、The日本企業で、歴史のあるなしはあまり関係ありません。

つまり、
ピラミッド構造なのです。40-50代といえば、管理職。
管理職でありながら実務をよくわかっている人材がほしい。

これは通常では出てこない応募だと思った方がいいでしょう。

ピラミッド構造の企業であれば、内部で昇格させる人材がいるからです。
それでも外部に人材を求めている。

そう考えれば、高いスペックを求められるのは当然のことでしょう。

一方、中小企業やベンチャーレベルであればその限りではありません。

若干のピラミッド構造はありますが、そもそもこれら企業では十分な人材がいません。なので内部から昇格させることもできません。

だからこそ募集をかけているのです。このような場合は、例え応募要件のスペックが多少高くても採用される可能性は結構高いです。

但し、これら企業の場合給料が低めであることが多いです。

そもそもポジションの枠が少ない

中高年の就職での根本的問題です。
そもそもポジションが少ないのです。

前項にてピラミッド構造のお話をしました。上に行けばいくほどポジションが少ないのです。にもかかわらず昨今では中高年で転職、再就職を余儀なくされている人が増えています。

これは先に述べた産業楮の変化により企業がリストラをしているからです。

念のためにリストラの定義を記しますが、リストラとは社員の首を切ることではありませんよ。

企業の構造改革です。環境の変化に合わせて構造を変化させないと、企業は生き残れません。だからこそ改革するのです。

改革が遅れた企業、インフラが大きすぎて改革できない企業は淘汰されます。

機械、設備の入れ替えや刷新、多角化や既存事業の縮小撤退、それに伴う人員整理なのです。

企業そのものが倒産すれば給与は支払われません、ですから人員整理は企業生き残りの為に必要な措置であり、これまで終身雇用制で人を解雇できなかった企業が欧米諸国との競争に勝てなくなりました。

それを打開するために、事業の採算性を元にした人の削減が法律上認められたことから、今後人の削減は益々増加するはずです。

ですが、リストラされるのは決まって中高年です。理由は明白です。中高年の給与はその働きに比較して高いのです。

一つの企業で10年も勤めればそれなりに業務をこなせます。20年もいれば管理能力も無十分ついています。

20年ということは新卒で入って42歳。これから考えると、50歳を超えた人材で並みの能力なら、いえ、かえって管理職に就いているような方ほどリストラターゲットになってしまいます。

あなたが優秀だとか、これまで多大な貢献をしてきたとかはほとんど関係ありません。

あなたがどの部署に所属しているのか、それによって、リストラされてしまうのです。

このような環境変化による人材が転職、再就職を余儀なくされているのですから、ポジションが足りないのは自明の理です。

ある意味、リストラされて外に出た時点で、まともな仕事にはつけないと考えたほうがよいでしょう。

いかがでしょうか?
そもそも論になってしまいますが、中高年の転職、再就職は至難の業なのは根本的な問題なんですね。

では、中高年が転職、再就職を成功させるにはどうすればよいか?

Free-Photos / Pixabay

 

という本日のテーマについて、順を追ってその戦略を記します。

中高年の転職、再就職が難しい理由は、給与が合わない、スペックが合わない、そもそもポジションが少ない、でしたね。

まず、給与が合わない場合です

これは、レンジで示されていることが多いと思います。例えば500万円~800万円という風な表示です。

このような場合には800万円+αで考えたほうがよいでしょう。

募集する側は安い方が良いのですが、良い人材が来れば、少なくともこの場合800万円を支払う用意があるということです。

800万円が上限とは限りませんよ!

もしあなたが相手の欲しているスペックを有しているのなら、➕アルファを狙いましょう。

それくらい強気の姿勢であれば、合格しやくすくなる傾向もあります。

 

逆に、自分の力は500万円程度かな?と思う場合(例えば現職が500万円程度の場合)は、採用される可能性は低いと思って応募したほうがいいでしょう。

なぜなら、この募集には800万円以上の価値を提供できる方が、それでもいいと思って応募してくる可能性が高いからです。

面接官が面接をするのですから、より能力が高い人を見てしまいますと、その方を基準に他の応募者を見てしまいます。

あなたが現在500万円くらいの価値でしたらダメもとの覚悟で応募するか、800万円以上の価値を提供できる根拠を示す必要があります。

このように書けば身もふたもないのですが、実は給料アップさせて転職することは可能です

採用される可能性は高くないですが、履歴書の書き方と面接次第で逆転できます。履歴書の書き方と面接の極意は別項にて

 

スペックが合わない

この場合、中高年の場合は応募すべしです。
例えば、薬剤師資格必須と書かれているのに資格なしで応募はできませんが、それ以外は大丈夫です。

自分でやれると思えばどんどん応募しましょう。むしろチャレンジ精神があると取られて採用されますよ。

あなたが培った数十年の経験で仕事はこなせるはずです。

この場合も履歴書の書き方と面接が重要です。

 

ポジションの枠が少ない

ポジション枠が少ないのはどうしようもない物理的問題です。
募集がないのでしたら応募するわけにもいきません。

このような場合には、よりたくさんの転職サイトを訪問して探すしかありません。

適当に探すと、出てくるのは運転手、配送、ビル管理、清掃、介護、くらいでしょう。

40代も後半になれば、募集職種はぐっと減ってしまいます。

ですが、希望はあります。募集する企業は必ずしも全てのリクルートサイトに募集をかけているわけではありません

募集をかけるだけでも登録料を取られますので、一つか二つのサイトしか募集をかけていないなんてことはよくあります。

なので、あきらめないでできるだけ多くのサイトを見て回りましょう。

更に、単に見て回るだけでなく、自分の履歴をきっちりと登録しておきましょう。

登録することで、後日先方からオファーが来ることがあります。

サイトを見て回るときの要点は、募集開始時期です。
数日前に募集が始まったばかりの案件を狙いましょう。

何日間も募集を続けている案件には何らかの問題があります。これを逆手に取る戦法もありますが、これについては別記事にてお知らせします。

毎日見ているといい案件が必ず出てきます。素早く応募してください。きっと女神が微笑みますよ!

まとめ

中高年の転職は構造的に難しい。
希望給与に合わない募集には応募しない。
給料アップの転職は可能です。頑張って逆転しましょう。

スペックが合わないというのは自分で卑下しているだけ、チャレンジ精神を出して応募して下さい。

就職サイトを毎日みてください。今日応募が始まった新案件があるかもしれません。

ポジションの枠が少ない、これは当たり前ととらえ、あきらめずに探すしかありません。あきらめて手ごろな職に就いてはいけません、必ず後悔します。あきらめずに探しましょう。

あなたの健闘を祈ります。